2009-03-07
ステップ・モビール
ジオメトリック・アートの120ページに紹介されている、ステップ・モビールをつくってみました。ステップ・モビールは、ミュンヘン工科大学教授のユルゲン・リヒター・ゲベートと、幾何学アーティストのカスパー・シュワーベによる2003年の作品です。
材料と道具
カッターナイフ、はさみ、定規、穴あけパンチ、B5サイズの色画用紙、鉄筆（あるいはインクの出ないボールペン）
ステップ・モビールのPDFファイルを
こちらからダウンロードし、B5サイズの色画用紙に印刷してください。PDFファイルの表示と印刷にはAdobe reader が必要です。おもちでない方は、
こちらからダウンロード＆インストールしてください。印刷する前に、ファイルメニュー＞印刷設定で、用紙設定をB5にしてください。
つくり方
まず最初に、印刷した色画用紙の長辺の端を幅2mmに切り取ります。これは一番上のパーツを吊るすひもになります。続いて矢印部分で切断して7つの長方形にします（上の写真左）。すべての部品を縦に山折りで半分にします（上の写真右）。その際、鉄筆でなぞって折れ線を入れておくときれいに折れます。
1と2の間の円の部分（○）に穴あけパンチで穴を開けます（上の写真左）。その際、余分な場所に穴を開けないように注意してください。狙った場所にきちんと穴を開けるのは難しいです。そこで、穴あけパンチの裏ブタをはずし、裏側から○が見えるようにセットして、穴を開けてください（上の写真右）。
その後で穴まで切り込みを入れます（上の写真左）。一番下側になる1-2の部品以外は、1の端の実線に沿って切り込みを入れ、内側に折り曲げます（上の写真右）。あとは組み立てるだけ。上の写真左のように切込みを広げ、写真右のループを穴に通します。
なぜこの位置でバランスがつりあうのか？
を、説明しようと思ったのですが、非常にいい説明がネット上にありました。私にこれより上手な説明ができるとも思えないので素直に退散することにします。知りたい方は
こちらを参照してください。
参考サイト＆文献
関連項目
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最終更新：2009年03月08日 06:45
