2011-06-12
2011-10-08 写真入れ替え

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光学異性体

高校の化学で勉強する光学異性体は,右手と左手のような,対掌性(対称性ではない)の分子のことです。野依良治さんのノーベル化学賞の授賞対象となったのは,右手型だけを合成するといったような,任意の光学異性体を合成する方法についてでした。「光学異性体」という用語の定義や使い方についてはいろいろと問題があるようですが,そのあたりのことは私にはよくわかりません。

愛知医科大学のS水さんの方法に従って,ビー玉光学異性体モデルを作ってみました。

ビー玉光学異性体モデル

材料

ビー玉(φ17mm),セメダインスーパーXクリア,爪楊枝,両面テープ

作り方

まず最初にビー玉を石鹸できれいに洗い,乾かしました。その後の作り方はリンク先のとおりです。

いらない紙に両面テープを貼り,その上に仮止めしたビー玉のてっぺんに接着剤を爪楊枝で点付けしたところです。

2個を接着(上の写真)した後に,十字に組み合わせて正四面体にします。その際は,光学異性体になるように向きに注意して。



逆さゴマ

頂点のビー玉をもってコマのように回すと,立ち上がって1個のビー玉を軸にして回転します。ツルツルの面では滑ってしまって立ち上がりません。紙など摩擦の大きい面で回すとキレイに立ち上がります。

参考リンク





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最終更新:2011年10月08日 22:49