2009-10-03

ホンモノの玉子のように見えますが、実は石膏で作ったおもちゃです。


せっこう玉子

せっこう玉子は石膏でできた本物そっくりの玉子です。不破高校のN村先生が材料を準備してくださいましたので、岐阜物理サークルサークル例会で作ってみました。

せっこう玉子は神奈川理科サークルの平松茂樹さんのアイデアです。科学遊びミュウ(静岡自然を学ぶ会)の山口保美さんご紹介の作り方に従って作ってみました。

材料と道具

せっこう15g、水18mL、50mL注射器の注射筒、水風船、輪ゴム、古新聞、絵の具など

作り方

周りが汚れないように古新聞を広げておきます。注射筒のシリンジ(筒の部分)からプランジャ(押す部分)をはずしておきます。シリンジの先端に水風船をつけ、外れないように輪ゴムで縛っておきます。

せっこう15gに水18mLを加えて溶かします。1分間かき回してよく混ぜたら、これをシリンジに入れます。プランジャで空気ごと水風船の中に押し込みます。このとき、風船をキレイに膨らませるために一気にプランジャを押すこと、風船が外れないように指で輪ゴムの上からしっかり押さえておくことがポイントです。風船を注射筒からはずし、口を縛ります。

その状態で風船を手の上でころころとまんべんなく転がします。10分程度で、発熱し始め、固まり始めます。固まり始めたら静置します。上の写真は失敗で、プランジャの押し方の勢いが足りなかったので、風船の左側がきれいに膨らんでいません。

完全に固まったらはさみなどで風船を破り、中身を取り出します。そのまま乾燥させれば本物そっくりのせっこう玉子の出来上がりです。せっこうを水で溶く際に絵の具などを混ぜると色や模様をつけることができます。

割れてしまうとこんな感じになります。




参考サイト

岐阜物理サークル>例会の記録>第268回例会

関連項目


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最終更新:2009年10月04日 06:47