地下妄の手記 重宝な地図への弔砲

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重宝な地図への弔砲


検索エンジン、代表的な「あれ」で Key Word に AMS ARMY MAP SERVICE 国会図書館 と入れると、
このリンクが
AMS(旧米国陸軍地図局)の作成した地図│国立国会図書館-National...
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_601033.html
最初にヒットすると思う。
具体的に何と書いてあるのか?

テーマ別調べ方案内
タイトル:AMS(旧米国陸軍地図局)の作成した地図
                                         最終更新日:2007-10-22


読み:AMS(きゅうべいこくりくぐんちずきょく)のさくせいしたちず
分類:地図資料

本文:
■AMSの作成した地図の概要
  AMSは旧米国陸軍地図局(U.S. Army Map Service)の略称です。AMSは1940年から1960年前後にかけて、英国参謀本部地図局(G.S.G.S.=Great Britain. War Office. General Staff. Geographical Section)をはじめとする地図作成機関と共同で世界各地の地形図や都市図を収集・作成していました。AMSの作成した地図を類別すると以下のとおり です。
1)世界図・大陸図
小縮尺で対象地域を1枚の図郭に収めたものと、複数の図郭に分割して収めたものがあります。後者のうち作成数に おいて最も充実しているのは縮尺1: 1,000,000のSeries 1301(GSGS 4646)で、1891年の国際会議で規定された世界地図の統一規格により世界の陸地部分を約1000の図郭に分割して作成されました。
2) 各国・地方地形図
アジア地域・南洋諸島・南米大陸(一部)をはじめとしてアフリカ大陸、ヨーロッパの各国まで様々な地域の地形図が作成されました。
3)都市地図
主にアジア地域、アフリカ大陸を中心として中国、台湾、日本、韓国、アルジェリア、モロッコ、リビアの都市地図が作成されました。

以降に、mori-chiさんがここに挙げた
国会図書館の所蔵する「(きゅうべいこくりくぐんちずきょく)のさくせいしたちず」の形式とタイトルが並んでいる。

さて、ここでAMSの地図の性格について考えてみよう。それは、

 軍隊が作った他国の地図と言うことだと思う。
 AMSの地図は、ALLIED FORCESの部隊展開の可能性を含んで作られていると言うことだ。軍事的な意図を持って作られた地図、もうそれだけで、インテリジェント・リポートなどと言う怪しげな和製英語を持ち出すまでも無く、インテリジェンスを含んだ地図なのだ。
 そして、軍事的意図を実現しようとするもの、この地図のユーザーつまり地図を作った国の軍隊にとっては、そのインテリジェンスの直截な表出を必要とする地図なのだ。そのような地図の中に、敢えて

     アルファベットの「S」を使って地下鉄のルートを表している。

とか、

     地名にアルファベットの「O」があるものを選んだだけで、つまりは、
     ライン上に「O」を並べるための道具だったのだと私は思う。

 つまりユーザーにとって、地図の上での暗号の解読が必要になるような、御味方にすら隠さねばならない防諜上の必要性とはなにか?
 ねぇよそんなもなぁ。
 わざわざ、ヘップバーンシステム、ヘボン式羅馬字で地名を掲げているのは、その場所がどこか、少なくともアメリカ軍なかんずくは連合軍の多衆の将兵に指し示すマークが必要だからじゃないのかね?そんな中で、地下鉄のルートなんで隠さなきゃならないの?
 仮令隠すにしても、木は森に隠せ、で「S」だの「O」だの言ってないで、そんなものは羅馬字で書いてるって。秋庭さんにも理解し易いようにね。それこ そ、 「CHIKATETSU」とか、「TOEIKIDO」とかね。だってその方が日本語が読めないアメリカ人、羅馬字読みできても意味解んないアメリカ人には 理解不能でしょ?AMSの地図には、例えばL874には右余白にこんな“GLOSSARY”語彙解説が付いている。



  比較的地図上でポピュラーな日本語、羅馬字化された日本語でも、意味付けなきゃ判んないんだもの「TOEIKIDO」とか、 「KOUSOKUTETUDO」って書いたら普通のサウスダコタから来たジョン・ドウなんて田舎もんには判んないって。しかも、「S」だの「O」だのって よりよっぽど「KEY」が判りやすいでしょうが。
 まっ、根本を言やぁジョン・ドウに教えてやらない意味がわかんないんだよね。戦術的目標物として 地下鉄とか、地下道があるんなら、教えてやるべきじゃん最 初から地図に書いて。いざ戦闘地域になって、その地下道を知らなかったために、そこからジャップのゲリラが出て来てジョンの部隊が全滅した、いや、一人で も死んじまったら、アメリカって国はハッキリしているんだ、軍が、政府がその二等兵ライアン君の死の責任を国民から問われるんだからね。
 そんなこと言って、「TOEIKIDO」とか、 「KOUSOKUTETUDO」って書いた地図がJAPに鹵獲されたらどうする。あるいは、テディ片岡みたいに、戦後駐留軍の日系二世の軍人のオフィスで見かけて、 「きみは知らないだけだよ」っていなされたらどうする。って仰る方がいらっしゃるかもしれない。
 鹵獲されたからって、別に米軍は困ることは無い。個々の日本軍兵士は知らないかもしれないけれど、日本軍はよーく知ってることだから、何せ自分らで造ったんだからね。秋庭説によると。
 「TOEIKIDO」とか、 「KOUSOKUTETUDO」って書いてあるから不都合があるのは日本軍じゃないのかね。アメちゃんの方は、年端も往かない日系二世だか三世だかの坊やに「きみは知らないだけだよ」って吹かして見るくらいが関の山なんだから、これだって別に困るもんじゃない。
 ところで、これは余談だが、テディ坊やが吹かしを入れられたのは12歳の夏と本人が宣われているから、昭和15年生まれのテディ少年にとっては昭和27年の夏、ヒョッとしたら28年かもしれないね。丸ノ内線の計画具体化してるよねその時、対日見返り資金を使う話だったしね。「きみは知らないだけだよ」ってのは、そんな中での相互誤解じゃなかったのかって気がしないでもないね。まっ、吹かしを入れた二世のオッサンが見ていたのは一枚物の「東京全図」だったらしいから、“City Map”の方に近いんじゃないかな、AMSの地図とは別物の様だが。
 さて、話を戻して、AMSL774、L874、後900番代の都市図これが日本占領作戦を実施しなけりゃならんと言う状況で連合国軍が持つそれぞれ唯一の、5万分の一、2万5千分の一、1万2千5百分の一の敵地の地図なんだから、そんな「S」たら、「O」たらの小細工を施した諜報の地図なんぞには絶対にすることはない。
 これが、私がmori-chiさんのブログにつけた

>じゃー正規の地図はなんと言うシリーズだったのか?秋庭さんにはその説明の手札が無い
>と言うか、思いも拠らない事なんでしょうね。
とした、コメントの主旨。そして秋庭さんの重宝な地図に対する弔砲。

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