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役立ち感の育成

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人間性回復プロジェクト(人プロ)~より良い人間関係づくりのために~
 昨今、青少年に広がっている、いじめ・暴力・不登校・学級崩壊・引きこもりなどの問題、ひいては社会全体を取り巻く多くの問題の根底には、希薄な人間関係が大きく関与しているのではないかと考えられています。現代の子どもたちは、乳幼児期から、人と人との関わり(コミュニケーション)の少ない中で育っています。このコミュニケーション不足の状態が、人間関係作りを困難にしているのではないでしょうか?
 こういった中で、鳥取県立赤碕高等学校の人との関わり方を学ぶ「レクリエーション指導授業(レク授業:人間関係体験学習)」は8年前から実践されて来ました。より良い人間関係のつくり方や人を思いやる方法を、実体験をもとに体系的・継続的に学習することで、そばに居る人から喜ばれ役に立ったという「役立ち感」を実感し、自分の存在に自身を持ち、生徒たちに相手を思いやる心や自尊心が芽生えました。生活も生き生きと意欲的になり、子どもたちの目が輝いてくるのです。この「レク授業」の取り組みは、多くの方の関心を集めました。教育関係者はもちろん、子育てに不安を持つ親や心やからだを病んだ子どもたちと日々接している全国の小児科医からも注目されています。
 今、私たち自身が赤碕高校の取り組み~現代の子どもたちに不足している「役立ち感」や思いやりの心を育てる人間関係作り~を学ぶことにより、大人を含めた多くの人々の人間性を回復することができると思われます。まず、自ら考え、行動することが大切です。一人でも多くの方々が母子保健・学校教育・社会教育・医療・福祉などのあらゆる場面で赤碕高校の取り組みを実践し、乳幼児期からの親子関係づくりや小・中学生、高校生の人間関係を改善出来るように、「人間性回復プロジェクト」を立ち上げました。「役立ち感」を実感として気づき、自分自身はもちろん相手のことも好きになるとともに、コミュニケーション・スキル、すなわち「生きる力」を身につけさせる「人間性回復プロジェクト」にぜひご参加ください。
 「人間性回復プロジェクト」は、子どもたちの未来が輝かしいものになるよう、そして、思いやりのある国日本を作り上げるよう第1回開催地である"小さな鳥取県"から"大きな取り組み"を全国に発信していきます。この「人間性回復プロジェクト」の第1回全国集会として、平成15年12月13日(土)・14日(日)三朝町総合文化ホ-ルで、公開講座「子どもたちの心を考える-これからの教育、これからのニッポン」を開催いたします。講師・パネリストは6人のお子さんの子育て論を話していただく片山善博鳥取県知事、育児や保育、教育に至るまで幅広い著書で有名な汐見稔幸東京大学教育学部教授、元仙台市教育委員会教育長の小松弥生文部科学省高等教育局医学教育課長、子育て相談で有名な小児科医の内海裕美さん、レクリエーション・コーディネーターの高塚人志県立赤碕高校教諭です。
詳しいお問い合わせは、人間性回復プロジェクト事務局松田隆(連絡先:〒682-0861倉吉市新町3-1178(まつだ小児科医院内)Fax0858-22-2977、E-mail:rmatsuda@apionet.or.jp)までお願いします(電話でのお問い合わせはご遠慮ください)。

NPO未来のホームページ

高塚先生のHP
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