永い永い夜、月は暖かな白光を地上に送りながら人々は眠りにつき人ならざる居酒屋常連は起き
そんな理の中から少し外れた俺のお話。
ッ!・・・「もうやめてくれ・・・頼む・・・」 「嫌ですよ、責任取って下さい」ブンブン
幻想郷のどっか、何時の間に出来た居酒屋店と呼ぶには小さすぎ、家と呼ぶにも小さすぎる。その店で空気となりつつあるオンバシライオンを結果的にショック死させるほど大きく男の声が響く
「頼む・・・許してくれ・・・」 「嫌ですよ、今宵は貯まったツケを全額倍にして払ってもらうまで帰らせませんよ」ブンブン
男は両腕と両足を咲夜さんが時を止めて固定していたそしてその横に立つ天狗の姿があった。背から小学生が描いたような羽を広げ、偉そうに立ちながら首を振っているその姿はきめぇと呼ぶに相応しい姿だった。
「もう・・・ッ!・・・限界だ・・・頼む・・・」 「じゃぁ早くお金払って下さいよー!」ブンブンブンブン
店長の顔面から放たれる幻想風靡は、5000では止まらず6500まで跳ね上がる。そしてそのダメージから男の精神をストレスでマッハにしていく。店長は男だけには飽き足らず、周りの客やオンバシライオンまで巻き込まれていく。
「て、店長・・・俺が悪かった・・・反省・・・している・・・本当だ・・・」 「本当ですか?」「あぁ・・・本当だ・・・だから幻想風靡はやめてくれッ!」 「じゃぁ疾走にしますね」ガイーンッ
店長と呼ばれた天狗がスキルカードを使うと、男はガードする事も出来ずまとも喰らった。
「ハァ・・・ハァ・・・」
男の荒い息遣いが店内によく響くドウウゥンッ!、「そして時は動き出す」と咲夜さんが呟き男の体の時間が動きだしたゴロンッ、男の体は幻想風靡とザ・ワールドから開放されて全身に幻想風靡の跡を残したまま床へ転がった
ドスッ「ウッ!・・・カハッ・・・・」
いつの間にか男の傍に立っていた咲夜さんが男の腹部に思い切りナイフを刺した男の口からは赤黒い血が痰とともに吐き出される。咲夜さんは男の肩をく抱き上げると
「明日までに百万だ、用意出来なければ貴様はお嬢様に紅茶としてお出しする。」
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