エディタ探しの旅

1994年春「WTERMとNIFP、インストールできた?じゃあ次はエディタだな」とチャット仲間に言われた時は、エディタってどんなソフトなのか全く知りませんでした。エディタとはテキストエディタのことで、プログラマがコーディングする時に使うソフト。市販ソフトでは、VzとMIFESが有名でネットにも沢山のユーザがいました。

SEDIT

NIFTY-Serveの会議室の、ログを見たりレスを書いたりするには、重たいワープロより動作の軽いテキストエディタのほうが向いているというので、最初はDOS5に付いていたSEDITを使ってました。ちなみにラインエディタに対してSEDITのような画面全体を使えるエディタをスクリーンエディタというらしい。
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NEED

オンラインソフトのエディタとして最初に使わせてもらったのが、NEED。作者はウノシン氏。
コンパクトで高速、しかも扱いやすい、というのがNEEDの”ウリ”で、カスタマイザでキーアサインを自分の使いやすいように変更できました。
でも、CONFIG.SYSとかAUTOEXEC.BATの編集くらいなら、NEEDで満足してたんだけど、レス書きがメインになってくると、もっと編集作業に便利なエディタないかなと欲が出てきて。
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SE3


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3番めに選んだ、SE3は京都コンピュータ学院のRAYさんが作ったエディタ。PC-98用だけでなく、DOS/V用もAX用もJ-3100用も、カラー版モノクロ版と多機種に対応したSE3がありました。
同時に2つのファイルを編集できて、編集操作はファンクションキーを使ってコピー&ペースト。98カラー版は独特の赤茶色の画面が印象的でした。
半年ほど、レス書きに重宝して使わせてもらってました。が、行単位でしか選択コピー貼り付けが出来ないのが欠点(←うらんには)で、文字列単位で選択ができるエディタを探し始めました。
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JED


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4番めに出会ったエディタが、orikさんのJED。
文字列単位の編集作業が可能で、デュアルウィンドウ仕様、20ファイルまでオープン出来る。カスタマイザによるキーアサイン変更が可能なのはNEEDと一緒ですが、JEDの強みは構造化マクロ機能を持っていたこと。作者さんユーザさんたちによる便利な小技マクロが附属してた。

なにより会議室での情報交換が活発で、作者のorikさんからも、JEDユーザの皆さんからも色んなことを教わりました。特に大石 剛司さんにはお世話になりました。_(_^_)_

JEDはこうして、レス書き用エディタとしては不動の地位を確保し、起動回数も一位(^-^;)。これでエディタ探しの旅も終わりか~と、うらん自身思っていたんですが、終わらなかったんですねえ、そして最後に控えし横綱エディタとは。。
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Elis


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エディタの利用用途がレス書きにとどまらず、長文の文書作成、それにマクロやスクリプトや、さらに禁断のC言語にまで手を出し始めてたうらんにとって、もっと編集効率をあげることのできるエディタが欲しくなってました。(人間の欲には際限がないもんデス)

でもって見つけたの、がCartyさんのエディタ、Elis。(作者のCartyさんは超有名メーラー、Becky!の作者さんでもあります。)紹介してくれたのは英会話フォーラムで知り合ったTさん。
Elisはシェアウェアでしたが(たしか2000円だったかなー)、その値段でも市販エディタ、MIFESと比べてもひけを取らないくらい、高機能多機能なテキストエディタだったとおもいます。

矩形ブロックの選択切り取りが出来ること、禁則処理つきの自動桁折機能があること、表示位置を記憶して再度ファイルを読み込んだ時にその見ていた行に飛んでくれること、機種依存文字を色分け表示してくれること、簡易ファイラーが付いていること、マーク一覧表示によるアウトラインプロセッサ的機能があること、FEPの自動制御ができること、などなど、当時からWINの『秀丸』が搭載していた便利な機能を、Elisは持ってました。

複数の指定ファイルをいっきに読み込むレスポンスファイル、子プロで起動させたツールの表示結果を取り込めるコンソールモニタ機能も重宝しました。後年、プログラマブルマクロに対応したことにより、Elisはアドイン機能を追加。
Elisのマーク情報ファイルをTAGファイルに変換してくれる、TOOLさんのTAG2MKやボビーさんの行編集・文書整形メニューは大活躍でした。(^-^)
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エディタ名のエピソード

エディタ名ですが、SEDITやSE3は、Screen Editor の略でしょうし、NEEDは、ニーズがあって、それでNEEDという名前になったようです。JEDは前身のエディタ名がHEDで、HEDのHは、orikさんの本名の、Hiroshiから取ったと聞きました。じゃあ、JEDのJは何かっていうと、orikさんの奥さまのお名前だそうです。^_^

Elisはわかりません。作者のCartyさんの奥さまが(って既婚か独身か知らないけど(^_^;))絵里子さんと仰るのか、金髪の美人でelisという名前なのかは<<謎>>。
Cartyさんは作るソフトに、DanaとかBeckyとか外人の女性の名前をつけてるので、もしかしたらホントに外国人なのかなーって想像したことはあります。(笑)
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DOSエディタ生き残れず

JEDやElisにはPC-98版とDOS/V版があるので、今でもWidnowsXPのコマンドプロンプトで使おうと思えば使えないことはない、です。んだけど、LFN(Long File Name)に対応していないこと、エディタ周りの環境がないこと(プリンタもWindowsでしか動かないヤツだし・・)がやっぱりネックになった、のです。
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悩めるキーアサイン

JEDやElisでは、いわゆる2ストロークキーを使ってました。昔のヒトにはWordStarライクな、といったほうがわかり易いかしらん。(~_~;)長年それに慣れていたので、Windowsで秀丸やQXを使い出したときも、DOSエディタと同じキーアサインに変更しました。

当時は標準キーアサインしか使えない『メモ帳』なんか、めったに使うことがなかったから、それで問題もトラブルもなかったのですが、、時は流れて、Windows上で『TeraPad』という優秀なフリーソフトのエディタが登場して、エディタ好きなうらんが手を出したときから、悩みは始まったのでした。

TeraPadはいいエディタだけど、キーアサインはいぢれない。同様にいつも使ってるHTMLエディタもキーアサインは変更できない。すると、、エディタによって標準キーアサインと独自キーアサインの2種類を使い分けなきゃならない。

年とってきて(爆)アタマの切り替えも指先の反応もニブくなってきたうらんにはちょっと負担になってきてます。そろそろ、どっちかに統一しようかな~。
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最終更新:2007年07月29日 12:03