看護師が行う足浴のケアと練習内容

最近はだいぶ「足浴」という言葉が浸透してきて、殆どの方が足浴の意味をご存知だと思います。


足浴は、看護師の仕事内容のケアにも含まれています。
患者の足浴は、高頻度で行うと言っても良いくらいのケアです。
そのため、看護学生時代でも、足浴の練習は沢山行います。


足浴は座ってでも、ベッドに寝ていても出来ます。
座って行う場合は、洗面器やバケツを使用して行います。
寝て行う場合は、洗面器を使用します。


さて、何故足浴を行うのでしょうか。
まず、お風呂に毎日入れない患者に対して行うのかな、と言う予想が付くと思います。
それもそうなのですが、さらにその根拠を考えていってみましょう。


体の中で足というのは、第二の心臓とも言われるくらい大事な一部です。


足は心臓から遠い位置にありますよね。
足を温めてあげて、血流を良くし足に溜まった血液を、しっかり心臓に返してあげるのが大事です。
足浴をしながら足を下から上に、マッサージしてあげるのも大事になってきます。


足が温まれば、全身をも温まる効果があります。
そうすれば全身が湯船につかる事なくとも、お風呂に入ったようなポカポカ感を実感出来ます。
それは、全身の血流が良くなっているという証でもあります。


全身が温まる事で、リラックス効果もあります。
就寝前に行えば、良い睡眠を誘えます。


しかし、もっとリラックス効果を高める方法があります。
それは、入浴剤やアロマオイルをお湯に入れる事で効果が期待されます。


アロマオイルを使用して、よりよく温まったり、良い香りでリラックス出来たりと、ただ単に足浴と言っても沢山の効果があり奥が深い物なのです。


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最終更新:2008年12月02日 22:09