概要
Windowsの共有フォルダをFreeBSDのファイルシステムとしてマウントする。mount_smbfsを使う。mount_smbfsはFreeBSDには標準でついている。
手順/メモ
1)コマンドラインからマウントしてみる
mount_smbfs -E euc-jp:cp932 -I サーバーのIP //ユーザ名@サーバー/共有フォルダ名 /マウントポイント
文字化けする時は-Eの設定を見直す
書込みができない時はマウントポイントとなるディレクトリ自体に書き込み権限を付与しておく。(うちではパーミッションを777で使ってます)
2) fstabで手軽にマウントする
2-1) /etc/fstabを書く
//ユーザ名@ホスト名/共有フォルダ名 /マウントポイント smbfs rw,noauto 0 0
なんでnoautoかというと、起動時に自動マウントした場合、日本語ファイル名が文字化けするから、です。どうもiconvとうまく連携できてないぽい。マウントし直せばOKなんだけどねぇ。。。
2-2) /etc/nsmb.confを書く
パスワードも記述するので、パーミッションは600にしておく。
[default]
workgroup=ワークグループ名
[サーバ名]
addr=サーバのIP
charsets=euc-jp:cp932
[サーバ名:ユーザー名]
password=暗号化したパスワード
暗号化したパスワードは下記のコマンドで生成する
smbutil crypt 平文パスワード
2-3) 実験しておく
mount マウントポイント
これでマウントできたらOK。
注意事項
- ワークグループ名、サーバ名、ユーザ名は大文字で書く
- nsmb.confでサーバーのIPは必須。ホスト名だけではマウントできません。
- ホスト名からIPを調べる方法は
nmblookup ホスト名
問題点、課題
- 起動時に自動マウントすると日本語ファイル名が文字化けする
- せめてamdでマウントできるようにする
環境
- Panasonic CF-R3
- FreeBSD 6.0-Release
参考サイト
最終更新:2007年01月11日 23:32