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「物忘れ」や「ボケ」など、年をとるにしたがって出る特有な諸現象を積極的にとらえた力のこと。
例えば「最近は物忘れがひどくなった」というべきところを「最近は老人力がついてきた」と積極的に表現します。忘却は努力して出来るものではなく、いつのまにかそうなっているものであり、これを老人特有の能力=老人力であると考えるのです。
「高齢社会を迎える社会の雰囲気がこの言葉を待ち望んでいたのでは」との分析も数多くあります。
この言葉は作家の赤瀬川原平氏による造語で、彼の著書『老人力』(築摩書房)が事実上の理論書となります。
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