2009-05-23



紙ヘビ(指ハブ)

紙ヘビは、沖縄の民芸品を元にした紙工作で、指ハブともいいます。紙ヘビの口に指を突っ込み、ヘビを引っ張ると抜けなくなります。

材料と作り方

材料

かぶきひも(75cmを4本)、木工用ボンド速乾、はさみ
かぶきひもは包装用品のお店で、1ロール300mのものが780円でした。

作り方

「のらねこ先生の 科学でいこう!」の88ページの作り方に従って作ってみました。長さに余裕のあるほうが編みやすいので、かぶきひもの長さは75cmにしました。両口のヘビのほうが面白く遊べますので、解説通りに両口で作りました。完成後の全長は20cmほどです。

紙ひも2本を使って、ひもの中央部分で左上の写真のように編みます。これを2セット組み合わせて、右上写真のようにします。

青、黄、赤の順に編んでいきます。以下同様に、交互になるように編んでいきます。

きつく編むと、出来上がりが細くなるので大人の指が入らなくなる場合があります。一方、ゆるすぎると子どもの指では食いつかずにすっぽ抜けてしまう場合があります。また、紙ひもの幅でも、出来上がりの太さを調節できます。荷物用のPPバンドで作ると、拳に食いつかせる用のものも作れます。

遊び方

紙ヘビの口に伸ばした指を突っ込み、紙ヘビを引っ張ってください。ヘビが食いついて離れません。引っ張って抜こうとすると、ますますヘビの口がキツク閉まっていきます。

両口のヘビを使うと、誰かさんとのスキンシップに役立ちそうです。夫婦の仲を確認するもよし、親子の仲を確認するもよし。おススメは、両口ヘビを使って子どもの両手をつないでしまうことです。その状態で、おしっこをチビるまでわき腹をくすぐってあげましょう。お子様が大興奮すること間違いなしです。

宣伝です

「のらねこ先生の 科学でいこう!」には、イラスト入りで詳しい作り方の解説があります。デイリーポータルZの、べつやくれいさんが参考にしちゃうくらいのよく書けた作り方解説です。

ってな感じで大絶賛しているのは、この本の執筆にホンの少しだけ私も参加しているからです。さまざまな科学実験、科学工作を紹介するだけでなく、子どもたちを対象にした「科学ひろば」などの地域運動の進め方、考え方についても取り上げています。もし興味を持っていただけたら、お買い上げくださると嬉しいです。




参考文献&リンク

のらねこ先生の 科学でいこう! 岐阜物理サークル 日本評論社2005
@Nifty デイリーポータルZ>大きな指ハブが作りたい

関連項目



  • いきなりすみません。
    両口ヘビを探していまして、、、
    自分で造る事は難しいと聞きました。
    よろしかったら、その両口ヘビを、売っていただいたりする事は可能でしょうか。


    いきなり失礼なことを言ってしまい大変申し訳ございません。
    よかったらお返事ください。


    大村
    milkmg32@gmail.com -- 両口ヘビ (2015-02-25 16:45:39)
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最終更新:2015年02月25日 16:45