赤ちゃんの発熱と病気の関係

赤ちゃんの発熱には、様々な病気が考えられるでしょう。
熱が出たときは、簡単に風邪と自己判断せずに、必ずお医者様に見てもらうようにして下さい。

熱が出たときに疑う病気。
■流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 
症状は、発熱や患部の腫れと痛みが でます。

かかりやすい年齢は6カ月以降で、季節を問わずおたふく風邪にかかります。

おたふく風邪の原因は、耳の下にある耳下腺がウイルスによって腫れ、発熱します。熱だけではなく、痛みも伴います。

1週間ほど腫れが続き、赤ちゃんのあごの下や舌に広がることもあります。
まれに髄膜脳炎や髄膜炎を併発することもあるので、注意しなければなりません。

予防としては、任意で1才以降に予防接種を受けることができます。接種しても赤ちゃんがおたふく風邪にかかることがありますが、予防接種を受けていることで、症状は軽く済むでしょう。
このおたふく風邪は、年齢が高くなると症状が重くなります。


■髄膜炎
髄膜炎の症状は、発熱や嘔吐、ひどくなると、ひきつけや意識の低下も見られます。
かかりやすい年齢は6カ月以降で、季節を問わず髄膜炎にかかります。
原因として考えられることは、おたふくかぜ、中耳炎などの感染症の細菌やウイルスが原因となります。
髄膜炎は、早期発見がとても大事で、赤ちゃんに後遺症が残る場合もあるので注意してください。

予防と悪化させないケアは、中耳炎やおたふくかぜなどにかかった際には、後遺症として現れることがあるので、赤ちゃんの体調の変化を見逃さないように、よく観察してあげてください。表情がとろんとしたり、ひきつけを起こした場合には、なるべく早く受診をするようにしてください。

最終更新:2009年02月24日 09:46