日々是栄和

【 役作り 】 その9

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【 役作り 】 その9 

 
ホンイツ   混一色  【 三翻 】

  


 さて、【 ホンイツ 】第2回。今回は、【 ホンイツ 】を狙うときに現れる以下の2点を雑考してみましょう。


 ① 【 絞り 】 :


 【 絞り 】とは、特に 下家が【 ホンイツ 】を狙っている時 に、必要な種類の数牌や字牌を 出来る限り切らないようにすること です。

 つまり、

 

 【 鳴かれないようにする 】 

 ということですな。


 前回の雑考で、【 ホンイツ 】は鳴いていけば結構早い手であることがわかった。

 では、鳴かせなければ有効牌は少ないわけで、相手にじんわりとダメージを与えることが出来る。


 んでゎ、ちょと難しいが例を。


 自分の手牌 :

    ツモ


 下家の捨て牌 :

   

 染まってます染まってます。



 ここで、自分の手牌だけを考えたとき、切る牌の候補は


 ①         7種23枚


 ②  or   6種20枚


 ③         6種20枚


 となります。右の数字は聴牌が可能な数ね。


 じゃあ、  切りますか。


 すると、



 下家 :

   ポン


 鳴かれちゃったね~~~。


 で、捨て牌 :

   ← コレ



 もうムリ


 

 

   は、かなり危険な牌になってしまいました。。。

 「 鳴かれちゃったねー 」で済めばまだ良いが、大体においてこういうときは後を引く。


 自分の手牌 :

      ツモ


 こういう状態を日本語で




 案の定




 という。


 で、  を手にとって、

 「 3面待ちなら勝負になるだろ( ←勝手な理屈 )。リーチ!!! 」

 「 ロン 」

  

 「 くくくぅ~~・・・  なら通ったのか・・・。。。 」




 ・・・って  そういう問題じゃありませんからーっ!!!








 残念!!!



 

 


 なわけです。

 まあこうならないよう    を切らずに手を進める。これを【 絞る 】という。


 最後は勝負するにしても、その回数は2回よりも、当然1回の方が良い。


 では次。


 ② 【 縛り 】 :

 【 縛り 】とは、相手の手の進行を遅らせるために、わざと【 絞らせる 】こと。

 特に上家が好調になりつつあるときに有効な高等戦術です。


 先ほどの例でも、下家に【 ホンイツ 】を狙われると非常に気を遣うことがわかった。


 では、その心理を応用して、相手(主に上家)の手を素直に進められないようわざと情報を見せることを言う。


 【 ホンイツ 】の中でもじっくりとした展開を狙うときに有効です。

 例えば、


  


 こんな感じの手は重いね。。。

 

 こういう時に【 縛り 】を入れ、ピンズ・ソウズをバシバシ切っていく。すると、上家は字牌やワンズが切り出しにくくなる。


 で、後半戦のツモや仕掛けの勝負に持ち込むわけです。


 まー実際には上家とだけ麻雀しているわけではないので(笑)、他家の動向で変えざるを得ないこともありますが、

 覚えておいて損はないでしょう。
 

 一色手は独特の場を作ることが多いので、このように多方面に気を配らなくてはならない。


 では周りばかり見ていればいいのかと言うともちろんそうではなく、染め手独特の注意点がもう一つある。


 それは初心者の方が苦手な 【 多面待ち 】


 「 全部ワンズに染まったけれど、待ちがわからない 」という人も多いのでゎ。


 ハンゲでは自動的にロン牌が出てきますが、多面待ちを知らないとフリテンになることも多く(笑)、知っておくに越したことはない。

 

 んがぁ、【 多面待ち 】はそれだけで本が書けるからなー。。。


 代表的なものだけ紹介してお茶を濁す。参考にしてください。



 3面待ち :

 ①  11枚

 ②    11枚

 ③  5枚

 ④  7枚

 ⑤  9枚


 4面待ち :

 ①  9枚

 ②  13枚

 ③  8枚(ショボ)


 5面待ち :

 

 ①  17枚

 ②  13枚




 キリがないな

 

   

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