日々是栄和
【 役作り 】 その19
最終更新:
匿名ユーザー
-
view
【 役作り 】 その19
【 役作り 】編・おまけの第19回。ここでは【 ヤクハイ 】の説明を。
【 ホンイツ 】の項で説明しましたが、単独役として索引するかもしれないので。
【 ヤクハイ 】とは、3枚揃うと一翻(または二翻)になる 役 のことで、以下の例があります。
① 三元牌
のこと 鳴いてポンしてもオッケー
② 場風
東風戦なら 東場のみ
半荘戦なら 東場と南場 があります。
【 東一局 】とあるときは【 東場の一局目 】という意味。
このとき、 東場の と 南場の は誰でも一翻がつきます。もちろん鳴いてオッケー。
③ 自風
各局での自分の場所のこと。これを【 家 】といいます。
親の場合は必ず 【 東家 】、その次の人は【 南家 】です。
一翻つくのは以下の通り。
東家の
南家の
西家の
北家の
しつこいが鳴いてオッケー。
良いですか。
よって、【 東場の東家 】のときの は二翻つくことになる。
これを俗に ダブ東 という。3枚で二翻という、ある意味最も強力な役である。
また、半荘戦では【 南場 】になると、南家は で ダブ南 となり二翻つきます。
これは【 ダブ東 】ほど警戒されず、良い役です。
リアル麻雀では【 西入 】といって、南場で決着が付かず【 西場 】に突入することもあり、その際は が
ダブ西 になったりしますがあまりお目にかかったことはありません。
また、これ以外の一翻つかない字牌のことを オタ風 という。
この【 オタ風 】を鳴いても役にならないので注意が必要です。
その代わり、【 ピンフ 】の雀頭に使用できる、という特典があります。
例えば、 東場・北家にとっては が【 オタ風 】になります。
【 ヤクハイ 】は別名 『 和了への特急券 』 と言われることもあり、トイツがあればポンして役が付くので初心者に大歓迎されております。
【 ヤクハイ 】の判断基準を簡単に記すと、
○ 1枚のみ保持 → 【 攻撃 】もう1枚くっつくのを待つ
or 【 防御 】鳴かれないタイミングで切る
or 【 防御 】安全牌として保持
or 【 攻撃 】単騎待ちで出和了を狙う
○ 2枚(トイツ)保持 → 【 攻撃 】ポンして役をつける
or 【 防御 】雀頭に使用して有事に安全牌として切る
or 【 攻撃 】落として手を広げる
○ 3枚(アンコ)保持 → 【 攻撃 】他面子候補をポン・チーしてスピード勝負
or 【 防御 】早いリーチなどに落として手を広げる
といったところ。
数牌とは性質がまるで違うので、使い方も色々と工夫が必要です。