魔法使い3人のティータイム

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*魔法使い3人のティータイム 午後の紅茶編 ここは魔法の森・・・の中のとある家 アリス・マーガトロイド宅 その中でいそいそと準備を進めるアリスの姿があった 「おーいアリスー来てやったぜー!」 そういって現れたのは箒を持ったいかにも古風な魔女、霧雨 魔理沙だった 「あら?まだ時間はあるっていうのに、随分と早いじゃない」 「いいだろう?早く来る分には」 「よっぽど暇なのね・・・。まぁいいわ、そこに座ってて頂戴。もうすぐパチュリーも来るでしょうから」 「おぅ?あの引き篭もり魔女が来るのか?珍しいこともあるもんだ」 「うるさいわよ。そこの白黒魔女」 と言いながら現れたのは、寝巻きのような格好の魔女、パチュリー・ノーレッジだった 「いくら私でも外くらいには出るわよ」 「ほとんど見たことないがな」 「それと、今日来たのはあなたに取られた本を少しでも返してもらうために来たのよ」 「だからあれは借りたんだよ!私が死ぬまでな!  それとこういう諺もあるだろ  お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの  っていうな!」 「なによそのGは・・・諺じゃないわよ・・・  あの中には危険な本もあるから早く返して頂戴?」 「死んだらな?」 「はいはいとりあえずそこまでよー」 止まりそうにないループした口論の流れを切ったのはアリスだった アリスといくつかの人形が紅茶やクッキーを持ってきている 「おっとやっと来たか。アリスのクッキーは美味いんだよな」 「褒めてもなにもでないわよ」 「クッキーを出してるじゃないか」 「はいはい、分かったわよ」 「随分と流しが上手いわね」 「まぁ家が近いから何かと厄介なことがあるのよ・・・  一々聞いてたらキリがないわ・・・」 「成るほどね・・・。まぁ有難く頂くわ。  それと・・・  後で魔理沙の家に本を取り返すの手伝ってくれないかしら?」 今日も幻想郷は(一部を除いて)平和であった

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