2009-02-14
2010-05-29追記あり
光の箱
「光の箱」は、アーティストの
松村泰三さんが考案された美しい箱です。万華鏡とは違う形で、光の美しさを感じることができます。というか、これも一種の万華鏡と呼んでいいようにも思います。
こちらから、通販でキットが購入できるようです。このキットは、以前に
岐阜物理サークルの例会で、関高校のI井先生が紹介されたものです。これを仙台→大阪→東京のS本さんが100円ショップ化(100円ショップで入手できる材料でつくる)し、不破高校のN村先生経由で紹介していただきました。子供たちを対象に、工作教室でつくるにはとてもいい感じです。
2010−05−29追記
「光の箱 かんたんバージョン」は青森の
野呂茂樹先生のアイデアです。訂正します。私が出展をきちんと確認していませんでした。野呂先生にはご迷惑をおかけしました。S本さんにもご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
100円ショップで光の箱
上の写真がN村先生に紹介していただいた「
光の箱 かんたんバージョン」です。ケースは食品用のふた付きプラスチックケース、ミラーフィルムはプレゼント用メタリックバックです。
「光の箱 かんたんバージョン」は子供の工作にとてもいいのですが、個人的にはもう少し大きいのがつくりたい! で、100円ショップで新しいケースを探し、自分仕様の光の箱をつくってみました。
材料と道具
材料はすべて100円ショップで購入しました。
写真ケースL判用(15.5×11.7×3.8cm:上写真の左)、透明おりがみ(カラーセロハン紙の代わり:上写真の右)、プレゼント用メタリックバック(ミラーフィルムの代わり)、トレーシングペーパー、ハサミ、カッターナイフ、セロハンテープ
つくり方
15.1×11.1cmにカットしたトレーシングペーパーをケースのふたの裏側に両面テープで固定します。両面テープは5×5mmで、四隅だけを固定します。各色の透明おりがみ(カラーセロハン紙:上写真の左)を適当にカットし、ケースの底にセロハンテープで固定します。美しく見えるようにいろいろと試してみてください。センスの無い私は、透明おりがみを1cm幅に切って虹色のグラデーションにしました。プレゼント用メタリックバックを35mm幅で縦にカットします。折りたたんで、あるいは短くカットしてセロハンテープで筒状に丸めて、これをケースに立てた状態でぎっしり詰めます(上写真の右)。ふたを閉じれば完成! 明るいほうに箱を向け、トレーシングペーパーの面から見てみましょう。
光の箱ギャラリー
上の2枚の光源は蛍光灯です。
こちらの2枚の光源は太陽です。箱を傾けると、キラキラと反射してきれいです。
箱を開けたところです。
関連サイト
関連項目
- 【光の箱】簡単バージョン進化してますね、というか本家に近づいたというか…イイカンジ!
N村さんには紹介の時書いたのですが、百均の材料を使うのは青森の野呂茂樹氏のアイデアです。
私は本家(松村氏)のキットでも作り、他に高さのあるキレイなお菓子の箱の上下をくり抜いていろいろ作りました。
STAR CAGEも取り寄せちゃいました。まだ完成していませんが。 -- S本です (2009-02-17 18:55:39)
- S本さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
あれは野呂さんのアイデアなんですね。知りませんでした。
STAR CAGE は結構難しいですよ。がんばってください。
デルタ・スターの余りがあるので、そのうち送りますね。
待っててください。(^^♪ -- yu-kubo (2009-02-19 21:26:35)
- 青森・野呂です。簡易バージョンは私の工夫と思っています。簡易版を作るに当たっては本家の松村さんの了解を得ています。
出典には留意しましょう。私のHPの作品を利用するときは
連絡くださいと書いていますが・・・。
メタリックバッグのほかに表面がつるつるしている物であれば
チラシなどでも可能です。また、トレーシングペーパー
は両面に使用すると和風的です。 -- 野呂茂樹 (2010-05-28 20:21:28)
- 野呂先生、ご指摘感謝いたします。
最初にこの記事を書いた時点では、
簡易バージョンが野呂先生のアイデアであることを知りませんでした。
しかし、S本さんのコメントでそのことを知った時点で追記しておくべきでした。
申し訳ありませんでした。謝罪します。
-- yu-kubo (2010-05-29 10:12:52)
- ここに書かれている方はみなさんお知り合いのようで
教育のための好意的なアイデアを出されているだけのようですが・・・
光の箱、松村さんバージョンを1050円で買った者としては、
海賊版の推奨のようなこのサイト、
公開に違和感を覚えます。
確かに材料は100円ショップで購入できるでしょうが、
堂堂とネットで公開するのは、著作権の侵害になるのでは?
アイデアは松村さんのものでしょうから、
ここのサイトにいくら引用元を明記していてもそれでよし、とされるのは
無関係な者としてもいい気分ではありませんね。
どうせなら、プラスアルファのアイデアなどをつけた
「独自」な光の箱を公開してくださるほうが納得できます。
知的考案者には敬意と経済的代価をきちんと払うべきと思ういち消費者です。
-- ピンク (2010-09-13 13:54:42)
- ピンクさん、コメントありがとうございます。
そして気を悪くさせてしまったこと、申し訳なく思います。
松村さんへの敬意の表し方が足りないと感じられるのも、
まあその通りなのかもしれません。
私自身は松村さんの作品を手にしたこともあり、
やはり本物にはかなわないなぁ、という感想を持ったのですが、
そのような感想をキチンと書いておかなかったのがまずかったのでしょう。
松村さんのサイトの購入ページへのリンクだけではきっと足りないのでしょう。
申し訳ありませんでした。
(続く↓)
-- yu-kubo (2010-09-14 21:51:37)
- ところで”海賊版”という言葉の意味を調べてみました。
「著作権者の許可を得ないで複製・販売されるもの」だそうです。
日本の著作権法においては、
リバースエンジニアリングは合法的に認められています。
リバースエンジニアリングによって知った情報の公開については、
パソコンソフトなどの複雑なものについては制限されていますが、
今回の作品のような、ある意味誰でもすぐに理解できる作品については、
特段の制限はありません。
そして何よりも大事なことですが、
私はこのページで紹介した作品による一切の利益を得ておりません。
私が紹介した作品は松村さんの作品と見間違えるようなものではありません。
その意味では、ピンクさんの”海賊版”という決め付けは、
私に対する誹謗中傷に当たると考えます。
でもまあ、特に謝罪は必要ありません。
そのまま無視していただいて結構です。
これは、今後、このページを訪れてくれる方へのお知らせに過ぎませんので。
-- yu-kubo (2010-09-14 21:52:17)
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最終更新:2010年09月14日 21:53