2011-04-24

動画をご覧ください。


Xジャイロ

ずいぶん前にX-ジャイロというおもちゃを東急ハンズで買いました。


これはプラスチックのリングに鉄のおもりがついたもので,アメリカンフットボールのように回転を与えて投げると100m以上も飛びます。

紙ジャイロ

紙を折り曲げてこれと同様のものを作ることが出来ます。この紙ジャイロは以前に紹介しました。岐阜物理サークルの例会で,広島市立美鈴が丘高校のD肥先生から,この紙ジャイロを飛ばすランチャーを見せてもらいました。これはオモシロイ!で,欲しくなったので自分でも作ってみることにしました。

紙ジャイロランチャー

材料

小型のペットボトル(カゴメラブレ130mLや明治LG21 112mLなど),チーク丸棒(φ12mm×360mm),大きめの輪ゴム,真中ヒートン,シールつきスポンジシート(5mm厚),厚手マット紙

作り方

ペットボトルのキャップと底の中央にφ15mmの穴をあけます。今回は,道具箱にφ15mmのビットがあったので,それに合わせて材料を選びましたが,φ20mmのビットがあれば,それに合わせてφ18mmくらいの丸棒(塩ビパイプでも可)を使用することで工程を減らすことができます。この場合はキャップは使用しません。

ラジオペンチでヒートンの輪を少し開き,写真の位置2ヶ所に下穴を開けてねじ込みます。

5mm幅にスポンジシートを切り,ペットボトルの肩の部分に貼ります。ペットボトルの加工はこれで終了。

持ち運びを考えて丸棒は360mmでカットしましたが,長ければ長いほど勢い良く飛ばすことが出来ます。棒の一端の中央に下穴を開け,ヒートンをねじ込みます。ストッパーとなるスポンジシートを写真のように貼ります。厚みの半分ほどの切れ込みを入れておくと貼りやすいです。

ペットボトルを丸棒に通し,写真のように輪ゴムをかけたら完成です。ゴムは強すぎないほうがいいようですが,試行錯誤してみてください。

ランチャーで飛ばす紙ジャイロは,コピー用紙のような柔らかい紙ではなく,厚手マット紙などの硬い紙で作ったものの方がよいようです。ペットボトルより大きめに作ります。長さやおもり部分の重さも試行錯誤してみてください。今回私が作ったサイズは,165×35mmを筒状に丸め,10×300mmを2本おもり代わりに接着してあります。

遊び方

遊び方は,最初の動画を参考にしてください。
紙ジャイロのおもり側を前にして,ペットボトルにセットします。ペットボトルのキャップ部分を手前にまっすぐ引き,ゴムを伸ばします。90度回して手を離すと……
一直線に,びゅーーーーーんと飛んでいくのが気持ちいいです。




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最終更新:2011年04月28日 18:38