2009-07-12
リングキャッチャー
リングキャッチャーは手品です。ちょっと練習すれば誰でも出来る手品です。通販で購入することが出来ます(840円)が、モノとしては何の仕掛けもない金属のリングとチェーンだけなので、同等品を探せば、格安で準備することが出来ます。
199円でリングキャッチャー
リングは100円ショップで購入したステンレス製のリング(直径6cm)、チェーンは東急ハンズで購入した名札ぶら下げ用のボールチェーンです。105円(リング)+94円(チェーン)=199円でそろえることが出来ました。
両手による演じ方
片手で演じる方法が一般的なようです。しかし両手を使うほうが初心者には容易なように思います。両手で演じる場合のリングとチェーンの持ち方は上の写真を参考にしてください。リングを持つ指の向き(赤い矢印)と、チェーンを持つ指の向き(青い矢印)は90度になるようにします。
演出の例
リングとチェーンを観客に確認してもらいます。上の写真の状態からリングを落とすと、リングはそのまま落下して床に落ちます。まずはその当たり前の状態を確認してから、リングに魔法をかけるようなフリをします。次にまったく同じようにリングを落としますが、今度はリングがチェーンに絡まります。
キャッチしないときのリングの持ち方
まずはキャッチに失敗する場合の落とし方です。ポイントはリングを、水平を保ったまま落下させることです。そのため、リングを利き手の親指と人差し指の腹で持ちます。そしてリングを離すときは、両方の指から同時に離れるように、パッと離します。チェーンに引っ掛かることなくリングはそのまま落下します。
キャッチするときのリングの持ち方
次にキャッチに成功する場合の落とし方です。リングを半回転させることで、チェーンに引っ掛けます。しかし、回転させることを意識して行う必要はありません。あまり大げさに回転させると、観客に不審がられるだけでなく、チェーンに絡まりません。
リングの持ち方は、親指と人差し指、中指を使います。親指は腹に当て、リングの反対側は人差し指と中指の間に入れます(赤い矢印)。そしてリングを離すときには、手の形を保ったまま親指の腹を滑らせるようにします。その結果、親指側を下に半回転しながらリングが落下し、チェーンに絡まります。
片手で演じる方法
片手で演じるときの持ち方は、上の写真のとおりです。影絵のキツネの形ですね。人差し指と小指を出来るだけ左右に開いておくほうがいいです。
キャッチしないときは中指と薬指の腹でリングを保持し、親指と中指人差し指を同時に離すことでリングを水平落下させます。
キャッチするときは中指と薬指の第1関節でリングを保持し(赤い矢印)、親指側を滑るように離すことでリングを半回転させます。
以上の方法は私yu-kuboの方法であり、これ以外にもっといい方法があるかもしれません。いろいろ研究してみてください。
参考サイト
関連項目
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最終更新:2009年07月12日 21:11