地下妄の手記 困った全部に当てはまる(w

困った全部に当てはまる


「地下網の秘密」文庫版209頁の本文と211頁の図。捏造、歪曲、改竄の全部に当て
はまっち
まうんですけど。
「地下網の秘密」単行本の159頁の図のままだったら、若干の情状酌量の余地があった
んだが・・・。

単行本159頁には、「営団地下鉄五十年史」(帝都高速度交通営団 1991年)の
序章「営団創立前史」
の図-4をこんな風に、ほぼ丸々無断複写しているんで、


   「帝都東京・隠された地下網の秘密」(秋庭俊著 2002年12月洋泉社刊159頁)

汚い複写ですが、凡例なんかも汚いでしょ。聖典
がそうなんだから仕方がありません。
こう言う、元図の凡例もコピーされていて一応図としての意味は完結してます。

  「営団地下鉄五十年史」(帝都高速度交通営団 1991年刊28頁 図-4部分)
    念の為原本からです、この方が、「東京地下鉄道 開業線」、「 〃 免許線」、「東京高速鉄道 
    免許譲受」、「 〃 予定線」の区別が上の図の凡例部分より分かり易いでしょ。

しかし、文庫版211頁の図は文庫版サイズに合わせようと、元図をトリミングしちまっ
たものだから、



    「帝都東京・隠された地下網の秘密」(秋庭俊著 2006年1月 新潮社刊 211頁)

こんな風に「凡例」が無くなってしまい、しかも、元々網掛けの実線だった「東京高速
鉄道免許譲受線」を
塗潰しの実線にしてしまったので、「東京地下鉄道開業線」と区別は
つかんわ、白抜き破線(東京高速鉄道予定線)が何に当たるのかすら、説明がつかんわで、

単行本では、嘘とは言え、多少は意味のあった、この図についての157頁(文庫版
209頁)の次の様な文章が、益々意味不明になっちゃいました。

   挙国一致の大地下鉄会社・東京高速の地下鉄計画網が左にある。新宿線と

  渋谷線以外に、日比谷線、東西線、都営浅草線、総武線快速のような路線が

  「予定線」とされているが、そのような免許を取得していたというような記録

  はどこにもなかった。

さて、この文章の「凄さ」はどこにあるのかと言いますと、「営団地下鉄五十年史」の
序章「営団創立前史」の図-4「東京高速鉄道の計画路線網」だけを抜き出して、「五十
年史」が本来その図について説明していることの一切を無視して、センセの妄想に都合が
良い様に捏造、歪曲、改竄しておられるところなんですね。

普通に考えて、「営団地下鉄五十年史」に「東京高速鉄道の計画路線網」の図だけがポコン
と載っているなんてことがあると思いますか?

えぇ、「五十年史」にはちゃんとこの図の前後に本文があって、図は、それを補完する説明
なんです。以下に「五十年史」該当部分を挙げておきます。


  「営団地下鉄五十年史 序章 営団創立前史 27頁~29頁」
 

  この状況をみて,東京市に代わって地下鉄建設を進めようとする動きが出てきた。
  東
京地下鉄道の上野・浅草間の建設工事の請負人であった大倉土木の副頭取門野
 重九郎が,
大正15年に東京市が保有する地下鉄道の全路線の代行を出願した。
  このときは東京市も
市営でという考えが捨て切れず,この出願はたちどころに却下
 された。その後も東京市
による建設計画が一向に進まなかったため,門野重九郎らは
 開通後は東京地下鉄道と合
併するという条件で早川徳次らも発起人に加え,昭和2年
 10月に2度目の出願を行な




 たが,これも東京市から却下された。
  しかし東京市も,いつまでも着手しないまま免許を押さえていることもできず,昭和
 
3年2月に門野重九郎らが3度目の出願をしてきた際,東京市が保有する免許線4路線

 65.7キロのうち約40キロを譲渡する方針を固め,昭和6年12月に東京市と東京
 高速鉄
道発起人との間で譲渡契約が締結された。
  東京市と東京高速鉄道発起人との譲渡契約には,将来東京地下鉄道と合併すること,

 東京市が買収したいときにはいつでもそれに応じることなどの条項が盛り込まれ,昭和

 7年に市議会でも承認された。東京市はこれに基づき,昭和7年8月に鉄道大臣に地下

 鉄道免許の譲渡許可を申請したところ,同年10月に譲渡路線は渋谷・東京問および
 新
宿・築地間に短縮され,さらに次の条件を付けて許可の指令を得た。

   1.発起人は昭和8年9月30日までに会社を設立する
  2.本許可は第1号の期間内に会社を設立した時に効力を発する

  3.鉄道大臣が必要ありと認めた時は,線路および工事方法の変更を命じることが
   でき


   

  4.本鉄道の路線中,東京市または東京地下鉄道所属鉄道線路を横断し,またはこれ
   と
連絡する箇所については,工事施行認可申請書再提出前にその大綱を定めて,
   鉄道
大臣の認可を受ける


つまり、「東京高速鉄道 予定線」と言うのは、大正12年だかに東京市が免許を受けて
いた線区だったんだけど、着工出来なくて、昭和6年12月に東京市と、東京高速鉄道
発起人との間で、譲渡契約が締結されたが、鉄道大臣に短縮されちゃって譲渡許可得られ
なかった部分のことですわ。
この部分は、後日、帝都高速度交通営団発足時に東京市から改めて譲渡された区間ですね。
要するに、「図-4 
東京高速鉄道の計画路線網」には嫌も応もなく、上記の様な文章が
漏れ無く付いてくるんだから、センセ読んで居ない訳無いんですな。

こんなものは、編集者が「捏造で、歪曲で、改竄ですよ」って、言わなきゃいけない、
「引用じゃなくて、無断複写の盗用ですよ」って止めなきゃいけないのに、一緒になって
「捏造、歪曲、改竄」をやってるんですな、まったく、始末に負えない連中ですね。