(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開平9-102065
(43)【公開日】平成9年(1997)4月15日
(54)【発明の名称】缶(ビン)ジュース(ビール)を多種類自動販売機に 容易に入れられる道具。
(51)【国際特許分類第6版】

  G07F  9/00    108             B65B 39/00                 
【FI】

  G07F  9/00    108             B65B 39/00        C        
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願平7-293213
(22)【出願日】平成7年(1995)10月5日
(71)【出願人】
【識別番号】595159220
【氏名又は名称】有限会社森商
【住所又は居所】神奈川県川崎市中原区井田241番地
(72)【発明者】
【氏名】森田 正治
【住所又は居所】神奈川県川崎市中原区井田241番地
(74)【代理人】
【弁護士】
【氏名又は名称】丸山 和也



(57)【要約】
缶(ビン)ジュース(ビール)の多種類自動販売機に缶(ビン)ジュース(ビール)を容易に入れられる道具。
【目的】 缶(ビン)ジュース(ビール)を多種類自動販売機に入れる時間を短縮する。
【構成】 缶(ビン)ジュース(ビール)の箱の蓋を開け、道具を箱に差し込み、箱を傾けることにより、缶がレールの上を流れ、多種類自動販売機に、(ビン)ジュース(ビール)を短時間に挿入してしまいます。



【特許請求の範囲】
【請求項1】 缶(ビン)ジュース(ビール)の箱に、図1のような道具を、ジュースの箱の、蓋を開けた状態のところへ差し込み、箱を傾けることによって、ジュースを、多種類自動販売機に、短時間で挿入してしまいます。



【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案により、いままで缶(ビン)を自動販売機に1箱分(30本)入れる所要時間は2分前後かかっていたが、考案した方法で行うと約5秒で完了する。
【0002】
【従来の技術】箱の上部の蓋を開け、手で1本1本、自動販売機に入れていた。かなり慣れた人でも、一度に4本を持つのが精一杯であり、いままでは完全に手作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】缶(ビン)ジュース(ビール)を、多種類自動販売機に入れる時間の短縮。
【0004】
【課題を解決するための手段】缶(ビン)ジュース(ビール)の箱に、図1の道具を箱に差し込むことにより、ジュースがレールの上を転がり、多種類自動販売機の中に入ってゆく。
【0005】
【作用】缶(ビン)ジュース(ビール)を瞬時(約5秒)に、多種類自動販売機に挿入できる。
【0006】
【実施例】缶(ビン)ジュース(ビール)が流れ込むように、多種類自動販売機に入ってゆく。所要時間は約5秒であった。
【0007】
【発明の効果】缶(ビン)ジュース(ビール)の販売業者が、2台の自動販売機がある店頭で作業をする場合、売れ行きの良い時などは詰め替え、集金などの作業に店一軒あたり約20分かかっていたが、この道具を使用すると、約10分の時間が短縮できる。1日に20軒の店を廻って作業すると約3時間の時間が短縮でき、労働時間短縮、若しくは営業の拡大が見込まれる。労働時間短縮は人件費の節約にも繋がる。店主や店員が店頭で自分で作業する場合にも、時間短縮が見込まれ、その効果は大きいと思われる。



【図面の簡単な説明】
【図1】製品の見取り図
【図2】製品の正面図
【図3】箱の側面図
【図4】製品をジュースの箱に差し込んだところ
【図5】多種類自動販売機にジュースを入れているところ
【符号の説明】
1 製品 2 ジュースの箱の上蓋 3 ジュースの箱
4 多種類自動販売機

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】
最終更新:2005年11月17日 18:46