日々是栄和

【 安全牌 】 そのⅹ

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【 安全牌 】 そのⅹ

 今回のお題は【 色読み 】

 どちらかというと数理的な読みというよりは感性での読みに入る部類なので、【 安全牌 】編に加えました。


 では早速本題。


 【 色読み 】とは、


 相手の待ち牌が何であるかはわからないが、

 マンズ、ピンズ、ソウズ、字牌のどれなのかを読む


 ことです。


 では実例。


 例によって親のリーチ


   リーチ



 まあ、ありがちな捨て牌。ここで親の捨て牌を分類すると、


 ① マンズ ・・・ 4枚

 ② ピンズa・・・ 0枚

 ③ ソウズ ・・・ 2枚

 ④ 字牌 ・・・ 2枚


 となりますねー。


 ここで考察するのは以下のこと。


 1. 相手の手の構成上、必要とされる牌は手の内にとっておく

 2. 相手の手の構成上、要らない牌は優先順位により捨てられる


 ということ。


 よって、このリーチ者(親)の手牌は


 マンズが要らないんじゃないか


 という予想が成り立つことになります。


 つまり、


 マンズは通るんじゃないか


 ということ。極めて原始的な読みですね。


 しかししかし、なかなかこれを馬鹿にすることは出来なくて、結構当たってたりもする。


 というのも、こういった捨て牌から相手に誤情報を読ませ、ミスディレクションすることを


 


 と言いますが、これは中々にムズカシイ。フツーは素直な捨て牌になるものです。


 なので、捨てる牌に困ったときはこの【 色読み 】も効果を発揮する、というわけです。


 決して毎回頼ってはいけません


 では実際に切るほうの例を。


 先ほどの捨て牌


   リーチ


 で、自分の手牌


   ツモ


 

 あーらま。困りましたね。いい手なんだけどねえ。。。まあ、そういっても始まらないので何か切らねばならぬ。


   はかなり危険。かと言って、  も  も1枚も出ていないので怖い牌。


 じゃあってんで【 色読み 】 この辺はアバウトでいい。


 。。。。。。マンズを切ろう


 ということになる。


   現物だし、落としましょうか。。。。


 いぁいぁ、ちょと待って。


 ここは思い切り  を切る。 そうすればシャンテン数は落ちない。


 なぜなら 【 色読み 】 でマンズは安全らすぃことがわかったから。だからアバウトって言ったでしょ。



    ツモ  切り


 ↓


    ツモ  切り


 ↓


    ツモ  切り



 こうならないとも限らない。


 かなり希望的観測だが


 ムセキニンデ スミマセン


 【 色読み 】は元々、相手の手牌の構成を読むもので、安全牌を探すためのものではない。

 あくまで応用しているのに過ぎないので、過信は禁物。


 また、こういうときは度胸が勝負となるので、思い切って行きましょう。


 最初の段階で  →  とか  →  と切っていくよりはまだ納得できるというだけなんですが。

 

   

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