ギャルゲ卓:1stセッションリプレイ

居酒屋ソードワールドリプレイ・第1回「初めての冒険」 文責:ウルガPL


※プレイヤーは全員SW1.0初心者です
※編集の都合上、いろいろカットしたりつなぎ直したりしてます。
※またソードワールド未プレイの方のための補足が入ったりしてます。
※なお文中における攻撃力は命中力と、打撃力はダメージに関する基準値と考えてもらえればいいです。

【キャラクター紹介】

名前:ユミナ
種族:人間 性別:女性 年齢:19 生まれ:狩人 出身;エレミア出身
その他身体的特徴:肌は褐色、髪は茶
ダイス目:A11 B8 C9 D10 E7 F10 G7 H7
能力値:
器用度19 敏捷度17 知力19 
筋力17 生命力17 精神力14 
保有経験点:0
冒険者技能:シーフ2 レンジャー1 セージ1
言語:共通語(会読)東方語(地方語)(会読) 下位古代語(会読)
装備:カトラス スモールシールド ハードレザーアーマー (サブウェポン:ロングボウ アロー36本)
所持品:冒険者セット(ランタン油2)、シーフツール、保存食10食分、くさび10本
所持金:498ガメル
備考:
家出娘
見たことないもの(魔法のアイテム、遺跡、神話的な何か)に興味しんしん。
箱入り娘だった頃にで読んだ本で世界の広さと不思議さに衝撃を受けた。
最初は家を抜け出す程度だったが、一念発起して家から脱走。
商人に取り入ってエレミアから脱出、
ロマールで見た闇市でまた衝撃を受け、以来入り浸るように。
生活費を稼ぐ為もあって闇市の悪いおねーちゃんおにーちゃんたちに教えられながらシーフ技能を身につけた。
世界にまだまだあると信じる不思議なものを体験するために冒険者になろうと決心!

名前:ニイド
種族:ハーフエルフ 性別:男 年齢:24 出身:ロドーリル付近
その他身体的特徴:12歳程度の見た目。チビ。白髪のざんばら髪
ダイス目:A9 B11 C5 D8 E6 F8 G7 H9
能力値:
器用度20 敏捷度16 知力13 
筋力14 生命力15 精神力16 
保有経験点:0
冒険者技能:シャーマン2
言語:共通語(会読) エルフ語(会読) 精霊語(会)
魔法:Lv2までの精霊魔法
装備:スタッフスリング ブリット(弾)100発 ハードレザー マント(サブ:ダガー)
所持品:リュート 冒険者セット(松明6本) ベルト
所持金:258
備考:
人間にしてみると12歳程の見た目の少年。身長は歳相応にチビ、髪の毛は白髪で短くざんばら頭にしている。
顔立ちはそこそこだが、エルフの村的にはイモいと呼ばれるレベルには人間寄りである。
所謂、子ども的な可愛いと言われる顔だが、
その生まれか反抗的な目をしているためか大人びてるような雰囲気はある。
しかし、所詮は精神レベル=ガキと歳相応な上、それを自分でもわかってるのでイライラが倍増している。
生まれの名を捨て、自分で決めた名前を使っている。

名前:フォニアス
種族:人間 性別:男性 年齢:15 出身:ライナス出身
ダイス目:A9 B7 C8 D6 E5 F7 G6 H8
能力値:
器用度16 敏捷度15 知力14 
筋力12 生命力13 精神力14 
保有経験点:0
冒険者技能:プリースト(ラーダ)2 セージ1 ヒーラー(一般)3
言語:共通語(会読) 西方語(地方語)(会読) 下位古代語(読) 神聖語(会読)
魔法:Lv2までの神聖魔法
装備:ヘビーメイス スモールシールド チェインメイルアーマー
所持品:冒険者セット(松明6本) 保存食(5食) 手鏡 救急セット(仮)
所持金:103
備考:
一般的な家庭に生まれるも、近くの教会によく通い、
そこの司祭に気に入られて医療の知識や宗教の基礎を教わる。
成人となり、見聞を広げるためまずは人の流れが多いところへ冒険者として修行の旅に出る。
多少幼さが残る感じの見た目であり、
なったばかりということもあり時々成人として見られないことを本人は多少気にしている。

名前:ライラ=キルスタン
種族:人間 性別:女性 年齢:17 生まれ:蛮族 出身:オーファン
その他身体的特徴:平均よりやや小柄。幼さの残る顔立ち。金髪。目の色は緑
ダイス目:A8 B11 C8 D6 E8 F7 G6 H3
能力値:
器用度19 敏捷度19 知力 14
筋力15 生命力13 精神力9 
保有経験点:500
冒険者技能:レンジャー2 ファイター1 セージ1
言語:共通語(会読) 西方語(地方語)(会読) 下位古代語(読)
装備:ロングボウ(サブ:ブロードソード) アロー48本 リングメイル
所持品:冒険者セット(ランタン油2) 保存食4食
所持金:290ガメル
備考:
短めに揃った金髪と緑の眼をもった少女。平均よりもやや小柄な体をしており、
幼さの残る顔立ちから実際よりも幼く見られることがちょくちょくある。
本人はそう見られることはあまり気にしておらず、若く見られる分には問題ないやなと思っている。
 父は元冒険者、母は酒場の給仕であり、幼い頃から父の冒険に関する話を寝物語にきいていたため、
冒険者への関心を持ち、冒険者となった。冒険者となる際、
父から冒険者として知っていると役に立つ知識をある程度教えこまれている。
 本人の性格としてはわりと行き当たりばったりなところがあり、
ロマールについた時点で路銀が底をついており、借金をする羽目になってしまった。

名前:ティリア=クロイツ
種族:ドワーフ 性別:女性 年齢:29
身長:122cm 体重:22kg
その他身体的特徴:金髪碧眼、胸:ないこともない 腰:細い方 尻:人並み
ダイス目:A15 B1 C9 D3 E5 F7 G11 H14
能力値:
器用度16 敏捷度10 知力12 
筋力12 生命力18 精神力25 
保有経験点:500
冒険者技能:ファイター2 クラフトマン(一般)5
言語:共通語(会読) ドワーフ語(会読)
装備:ルーサーン・ハンマー(サブ:ヘビーメイス) スプリントアーマー
所持品:冒険者セット(ランタン油2) 保存食10食
所持金:595ガメル
備考:
ドワーフの町で平凡に生まれ育った普通の女の子。
デコ出し垂れ目でどことなく小動物っぽい感じ。
成人前に一旗揚げとくかーという緩い目標を掲げつつだらだら過ごしている。
マイペース、適当、大雑把。
趣味は食べ歩き。

名前:ウルガ
種族:エルフ 性別:女性 年齢:140
その他身体的特徴:小柄、華奢な体つき、出るとこは出ている、赤髪碧眼
ダイス目:A8 B12 C11 D7 E3 F2 G6 H8
能力値:
器用度20 敏捷度23 知力18
筋力5 生命力8 精神力14
保有経験点:1000
冒険者技能:バード1 シャーマン1 レンジャー1
言語:共通語(会読) エルフ語(会読) ドワーフ語(会) 精霊語(会)
呪歌:レストアメンタルパワー
魔法:Lv1までの精霊魔法
装備:ライト・クレインクィン・クロスボウ*3(サブ:ダガー) クォーレル36本 ソフトレザーアーマー マホガニのリュート
所持品:冒険者セット(カンテラ油2 松明6) 調理器具セット ベルトポーチ 手鏡 保存食10食
所持金:728ガメル
備考:
女版スナフキン。ロマール近辺の森出身。
華奢な体つきだが、出るとこは出ている。赤毛碧眼。腰まで届く髪は背中で結わえている。
彼女は世界各地の伝承を収集する命を受けて森を出たエルフである。
普段は穏やかな身のこなしと、合理的な思考を行うが、知的好奇心を満たすため、
情報のためなら手段も目的も選ばない。物事の裏を知りたがるタイプ。
街に出て、仕事を探していたヤーティスを護衛として雇う

名前:ヤーティス=モリスン
種族:人間 性別:男性 年齢:24 生まれ:学者
身長:2m
ダイス目:A5 B8 C7 D12 E12 F12 G7 H10
能力値:
器用度13 敏捷度15 知力19
筋力24 生命力19 精神力17
保有経験点:700
冒険者技能:ファイター2 セージ1
言語:共通語(会読) 東方語(地方語)(会読) 下位古代語(読)
装備:グレードソード チェインメイルアーマー
所持品:冒険者セット(カンテラ油2) 保存食9食 食糧生10食 小型ハンマー
所持金:25ガメル
備考:
  • 「オラン」で「落ちた都市」についての調査、研究をしている学者の家系「モリスン」の家の生まれ。
  • 幼い頃冒険者に命を救われた事をきっかけに学者の道を投げ捨てその冒険者に弟子入りし冒険者の道に。
  • 22歳の時に「オラン」を出て以来、「自由人達の街道」に沿って旅をしている。

※冒険者セット:
背負い袋、水袋、毛布、火口箱、ロープ10m、小型ナイフ、たいまつ6本orカンテラ(油2本)、
食器セット、羊皮紙10枚、羽ペン/インク(黒)


【はじまり】

※キャラ作成時にウルガPLとヤーティスPLは都合がつかず、他の5人とは別の時間にキャラメイクをしています
 その関係で、ウルガとヤーティスは知り合い、そのほかの五人は別、という状態からセッションはスタートしました。
※基本的に鍵括弧がついているのが会話文です。

ここはアレクラスト大陸中原に存在するロマール。東西に延びる街道のちょうど中央部に位置する交通の要所となっている都市です。
そんなロマールの一角、冒険者街の風靡く季鳴亭(かぜなびくきめいてい)にあなたたちはいます。
あなたたち五人(ウルガとヤーティス以外)は意気投合し、パーティを組むことにしました。

(GM)ではみなさん、PC同士は意気投合したとはいえ初対面なので自己紹介どうぞ。

(なおウルガはこの店の酒場で歌っている)

(フォニアス)「それじゃあ僕から紹介させてもらおうかな?」
(ティリア)「どうぞどうぞ」
(ニイド)「さっさとやれやれ」
(ライラ)「はよー」
(ユミナ)ほっとした目でフォニアスを見つめる

(フォニアス)「名前はフォニアス、ライナス出身の15歳です」
(フォニアス)「一応傷の処置や回復に関しての心得があるので、そのあたりは任せてくださいね」
(フォニアス)(ほら、きみたちも、と4人に紹介を促す)

(ライラ)「んじゃ、次はあたしがいこうかねー」
(ライラ)「名前はライラで、年齢は17、そんでオーファン出身だよっと」
(ライラ)「父についてって狩りとかいってたから野外での狩りならちょっとは任せてもらってもいいよ!」

(ニイド)「へぇ、じゃあ外での飯の調達は任せようかね」

(ニイド)「流れ的に俺の番かね」
(ニイド)「俺の名前はニイド、出身は…まぁどうでもいいことだな」
(ニイド)「多少は精霊魔法の心得がある、セコい技能だがまあいざとなったら頼ってくれていいぜ」

(ユミナ)「次は私だね!」
(ユミナ)「ユミナ、18歳、一応出身はエレミア。」
(ユミナ)「小さい頃に本で読んだ魔法のアイテムに驚いて冒険者になるために家出してきちゃいました」
(ユミナ)「といっても3年前の話で生活するだけでいっぱいいっぱいだったんだけどね」
(ユミナ)「悪いおにーさんとかおねーさんとちょこちょこしてたから、探索とか宝探しは任せてよね」
(ユミナ)(おわり!

(一方背景で歌っているウルガ「♪鋼の鳥は空を飛ぶ ♪少女二人をその背に乗せて(さっきまで忍殺的だった)」)
(どっか遠くのヤーティス「まともな歌詞・・・だと・・・」)

(ティリア)「えーと、ティリアですー。彫金とかできますー。あと戦ったりはそこそこ・・・たぶん・・・」
(ニイド)「なんだ、歯切れがわりいな」
(ティリア)(とかいいながら荷物の長物に視線をちらちら
※身長122cmに対して武器が180cm
(ユミナ)「・・・あのおっきいのはあなたのなのよね?」
(ティリア)「そうですー」
(ニイド)「勢い余ってこっちにぶつけないでくれよ」
(ユミナ)「あんなの振り回せるなら戦闘はばっちりね!」
(ライラ)「自分の1.5倍の獲物ぶんまわすとかちょっと想像がつかないなー」
(ティリア)「気をつけますー」

(フォニアス)「これで5人とも自己紹介が終わったかな?改めてよろしくね」
(ティリア)「よろしくですー」
(ライラ)「よろしくー」
(ユミナ)「よろしく」
(ニイド)「まっ今回の仕事の間だけだけどな、頼むぜ」

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一方その頃ヤーティス。
ヤーティスはチェインメイルなど、装備一式を買いにいったのでした。
なおウルガとは既に知り合いという設定になっています。

(ヤーティス)「あの店たかが重量17のチェインメイルで1000G近く取るとかぼったくりも良い所ですな!」
(ヤーティス)「御陰でしばらく野宿が確定しましたぞ・・・」
(ヤーティス)「して、ウルガ殿は一体どこへいってしまわれたのか」

ウルガを探してキョロキョロとあたりを見回すヤーティスだったが、ちょうど市場に駆け込んできたおっさんと目が合いました。
おっさんはひどくあわてた様子でだらだら汗をかいている。
おっさんはヤーティスに向けて突進してきました。

(ヤーティス)「えっ なにあの人こわい」
(ヤーティス)「へ、変態だー!」
(ヤーティス)とりあえず逃げます

しかし まわりこまれて しまった !

(ヤーティス)「衛兵呼びますよ!」
(ヤーティス)「お金ならありませんぞ」

おっさんは行商人のカーウェスと名乗りました。
カーウェスはヤーティスは、あわてた様子で「近くに冒険者の店はないか」と尋ねます。

(ヤーティス)「と言われてもこちらもこの街にはついたばかりですからな・・・」
(ヤーティス)とりあえず手近な場所を適当に教えます
(ヤーティス)「あそこの[きめぇ亭」とか良いんじゃないですかね(適当)」

「一緒に来てくれないか」と頼まれて、強引にヤーティスはきめぃ亭に入りました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
少し時間をさかのぼって。
ユミナ、ニイド、ライラ、フォニアス、ティリアの五人が、飯も飲み物も届かないことに気づいたところ。

(ユミナ)「ちょっと、いつ出てくるのよ!」

ユミナが声を張り上げると、メイド服を着たなんかすごい凄みのある人が、ぬぅ、っと出てきてどうかしたか尋ねてきました。
背景に「ゴゴゴゴゴ」などの擬音が出ているようにも見えます。

(フォニアス)「給仕さんですか?料理が遅いようですが…どうかなさいました?」
(ライラ) (なんかただならぬスゴ味を感じるんだけど…)
(ユミナ)「さっき頼んだ料理とお酒はいつ出てくるのよ!」
(ニイド)「さっさと、出せよメシメシ」と給仕の声だけ聞いて文句をつける

メイド服を着た変な店員は「セ ル フ」とおごそかに言うと、すぐに店の奥に引っ込みました。

(ニイド)「あ"?」
(ユミナ)「oh…」
(ライラ)「どういうことなの…」
(ニイド)「訳がわからねえ…こんなんで金とっていいのか仕事ってのは…?」
(ユミナ)「このお店はハンバーグがおいしいらしいわよ」
(ユミナ)「私は遠慮しておくけどね」

よく見ると、店にいる冒険者たちはカウンターにいるでかい饅頭のような生命体の前に銀貨を置き、
勝手に飯を作ったりお湯の水割りを飲んでいたりします。
なお銀貨はいつの間にか消えている。

(ユミナ)「しょうがないわね」
(ユミナ) カウンターに歩いていってお酒を探しに行きます

(GM)んー、じゃあ1d6振ってください
[ユミナ] ダイスロール 1D6 = 2 (2)
(GM)ではユミナはカウンター付近でお酒を一本引き抜いた。

(ユミナ)「おいしそうなお酒ね!」
(ユミナ)「これはいくらなの?」

(GM)200G(およそ1Gは日本円にして100円ぐらいです)

(ユミナ)「うっ…」
(ユミナ)「まぁこれから仕事する仲間と飲むんだものね!」
(ユミナ)払います
(ユミナ)声と手を震わせながらお金を差し出すユミナちゃん

(ニイド)「やめとけって、俺はもっと安いのでいいからよ」

すると店の奥から再びメイド服を着たバイトが出てくる。

GM(バイト長)「お客様、当店では返品を受け付けておりません」
(ニイド)「あ゛?、まだ一口も飲んでないんだぜ?」

ゴゴゴゴゴゴ
名状しがたきプレッシャーに引く冒険者たち。
一方バイト長は、金がないなら仕事をすればいい、と壁の掲示板を指さすとまた奥に引っ込みます。
GMの金銭的トラップに引っかかりながら、五人はバイト長に示された掲示板に依頼を探しにいきます。

(フォニアス)「依頼か…ちょうど人数もいますし(生きてここから出る為に)何か受けてみません?」
(ユミナ)「みんな、こっちに仕事の依頼があるみたいよ」

(GM) ①~⑤までの紙を選ぼう!

(ニイド)俺は真ん中の3番を見るぜ!
(ライラ)「んじゃ、あたしは1番みりょー」
(ライラ)噛んじった

(ティリア)「一度見た依頼はキャンセルできませんとか張り紙ないですよね」
(ニイド)それを聞いてうっと身を引く
(ユミナ)「200Gのお酒・・・」ティリアの発言にトラウマがよみがえる感じで
(ティリア)(ない模様

さて、依頼を探し始めた冒険者たちですが、リザードマン討伐など、明らかに新人が手を出せなさそう、
というか軍隊が出る級の依頼ばかりなので閉口します。

そんな折、ヤーティスが入店しました。
身長2メートルの巨漢です。

(ニイド)(何あれでけぇ、こええ、近寄りたくねえ、目合わせ無いようにしよ)と目を逸らす
(ライラ)「なんかすごい人がきたね、っていうかあれ人なのかな?」

一方ウルガは知り合いが店に入ってきたことに気づきます。

(ウルガ)では、ウルガはヤーティスに気づいて、演奏をやめました
(ウルガ)パタパタ、とヤーティスに駆け寄ります

(ヤーティス)「おや、ウルガ殿。丁度探しに行こうと思ってた所でしたぞ」
(ウルガ)「おや、ヤーティス殿。予定より遅いですね」
(ウルガ)「ああ、そういえばこの宿について伝え忘れてましたね。申し訳ない」

※この二人はエルフの森を出てきたウルガが、護衛としてヤーティスを雇ったという関係です。

二人が話している間に、行商人カーウェスは店長と何やら話をしています。
店長は話を聞いているのかいないのかわからないですが、どうやら通じているようです。

(ウルガ)「ところでそちらの御仁は?」
(ヤーティス)「変態です」
(ウルガ)「なるほど」(名状しがたき店主と話しているさまを横目に見ながら)
(ヤーティス)「じゃない、行商人を営んでらっしゃるカーウェスさんというお方らしいですぞ」

そうこう言っているうちに店長との話が終わったのか、カーウェスさんは二人のところに戻ってきます。
彼曰く、商売品を輸送中に荷物を山賊だか野盗だかに奪われたのだと。
依頼が来たのに反応して、先行五人組も聞き耳を立てています。

(ウルガ)「なるほど荷物を」
(ティリア)(依頼が来たっぽいので聞き耳をたてておきます
(ヤーティス)「成程、盗賊の規模は解りますかな?」

正確な規模はわからないが、彼の護衛が相当相手の戦力を削ったのではないか、と言われます。
それでも10人程度残っているとか。

(ウルガ)「ふむふむ」
(ヤーティス)「ふむ・・・10人以上となると私達2人では少々荷が重いですな」
(ウルガ)「ちなみに報酬はいかほどでしょう」

ここでカーウェスは報酬についての話をせずに条件をだします。
まずは人手を増やしてから話を聞きに来てほしい、と。
それもそのはず、現状目の前にいるのは二人PTです。

(ヤーティス)「人手の増員、ですか」
(ウルガ) では回りを見回します
(ヤーティス)同じく辺りを見回して丁度聞き耳を立てている5人組よ目が合うよ!
(ウルガ)じゃあ先発メンバーと目があった、ということで?

(ライラ)「なんか美味しそうな話が聞こえてくるねー」
(ユミナ)「何かよさそうな話が聞こえてきてるわね」

というわけで合流です。
カーウェスが部屋を借りる際に銀貨を店長の前に置くと、
いつの間にか銀貨が消え去ってるのを見てニイドが軽くSANチェック入りますがそれはともかく。

(ティリア)いきなり2mの大男と目が逢ってびくびくしてます
(ウルガ)「つかぬ事を伺いますが、皆様冒険者ですか?」
(ユミナ)「5人で何か仕事でもないかって探してたところね」
(ニイド)俺は軽く無視をして目をそらす
(ユミナ)「というか私がお金がなくて・・・」
(ライラ)「ここの依頼は怖いのばっかりでねー」
(ウルガ)「なるほど、ではこちらの依頼をともにこなすというのはいかがでしょう?」とカーフェス依頼の張り紙を指さします

先ほどのカーウェスの依頼が掲示板に張り出されています。
また、その近くにこのPTの誰もまだ見てない依頼を見つけます。
ちなみに依頼掲示板には「tanemomi」とか「mohikan」とかいろいろ書いてあります。
どうやら難易度のようです。

依頼元:フリップ村

報酬:1人頭700ガメル

依頼の内容:ゴブリン退治


ここでゴブリンに関する知識判定です。
二名ほど判定に失敗するのでかくかくしかじかで情報の共有をしたということに。
 (ウルガ「そちらのお二方はご存じないようなのでかくかくしかじか」)
 (ニイド(ずっと目を逸らしている))

(ヤーティス)皆が依頼書見てる間に怯えてるティリアさんに話かけてみよう
(ヤーティス)「そこの女性、如何しましたかな?」
(ティリア)「ひゃいっ・・・なんでもないですー」
(ティリア)とか言いながら三歩くらい下がります
(ユミナ) 「ちょっと、怯えてるじゃないのよ」
(ユミナ)間にはいる
(ライラ)(ヤーティスをみながら
(ライラ)「っていうかあなた本当に人間なの?ゴーレムとかじゃないよね…?」
(ヤーティス)「えっ どこからどうみても好青年の私を見てどこに怯える要素がありましょうか」
(ヤーティス)「近所の子供達にはゴーレムおじさんと評判でしたがれっきとした人間ですぞ!」
(ウルガ)「わたくしも初めてこの人と出会ったときはさすがに肝が冷えましたわ」
(ヤーティス)「えっ ウルガ殿もびびってたの」
※ヤーティスPLが用意した画像はフルフェイスの兜をかぶったドム見たいな外見です。

そんなこんなありまして、

(ティリア)とりあえずユミナちゃんシールドを巧みに利用しつつ
(ティリア)「商人さんの方の話を聞きにいくだけでもいいんじゃないかと…」
(ユミナ)「ゴブリンなら何とかなりそうだけど、そっちの二人の話も気になるわね・・・」
(ニイド)「まあ、見るだけならタダだぜ、多分な」
(ティリア)「商人さんの方は急ぎっぽい感じですしー」
(ウルガ)あ、一応カーウェス依頼の紙も確認しときたいです

そのカーウェスの依頼はこちら

依頼元:行商人カーウェス

報酬:1人頭900G

条件:5人PT以上


(ライラ)「さっきのおっちゃんの依頼は900Gかー」
(フォニアス)「(紙を見ながら)ちなみに荷物って何を運んでたんでしょうね、この人」
(ヤーティス)「900Gも貰えればしばらく生活費には困りませんな」
(ウルガ)「依頼料はカーウェス殿の方がよいですねぇ」
(ニイド)「今は金が必要だかな、さっさと決めようぜこっちに」
(ティリア)「至急って書いてあるしこっちの方がいいんじゃないですかねー」
(ユミナ)「どっちもなんとかなりそうならお金が多いほうがいいわね!」
(ライラ)「あたしもお金多い方がいいなぁ」
(フォニアス)「そうですね、みなさん、カーウェスさんに細かい依頼内容とかを聞きに行って見ませんか?」

と、そんなとき。酒場で騒ぎが起こります。

(ニイド)「あん?」とそっちを見る
(ウルガ)「!?」
(ヤーティス)「おや」

モヒカン冒険者が小さい女の子をボコっているのです。

(ニイド)カッとなって跳びかかる
(ニイド)「てめぇ何やってんだ!」

飛びかかるニイドですが、組み付く判定(2d6+器用度ボーナス)には成功しますが、
抑え込む判定(2d6+筋力ボーナス)のダイスが振るわず腕を払われてしまいます。

(GM)モヒカン風の男「あん?何だクソガキが!引っ込んでろ!」
モヒカン曰く、この小娘がニセの情報を売ったとかなんとか。
(ニイド)「あん?ニセの情報?」と一応聞き返すガンつけながら

続いてヤーティスも組み付きに成功しますが、またもや抑え込みに失敗。
(ヤーティス)「ぬわーっ!」

一方で、

(ウルガ)「偽の情報とは気になりますね。お聞かせ願えますか」と聞いてみます
(GM/モヒカン「遺跡の情報をこの小娘から買ったんだが、ろくな遺跡じゃなかったんだ!」)
と騒ぎなどどこ吹く風で話を聞くエルフだったり、

(ライラ)今のうちに女の子を保護に動く
(ライラ)「今のうちに、こっちへ!」
ニイドヤーティスの作った隙に女の子を保護したり、
ボコっていたモヒカンが店内乱闘したということでバイト長にミンチにされたりしました。
(GM/モヒカン男:「ヒッ」)
(ニイド(なにこれこわい))
(ヤーティス「酷い狂気の世界を垣間見た」)

騒ぎが一段落したところで、

(ウルガ)「ところでそこな女の子、先ほどのモヒカンの話について何かありますか?」
(ティリア)当然女の子から話を聞きます
(ティリア)「大丈夫ですかー?」
(ニイド)チラッと睨みながら女の子を一瞥する
(ティリア)とりあえずお湯の水割りでも差し出して落ち着いてもらおう
(ユミナ)幼女じゃなかったのか…

GM/???「あ、ああ、すまない。突然の事で驚いてしまったよ」
GM/???「私の名はナーズ。ダウザーとシーカーをやっている。たまたま変なのに絡まれてしまってね、ありがとう。助かったよ」
※このとき表示されたキャラのシルエットは○○ーリンです。

(ニイド)「たまたまねぇ・・・」とまだ睨む
(ライラ)「なんか思ったより落ち着いてるねー」

ここでダウザーやシーカーの職業を知ってるか、目標値10でセージ技能判定があったりして。
なおダウザー・シーカーはつまるところ、未盗掘の遺跡を探して、その情報を売る職業で、
一応冒険者とは関係のない一般技能で、本卓オリジナルのものです。
また、ある程度対象の遺跡の難易度もわかるようです。

(ニイド)「ダウザーってのも胡散臭いもんだけどな・・・」
(ウルガ)「ちなみに遺跡は本当に手つかずでしたか?」(うずうずしながら
(ティリア)話を聞く方向で

(GM)ナーズ「ああ、本当だ。あの遺跡は間違いなく手付かずのものだったよ。何なら、賢者の学院に問い合わせてもいい」

(ウルガ)「ふーむ……」
(ティリア)「じゃああの人が言ってたのはなんだったんでしょうね・・・」
(ライラ)「なら、あのミンチ肉が探索にいくまえに先を越されたとか?」
(ニイド)「でもあのモヒカン共も嘘をついてるように見えなかったぜ?テキトーな仕事したんじゃねえのか?」
(ユミナ)「その遺跡は何か面白そうなものがありそうなのかな!」目をきらきらさせながら

そこでナーズは「これが証拠にならないだろうか」と、一枚の紙を取り出しました。
どうやらその遺跡の入り口にあった文字を写し取ったもののようです。

(フォニアス)「これは…下位古代語だね、読んでみようか」

『 鍵……水面に眠りし……カストゥールの…』

カストゥールというのは古代の魔法王国の名前です。
魔法技術が優れていたようですが、詳しくはわかりません。

(ウルガ)「なるほど、ではあなたの見立てでその遺跡の難易度はどの程度のものなのでしょうか」
(GM) ナーズ「難易度、かどうかは解らないけど、規模は小さめの遺跡だったと思う。
   地上部分は1F~2Fもないぐらいの建物だから、もしかしたら地下型かもしれないよ」

ここでナーズから「君たちは冒険者か」と尋ねられます。
もしそうなら自身の汚名をはらしてもらえないか、と依頼されます。
報酬は渡せないけれど、遺跡の紹介料をただにしてくれるそうです。

これを受けるかどうか悩む冒険者ズ。
心情的には少女(ナーズ)>おっさん(カーウェス)なのですが、
いかんせんこのパーティ金銭的に厳しい人が結構いるのです。

しばらく悩んだ結果、冒険者ズはナーズの依頼を受けることにします。

(フォニアス)「ふむ…知識を得る目的で旅を始めた僕としては遺跡の探索を優先させたいけど…みんなはどうかな?」
(ユミナ)「私もその遺跡、見に行ってみたいな!」
(ティリア)(心情的にはどっちでもいいけどこっちは名指しの依頼だからなー
(ニイド)「俺は稼げるならどこでもいいぜ、ここのメシ代出してくれるってんだら迷わずいくけどな」
(ライラ)「個人的には確実にお金が入るカーウェスさんのに惹かれるなぁ」
(ウルガ)(しばらく悩んでいたがポンッと手をたたいて)「よし、遺跡に行きましょう!」
(ニイド)しかし、ウルガを無視
※基本的にエルフはハーフエルフを蔑視する傾向があります。その影響でニイド君はやたら無視したりなにやらしているのですね。

ナーズ「わかった。なら、一応形式上だけでも依頼は店を通さないとまずいからね。
依頼板(クエストボード)に依頼を出しておくから、受理しておいてくれ」

と、ナーズの依頼を受けたところでリアル休憩時間となりました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【AMDファイアーズ爆誕】

休憩が終わって最初にやることはパーティ名を決めることです。
冒険者の宿に登録する名前ですね。
ああでもないこうでもない、と悩んみつつ、最終的に決まったのが

『AMD(アミド)ファイヤーズ』

(フォニアス) 「みなさん休憩中に、冒険者の店に登録するためのパーティー名を考えてきました」
(フォニアス) 「考えてきた名前は『AMD(あみど)ファイアーズ』僕の地方にある伝承からの引用です」
(ウルガ)「AMD(あみど)ファイアー……!それはまさか!」
(フォニアス) 「ちなみにもともとの意味は『多くのドラゴンの炎をも超えし者』というものらしいです」
(ユミナ) 「小さい頃に読んだ本で」
(ユミナ) 「見たことがある気がする・・・!」
(ニイド) 「無駄に壮大だな…」

※AMD社に喧嘩を売っているわけじゃありません。
※網戸がー!

ナーズ「すまない、待たせてしまったね。こちらは準備出来たところだが、もういいのかい?」
※休憩中にテントを買ったりいろいろやっていました。

(ティリア) 「大丈夫ですー」
(ユミナ) 「おっけー!」
(フォニアス) 「手間取って申し訳ない、僕らも準備できたところですよ」
(ヤーティス) 「パトロンがテント買い終えたらしいので問題ありませんな!」
(ライラ) 「こちらもいろいろと終わったところだよー」
(ウルガ) 「問題ありません。出発いたしましょう」
(ニイド) 「さっさといこうぜ日が暮れちまう」

(GM) ナーズ「ところで先ほど聞いてなかったんだが、これからすぐ出発するのかね?今から出ると、途中で野宿して、到着するのは翌日の朝~昼ぐらいになりそうだが」
(GM) 現在:お昼 13時ぐらい
(GM) 遺跡まで:1日+半日

(ライラ) 「ん、なにか不都合があるのかな?」

(GM) ナーズ「うむ。どうせ途中で野宿するとして、多少時間はずれ込むだろうからね、少し多く計上してるつもりなんだが」
(GM) ナーズ「…まあここだけの話なんだが、最近ロマール近辺で盗賊が出ているらしい」
(GM) ナーズ「しかも、盗賊ギルドの管轄外。つまり、野党の類だ。こればっかりは性質が悪い」

(ウルガ) 「盗賊ギルド……情報……」

(GM) ナーズ「それと、もう一つ気になる事があるんだ。あのモヒカン連中、何か遺跡で見つけた、みたいな事も漏らしていたんだが…その辺の話は聞かなくてもいいのかい?」

※まあこの辺りはGMのヒントですね。情報探査は重要です。

(ユミナ) 「昨日の商人のおじさんの件もあるし、少し話を聞いてこようかな、お金になる話があるかもしれないわ」
(ライラ) 「あのモヒカン、生きてたのね…」
(ウルガ) 「とりあえずモヒカンに話を聞きたいです」

というわけでウルガはエールを4つもってモヒカンどもの元に近寄ります。
モヒカンどものPTは、モヒカン、もやシーフ、ドアノブみたいな帽子のソーサラー、聖職者という名の紳士です。

(ウルガ) 「で、ちょっとお聞きしたいんですが、」
(ウルガ) 「先ほど外れ遺跡をつかまされたという話をお聞きしましたが、参考までにお話をお聞かせ願えませんか?」

(GM) モヒカン「つってもな。遺跡の話をすりゃーいいのか?」
(ウルガ) 「遺跡で何があったのか、あるいは何がなかったのか、ですね」
(GM) ドアノブ「…うーん。何にも無かったわね。」
(GM) もやシーフ「噴水あったけどwwwwそれ以外何もないwwwワロリッシュwwwww」
(GM) 紳士「ティリアたんはぁはぁ…」

モヒカンズの話からわかったことは以下の通りです。
  • 1Fの奥に、なんちゃらの泉だか部屋だか、って名前の噴水がある。
  • 遺跡に入るとドアがあるんだが、開いてもドアの先が壁で何もない。
  • それ以外は二つぐらい小部屋があって、片方に噴水があったがあとは特に気になるようなものはなかった。
  • トラップも何もなかった。
  • 道中夜盗に襲われることはなかったが、妙に狼の遠吠えが聞こえた。
  • 噴水のある部屋で鍵を見つけた。

ということがわかりました。
この鍵を譲ってもらおうとしますが、ドアノブソーサラーに500Gを吹っかけられます。
が、この鍵はセージ技能でチェックしてみると100G程度のものとわかります。
交渉の結果、100Gで購入することになりました。

鍵には下位古代文字(古代において一般的に使用されていた古い言語)で以下のようなことが書かれています。
「我、水底に眠りて道を開く者也」
噴水になんかあんのかなぁ、と冒険者らは首をかしげますが、判断材料がないので保留です。

次に調べるのは野盗関連の情報です。
これを調べるためにユミナが盗賊ギルドへ向かいます。
※このギルドに上納金を支払うことで、貴族などはこのギルドの構成員から盗みに入られることがなくなります。
 いわゆるヤクザのような者、というのが近いでしょうか。
 また、彼らには独自の情報網があり、盗賊ギルドではそれらの情報の売り買いが行われたりします。
 現在いるロマールの盗賊ギルドは、このアレクラスト大陸において最大の規模を誇り、
 ロマール王国のトップとも関係が深いとかなんとか。
 また、シーフ技能を持つものは基本的にここに所属していることになっています。

ちなみにこの盗賊ギルドは、酒場に偽装しています。

(GM) マスター風の男「ふんっ」
(ユミナ) 「ぱちんっ」
(GM) マスター風の男「輝くそれは」
(ユミナ) 「グレートキャニオン」
(GM) マスター風の男「…何だ、新入りかと思ったが。よく合言葉を覚えていられたな。」
(ユミナ) 「記憶力には自信があってね」
(ユミナ) これも話聞き始めちゃっていいのかな
(GM) 男「とりあえず、良く来たなご同輩。今日は何の用で?」
※何もおかしくない普通の合い言葉です。
※何もおかしくないな

(ユミナ) 「最近このあたりで悪さしてるやつらがいるって話が気になってね。お店にも何かされたらしい商人が来てたのよ。何か知らない?」
(GM) 男「…馬鹿やろう声がでけぇよ。暗号使え暗号。情報が欲しい時は、馬の小便よりマシな酒はねぇか?、だろうが」
(GM) 男「…まあいい、ちょっとまってろ」
(GM) 男「待たせたな。あいにくと馬鹿に飲ませる酒は置いてねぇみたいでな。どうしても飲みたきゃ…」
(GM) (ダイスころころ)男「…700Gだな」

700ガメルなどかけだしの冒険者にとっては大金です。

(ユミナ) 「な、ななひゃく?ちょっと高すぎるわね」
(GM) 男「200Gで飲める水みてぇな酒もあるが、どうする?」
(ユミナ) 「さぞかしおいしいお酒なんでしょうね、頂くわ」
(GM) 男「まいどあり」

ここで得られた情報は以下の通り。
①周辺事情について
…最近ロマールの周辺に野党が出没しているとの情報がある。どうも"うち"の管轄ではない連中らしい。
②野党について
…連中の襲撃は一定の法則が見られる。条件は解らないが、ロマールから出て行く者にだけは手を出していない。
何故だ?闇市を通して出て行く品物も多い筈なのに…

また、遺跡の話を振ると、賢者の学院に行ったらどうか、と言われます。
もっとも、豚小屋掃除(=盗掘)の情報はあるそうなのですが、今回は必要なし、と判断しました。

(GM) 男「…他に飲みたい物はねぇのか?」
(ユミナ) 「ありがとう、また来るよ」お店を出ます
(GM) 男「…待ちな、壌ちゃん。」
(GM) 男「一つ忠告しておいてやる。北だ。北の方角に注意しろ」
(GM) 男「…それだけだ。じゃあな」

忠告を受けてユミナは盗賊ギルドを出ます。
ナーズに聞くと遺跡の方角は北東、やや北よりの場所にあるとのこと。
冒険者らの不安が増します。

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【野宿】


冒険者の宿で合流し、街を出た冒険者達。
途中でウルガPLが「そういや自己紹介してねえ」と思い出し、自己紹介をしました。
ともかく

(GM) ■そんなこんなで陽も落ちてきました
(フォニアス) 「色々うわさもある今、夜道は危険だと思います、このあたりでテントを設営しませんか?」
(ライラ) 「さんせー」
(ティリア) 「賛成ですー」
(ユミナ) 「いいわね」
(ウルガ) 「そうですね」
(ヤーティス) 「異存はありませんな」

という訳で野宿です。
見張り番は以下の順番です。
1.ユミナ・ニイド   
2.ヤーティス・ウルガ  
3.ティリア・フォニアス 
4.ライラ・ニイド

ドワーフであるティリアは暗視能力があり、夜目がききます。
また、シャーマン(ニイド・ウルガ)には、インフラビジョンという大雑把な熱源探知能力があり、敵察知が可能です。
これらの理由による見張り番分けです。

さて、最初のユミナとニイドの見張り番の際に事件は起こります。

(ニイド) 「おい、ユミナ・・・囲まれてるぞ・・・たぶん人じゃねえ・・・」
(ユミナ) 「えっ、どれくらいの数なの・・・?」
(ニイド) 「詳しくはわからねえが、5体~7体って所だな・・・あいつらをさっさと起こすか?」
(ユミナ) 「起こさないとまずそうね・・・」
(ユミナ) 叫ぶ!「みんな起きて!囲まれてる!」

たき火に誘われたのか複数の熱源が接近していることにニイドが気づき、それを受けてユミナが叫びます。
ここでGMによるきちんと覚醒したのか、という判定がありました。
ユミナの達成値は13です。
他の寝ているキャラクターは、この値より低い数値ならば起きます。
その結果、ティリア、ウルガ、フォニアスが抵抗に失敗(この場合はきちんと起きるということ)
したのですが、ライラとヤーティス(よりにもよって6ゾロ(自動成功))は抵抗に成功(この場合は起きないということ)
したので、ぐーすか眠りこけています。

(ウルガ) 「ガバッ」
(フォニアス) 「うわっ、叫び声!?(ガバッ)」
(ティリア) あわてて得物を掴んで飛び起きます
(ヤーティス) 「ZZzzzzzzz……」
(ライラ) 「zzz…うへへ…zzz]

ここで戦闘開始。
敵影は5つ(A~E)、正体はまだわかっていません。
A~Cはキャンプから10mほど西の地点、DEは北に10mほどの地点におり、キャンプの南側には川が流れています。
囲まれている状況ですね。
敏捷度順の行動順序は、
ウルガ→ライラ→ユミナ→DE→ニイド→ABC→ヤーティス→フォニアス→ティリア→ナーズ
です。
ただ最初のラウンドでは夜番組と就寝組で処理を分けています。
また寝てる勢はターンの最後に起きます。

本来は各キャラクターの知力の低い順に行動宣言をしますが、
ここでは読みやすさのためにカットしています。

【戦闘1R目】

A~C: じわじわ前進 DE: 様子を見る

(まず夜番組)
(ユミナ) テントを背後にするような形でA、Bとテントの線上に移動で
(ユミナ) 「来たわよ!こっちは3匹!」

(ニイド) スリングを構えて一番狙いやすそうなEにスリングを撃ち込みます(ころころ)
命中判定は8で成功、ダメージは防護点で弾かれました。
(ニイド) 「ちっ手ごたえがねえな」

(就寝組)
(ウルガ) ナーズに「ライラ殿をおこしてください!」と伝え外に出た
(フォニアス) 「おきて!おきてくださいー(ガッチョンガッチョン)」
(ティリア) あわてて得物を掴んで飛び起きます
(ティリア) じゃあここで(※戦闘マップ上のテントの前あたりに駒を置く)
(ヤーティス) 「・・・おやフォニアス殿、何か外が騒がしいようですが宴会でもしているのですかな?」
(ヤーティス) あくまで寝ぼける
(GM) ナーズ「起きるんだ同士、独軍が来るぞ同士!」
(ライラ) 「んー、なにもう見張り番~?」
(ライラ) 眼を擦りながら起きる
(GM) ナーズ「ばかいえ、敵襲らしい。外の様子はわからないが、私は戦いに手を貸せない!頼む!何とかしてくれ!」

ガタガタと起きだす冒険者達の一方、敵も行動します。
敵A~Cはじわじわ前進、DEは様子を見ています。

【戦闘2R目】

A→ユミナに接近して物理攻撃
B→ユミナに接近して物理攻撃
C→ニイドに接近して物理攻撃
D→様子を見ている
E→様子を見ている

(ウルガ) 「地べたに這いつくばりなさい!」(ニイドに接近しようとしているCにスネア)
達成値は15、敵Cは抵抗に失敗。こけました。
まさに最強魔法スネア、相手の手番を1つ潰し、さらにこけている間は回避判定に-2のペナルティが与えられます。
(ニイド) 「すまねえ!恩に着る!」

(ライラ) 「うわー、ごめん出遅れた!」(ライラはテントの外に出ます)

(ユミナ) 「こっちはまかせて!」(Aに接近してカトラスで物理攻撃)
達成値は11、敵Aに命中
ダメージは7点、防護点を引いて、Aに4点のダメージ

敵D、Eは様子を見ている……

(ニイド) 「くたばれ!」(制限移動で下がりつつCにスリングで攻撃)
しかし攻撃は外れた!

敵A、Bはユミナに攻撃。
(ユミナ) 「あたらないあたらない」(回避ロール12と11で回避)
(ウルガ) 「ある伝承曰く、『当たらなければどうということはない』」
(ライラ) 「すごいなー憧れちゃうなー」

一方でテントから出てくるヤーティスとフォニアス
(ヤーティス) 「お待たせ!非常食しかなかったけど良いかな?」と言ってテントからぬっと這い出てくるよ。具体的にはニィドさんの隣辺り
(ヤーティス) 「やだなにこの野生生物怖い」
(ヤーティス) といって武器を構えるよ
(フォニアス) 「僕も地味に防御力あるからね、DとEに備えるよ」

(ティリア) 「てりゃりゃー」(ルーサーンハンマーでCに《突撃》)
攻撃は命中。
ダメージは10点で、防護点を抜いてCに6点のダメージ。
突撃はラウンドの最後に行動することになりますが、一定距離を費やすことによって打撃点が上昇します。

【戦闘3R目】

A→ユミナを攻撃
B→ユミナを攻撃
C→起き上がります
D→前進
E→前進


(ウルガ)「こけろー☆ミ」(Aにスネア)
達成値は9とあまり良くない値でしたがどうにか抵抗を抜きます。
地べたに這いつくばるA。

(ライラ) 「死ねっ!」(Eにロングボウで射撃)
命中判定は14で成功。
Aに4点のダメージ

(ユミナ) Aに攻撃
命中判定は12で成功
ダメージ判定は1度目のロールでクリティカル!
(一同)ヤッターカッコイー!!
合計ダメージは13点、相手に10点通るもまだ敵Aは生きています。
(ユミナ) 「まだ息があるの?」
※通常、戦闘におけるダメージダイスの目が10以上の場合、クリティカルとなりもう一度さいころを振れます。
 クリティカルし続ける限り無限にダメージは上昇します。
 またシーフはクリティカル値が他の職と違い-1される特性を持つ(つまり目が9以上のときクリティカル)ので、
 他の職よりワンチャン力が高いといえます。

(ニイド) 武器を投げ捨ててナイフを取り出して、ヤーティスさんにファナティシズムをかけます
1ゾロ以外で成功なので問題なく成功します。

そしてついに我らが鉄塊の出番です。
ファナティシズムの影響で攻撃力の固定値ボーナスが6になった恐るべき攻撃は達成値14で当然命中し……
(ヤーティス) 「エイシャオラァァァ!」(出目9)
(GM) ■Aはミンチになった!

一方でまだこいつらの正体はわかっていません。
誰も魔物判定やってませんからね。
というわけでフォニアスが魔物判定を行います。
(フォニアス) 「この魔物はなんだったか…」(ころころ)
2d6の出目は3!
当然わかりません。
いい目だなー!
また、このときフォニアスは前進し、敵DEと接敵しています。
フォニアス自体に近接攻撃系技能は有りませんが防護点はそれなりにあるので、
後衛に攻撃が抜けるのを防ぐ意図があります。

(ティリア) そのままCを叩き潰します
※ルーサーンハンマーは突き、斬る、叩くの3通りの攻撃が可能な武器です。攻撃方法によってダメージは変わります。
この攻撃は命中し、10点(軽減された6点)のダメージを挙げるものの、まだCは生きています。

【戦闘4R目】※Aはミンチになったのでいません

B→ユミナに攻撃
C→全力移動で接敵エリアからの離脱を宣言
D→フォニアスに攻撃
E→フォニアスに攻撃

(ウルガ) Eに(レンジャー技能の)動植物鑑定!(達成値12で成功しました)
※基本的に敵の正体について判別するのはセージの技能ですが、レンジャーにも同様の技能があります。
 それが動植物鑑定。ただし達成値が高くても相手が野生生物でない限りわかりません。
 犬っぽく見えても野生生物じゃなかったりすることもあるのです。
(ウルガ) 「皆様!DEはウルフ・ヘッドです!」
まあ今更わかっても大勢は決してるんですが。

(ライラ) 2m後退してEへロングボウで射撃します
この攻撃、命中(達成値16)はしますが2D6の出目は3……防護点で弾かれます。
このあたりからAMDファイヤーズに3の呪いが降り掛かり始めます。

(ユミナ) Bにカトラスで攻撃
これも命中(達成値10)はしますが出目は3、防護点で(ry

一方これまで静観していたD、Eたちがフォニアスに襲いかかります。
が……
(フォニアス) 「カァン」
(フォニアス) 「なんだ、僕でも十分防げる程度の狼ですね」
地味にこのプリーストは防護点が17、PTメンバーの中でも高い方です。
回避こそ失敗しましたが防御ロールで出目11、12ですべての攻撃を弾きました。

続いてニイドのファイアボルト
敵Dの抵抗を達成値10で抜いてダメージが入ります。
とはいえ出目4で1、魔力を合わせて合計5点では有効打とはならず。
魔法は抵抗を抜けなくても、敵の装甲に関係なくダメージが入るので確実に敵にダメージを与えたい場合に有効ですね。
とはいえMPは消費しますが。

Bはユミナに攻撃をしかけますが、当然避けます。

(ヤーティス) Bに攻撃
ファナティシズムの補正により、当然命中し、固定値6点+2d6の出目9から7点=13点ものダメージが与えられ、
(GM) ■Bはミンチになった!

フォニアスはEに攻撃をするも、攻撃系技能がないのであたるはずもなく……
ティリアはEに《突撃》するも、ダイスがふるわず(達成値9)攻撃が外れます。
また、Cは見逃されたので逃走しました。

【戦闘4R目】

ここで新手の登場です。
ウルフヘッドDとEの裏からさらに二体の敵が確認されます。
こいつらをFとGと定義します。
(ニイド) 「チッ、次から次へと鬱陶しい!」
(ヤーティス) 「随分と数が多いですなぁ」

(GM) ウルフヘッドD→フォニアス
(GM) ウルフヘッドE→フォニアス
(GM) F→前進
(GM) G→前進
※なおFとGの行動順はニイドの後、ヤーティスの前です。

まずはウルガによるスネア。抵抗を抜いて(達成値10)Eをこかします。

次にライラによる攻撃。
達成値9ですが、対象Eはウルガがこかしたので回避点が8点になっているので命中し、
《強打》がのって実ダメージが+2となります。
ダメージロールは7で、これによりEに13(13-4=9)点のダメージ。

一方
(ユミナ) あっ
ユミナのDへの攻撃は達成値9ではずれます。


続いてフォニアスにウルフヘッドDとEからの攻撃。
回避の出目は両方とも4で回避失敗。
(GM) ■フォニアスに6点のダメージ!
(GM) ■フォニアスに4点のダメージ!
(フォニアス) 「うぐっ、でもこれぐらいなら」
(ヤーティス) 「鉄壁司祭にダメージが通った・・・だと・・・」
※ここちょっと防御ロール振ってないのでおかしいかもしれません。

ニイドはティリアにファナティシズム、1ゾロではないので成功です。

FとGが前進して来ますが特に何もしません。

ヤーティスの攻撃もDに達成値16で当たりますが、ダメージは出目7より、合計15点でも致命打にはならず。

フォニアスはキュアウーンズで自身のHPを回復させ、これで先ほどのダメージをチャラにします。

最後にティリアです
(ティリア) ウルフヘッドEを強打で叩きますー
ファナティシズムの命中補正により命中、そして・・・
(ころころ) 9!(《強打》でクリティカル-1)(まわりの人たち:まわせー!)
(ころころ) 10!
(ころころ) 5!

合計25点ものダメージにより敵Eはミンチになりました……

【戦闘5R目】

(GM) ウルフヘッドD→全力移動で離脱を宣言
(GM) F→全力移動で離脱を宣言
(GM) G→全力移動で離脱を宣言

仲間がミンチになったのを見てビビった敵達は逃走に入ります。
わざわざMPを消費するのももったいないのでウルガはFを動植物鑑定で判別します。
判定は達成値11で成功、結果はウルフでした。
(ウルガ) (あー、やっぱウルフでしたかー)

続いてライラはウルフヘッドDにロングボウで攻撃をしますが、またもダイスがふるわず達成値9で外れ……。

ユミナの攻撃はDに達成値10で命中、出目7でクリティカルなしの7点のダメージです。
防護点を抜いたのは2点です。ヘッドとつくだけあって実にしぶとい。

つづいてニイドの攻撃
※ウルフヘッドDは接敵状態から離脱しようとしているので全キャラクターの行動後に行動します。
ニイドはファイアボルトを詠唱し達成値11で抵抗を抜きます。
続いてダメージロールですが、出目7から7点のダメージをぶち込んで、ウルフヘッドは死亡。

他のウルフFとウルフGは阻害するのが間に合わず、逃げられてしまいました。
ともあれ、これにて初戦闘は終了です。

とりあえず原型をとどめている狼を解体してお金のたしにしよう、などと考えて解体を試みるも
平目では6ゾロぐらいしかワンチャンはなく、当然解体は失敗しました。


【おねショタ】

さあ寝るか、といったところでウルガが小芝居を始めます。

(ウルガ) 「あ!そうだニイドさん!昼間聞きそびれましたが出身どこですか!?」と寝る前に詰め寄ります
(ニイド) 「あ"?」と怪訝そうな目で見ます
(ニイド) すごい疲れた顔をしています
(ユミナ) ちょっと水浴びてくるねって川にいく

(ウルガ) 「自己紹介のとき出身言ってなかったことを思い出しまして!」
(ウルガ) 目をきらめかせている
(ニイド) 「どうでもいいだろうがよそんなこと・・・お前になんの関係があんだよ」
(ウルガ)「個人的な興味です!」
(ユミナ) おねショタの気配!って岩陰から見守ってやる。シーフモチだぜ!
(ニイド) 「めんどくせえ奴だな・・・エルフ野郎は森に引きこもってりゃあいいものよ」
(GM) ナーズ「……(面倒臭そうだから遠巻きに見ていよう)」
(ウルガ)「そうおっしゃらずに!さぁ!」
(ニイド) 「チッ」と舌打ちしてそっぽを向きます
(ウルガ) 「ニイドさん!」
(ニイド) 無視を続けます
(ウルガ) 「ニイドさ~ん、教えてくださいよー」
(ヤーティス) (これが噂のおねしょたという奴ですかなぁ、何かオラワクワクしてきましたぞ)
(GM) ナーズ「…まあまあ君達、その辺にしといて。もう寝ないと、明日もたないぞ?」
(フォニアス) ナーズに続くように「そうですね、疲れてて冒険二支障が出ては問題ですよ?」と諭します
(ニイド) 「へっ、そういうこった、他の奴らに迷惑掛けたくなかったら行った行った!」
(ニイド) シッシッと手を振ります
(ウルガ) 「ふむ。確かに理にかなっています。まあニイドさんから話を聞くのはあとでもできますし、わたくしも寝ましょう」
(ウルガ) ということでテントに戻ります


(GM) ナーズ「…やれやれ、微妙に連携が取れてるんだがとれてないんだか。」
(ヤーティス) (素直になれない少年・・・青春ですなぁ・・・)
(フォニアス) 「まあ…結成したばかりなので…とナーズにつぶやきながらテントに戻ります」


その後は襲撃もなく、彼らは十分な睡眠を取ることができました。

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【遺跡到着】


その後道中は何事もなく、遺跡に到着します。
ナーズが持ち帰ってきたコピーの原文(『 鍵……水面に眠りし……カストゥールの…』)
を調査してみますがコピー以上のことはわからず。
ともあれここでナーズとは分かれます。
ダウザーだかシーカーだかの仕事は遺跡の入り口まで案内することで、それ以上はしないのです。

(フォニアス) 「うーん、地図を作成していく必要がありそうですね、ユミナさんかライラさんお願いできますか?」
(ライラ) 「んじゃ、あたしがしよっか」
(ユミナ) 「どうしよう、探索とかで忙しそうだけど」
(ライラ) 先頭で罠警戒しながらマッピングはきついでしょうしね」

地図の作成はレンジャーの仕事です。
そのためメインレンジャーのライラが地図を書きます(プレイ中はホワイトボードに書きます)
ユミナはシーフなので、罠探知や鍵開けなどを担当します。

(フォニアス) 「たいまつは私が持っておきますね、探索のお役には立てそうに無いですし」
(ティリア) 「おー・・・」
(ティリア) 彫金の意匠の参考になりそうなんできょろきょろ見回しておきます
(ユミナ) 走って近寄りたい気持ちをぐっとこらえて罠を気にはしておく
(ユミナ) 「本物の遺跡だよっ!」
(ヤーティス) 「おもったより規模は大きくないですな」
(ウルガ) キョロキョロしています
(ニイド) 「話に聞いてたとおりにあんまでかくねえっていうか、こじんまりしてるというか」
(フォニアス) 「うーん、見た目の規模は聞いたとおりですね」

遺跡の入り口はそれほど大きくありません。
外観もせいぜい平屋の一階建て程度に見えます。

(ニイド) 一応センスオーラしておきます
(GM) 水、土、風、生命、精神、植物
(ウルガ) 「まあ普通の精霊反応ですね」
(ニイド) 「大体問題なく使えそうだな」
※センスオーラはシャーマンの固有技能です。
 その場の精霊力の強弱を把握することができます。
 また精霊魔法の行使には精霊の力が必要で、例えば火の精霊力のない場所で火を起こす魔法は使えないということです。

(ライラ) レンジャー技能で足跡なんかを探して、先を越されていないかを確認したい
(ウルガ) わたしもやります

目標値10に対して、
ライラの達成値は9、ウルガの達成値は10
足跡を発見したのはウルガでした。
足跡の数は4つ。
(GM) 1人の体重は重い
(GM) 1人の体重は軽い
(GM) 1人は恐らく女性、歩幅が短い上に内股
(GM) 1人は特徴なし、不明

おそらくこの遺跡が空だった、と言って帰ってきたモヒカンたちのものだと推測されました。
(ライラ) 「んー、この足跡はモヒカンミンチーズかなー」
※なんかいつの間にか名前がついた。

ともあれ、どうやらこの遺跡はミンチーズ以外の人の手は入っていないようです。
また、何者かが潜んでいるかどうかの聞き耳、その場における罠の探知などを行いましたが、どれも確認できず。

(ウルガ) 「罠は確認できません」
(ウルガ) 「まあまっすぐ進んで大丈夫でしょう」
(ユミナ) 「わ、私は間違ってなかったわね!(目をそらしながら」(←達成値が低くてよくわからなかった
(ニイド) 「へぇ…」とジト目

遺跡に入ってみると長方形の細長い部屋に出ます。正面には扉が見えます。
シーフの捜索で調べてみるも、隠し通路のたぐいは見当たりません。
セージ技能で周囲を調査してみると、
(GM) ■カストゥール時代の装飾が壁面に施されている可能性が高い、と判明

とりあえず先に進もうと、ひとまず扉に罠がないかどうか調べるものの、
(ユミナ) ダイスロール 2D6+5 = 8 (1, 2)
※・3・
(GM) ■多分罠はないんじゃないかなとおもわなくもないようなアハハ
(ユミナ) 「罠は、うん!なさそうね!先が気になるわ!」
(ニイド) 「へぇ…」とジト目
(ライラ) 「ん、んー…なんか怖いけど信じるよ?信じるからね?!」

聞き耳をすると水の流れる音だけ聞こえます。
まあミンチーズが先行しているのだから、この辺りは大丈夫だと判断して、扉を明けます。
扉を開けると、先ほどよりは少し大きめの長方形の部屋に出ます。
正面には扉があり、左右に通路がのびています。
部屋を調査すると、
(GM) 部屋の四方に堀みたいなミゾがある
丁度壁に沿うように四方に溝が張り巡らされていて、この溝は左右の通路にものびています。
溝を調べると、(セージ部隊のダイスはふるわないものの)
(GM) ■堀?らしきミゾの底にサラサラとした砂のようなものが、ところどころ溜まっている
これについて調査してみると、
またセージ部隊の達成値はふるわないものの、(フォニアスPL:だめだこのアホの子)
(GM) ■フロアを構成している石が、侵食によって削れた砂だと判明。
(GM) ■侵食は水によるもの。
(GM) ■無害。
ということがわかりました。

(ヤーティス) 「この溝は水路だって解釈でよろしいのですかな・・・」
(ウルガ) 「なるほどなるほど、つまりここに水が流れていたと」
(ウルガ) 「しかし水はどこから?」
(ティリア) 「上の川じゃないんです?」
(ユミナ) 「奥からじゃない?」
(ライラ) 「ここの縁だけが削れてるってのがちょっときになるなぁ」
(フォニアス) 「先ほどの水の流れる音もこちらからでしたね」
(ニイド) 「よく分からねえが、噴水まで行きゃあわかるだろ、このダンジョンで水があるってわかってるのはあそこだけだ」

そういえば水の音が聞こえていたなぁ、とユミナが聞き耳をしてみると、
(GM) ■水の音が→の通路から聞こえる
┐ ┌ ←この通路の方向
│ │
└┬┘
とのこと。
また、部屋に入って正面にある扉を調べてみるも罠は発見できず、
開いてみるとその先は壁になっていました。
これはミンチーズの言っていた奴のようです。

(ウルガ) ここでこの壁を捜索ですよ
(ニイド) バンバン叩きます
(ヤーティス) ゲシゲシ蹴ります
(GM) ■壁はビクともしない

周囲の壁と比較してみると若干軽い音な気もしますが、よくわかりません。
空洞があるような、ないような……。
ともかく冒険者ズはひとまず扉を放っておいて右の通路に行くことにしました。


右の通路は
 ┌
 │
 ┘←今ここ
という形です。この通路を抜けると噴水のある部屋に出ました。
ダミードアのある部屋の溝は、この部屋にもつながっています。

シーフであるユミナが周囲の探索をすると下位古代語で記述された文言を発見します。

(GM) ■彼の者を我が懐へ、道は汝が先に
(GM) ■という下位古代語が彫られていた

(ライラ) 「彼の者ってのは鍵のことかなぁ、これ」
(ニイド) 「読んでもらってもさっぱり分からねえ…」
(ウルガ) 「懐とは一体」
(ユミナ) 「ううん、しかしこの水どこからきてるの?」
(ライラ) 「彼の者=鍵を懐=噴水の中に投げ込むとか?」

とりあえず水底を調べると、ユミナが噴水の底に何かを差し込むような穴を発見します。

(ウルガ) 「ふふふ、こいつの出番ですね」(鍵を取り出しながら

鍵を穴に刺してみると、穴にぴったりハマりました。
しかしその時点では何も起こりません。

(ウルガ) 「回してみますよー」ガチャリ
(GM) ■回ります
(GM) ■ゴゴゴゴゴゴ、と直後に振動がします
(ニイド) 「なんだこりゃ!」
(ウルガ) 噴水から手を抜き飛び退ります
(ヤーティス) 「お、おう・・・?」
(ユミナ) おおぅ?
(ライラ) 「なんかすごいことになった」

噴水の裏から水が溢れ、溝に水が流れていきます。
おお、と驚く冒険者達。
多分中央の部屋のダミードアになんか変化があるだろう、と思って戻ります。
なお鍵は引っこ抜いて回収していきます。

しかし中央の扉を明けてもその先は相も変わらず壁。
(ヤーティス) 「やはり左ですかなぁ」
(ニイド) 「変化なしか」

そして今度は左の部屋にいくと、そこには水の流れていない噴水のようなオブジェクトが。
下位古代語が書かれていてそれを読むと、
(GM) ■我が懐満たされし時、道は汝が先に
(ニイド) 「懐って、これのことか?これを満たせってことか?」と噴水をしげしげ眺めます
そして噴水の底に鍵穴を発見し、それをガチャリ、と回すと、

(GM) ■回ります
(GM) ■ゴゴゴゴゴゴ、と直後に振動がします

すると噴水から水が吹き出し、先ほどと同様に、水が溝を満たしていきます。
現象としては先ほどと同じですが、

(GM) ■ドドドドドドド
(GM) ■凄まじく地面が揺れる

レンジャーやシーフが聞き耳を行うと……
(GM) ■地面の下から何かが上ってくるような音、振動だとわかった

しばらくして音と振動はやみます。
中央の部屋に戻ろうと、その前に聞き耳を行うと……


(GM) ■何かの気配を感じる。足音にも思えるが無機的、生物のものではない。だが足音にしか思えない音がする。
(ユミナ) 「まって!」
(ユミナ) 「何か聞こえるよ」

そこで立ち止まる冒険者達。
シャーマンによるセンスオーラの結果は
(GM) 水、風、土、生命、精神、植物
他にも火とかいろいろで、とにかく異常はありません。
手鏡を使ってユミナが通路の影から覗き込むと、そこには三体の魔物がいました。
しかし全員が魔物識別に失敗。
どうしたもんかな、と悩むも、悩んでもしかたねえ、とりあえず敵は排除しないとどうしようもねえ、
ということで突っ込みます(※ニイドがヤーティスにファナティシズムをかけて準備完了)

【遺跡での戦闘】

【戦闘1R目】

敵A,B,C →様子を見ている

奇襲扱いなため、相手の手番はありません。
対象はA,B,Cの3体です。

(ウルガ) 対象B Lクイレクィンクロスボウで強打-1 
(ころころ)達成値は8で、外れ……

(ライラ) Bに強打(ダメージ+2)でロングボウで射撃します
(ころころ) 達成値は12で命中、
ダメージ時のダイスは5、合計されたダメージは6
しかし、
(GM) ■6点では相手の装甲を抜けない!
(ライラ) 「うえぇ、かってぇ」

続いてユミナの攻撃はBに対して達成値12で命中、しかしダメージは6点で当然防御点に弾かれます。
(ユミナ) 「見た目どおり堅いわね」

ニイドのスタッフスリングの攻撃も外れ。
というか投擲射撃に用いる攻撃スキルを持っていないため、命中判定を平目でやらなければならないのです。

ヤーティスはBに攻撃するも外れ
このときの出目は3(1,2)です。
  • 3・<やぁ!

フォニアスはパーティの中央に出るように前進し、たいまつの範囲に全員が入るようにします。

最後にティリアの攻撃ですが、Bに《突撃》を実行。
命中し、打点27のレーティングで出目は9、合計12点のダメージをたたき出します。
しかし、
(GM) ■4点のダメージ!!
(ユミナ) 「効いてる?」
(ティリア) 「ちょっとは・・・」
(ヤーティス) 「お願いだからそのまま潰しちゃっテ!」
(ライラ) 「いまので若干よろけるだけか…」
防御点8点分となるとほとんどダメージが通りません。

一方敵A,B,Cは行動を起こしません。なにかぶつぶつとつぶやいていますが、
(GM) ■コ・イシチャ・ン・ペ・ロチュ・モ・ミモ・ミ
冒険者達の知っている言語ではないようでした。
(「最低だー!」「これはこわい」「ひくわー」「意味はわからないけどひくわー」)

【戦闘2R目】

(GM) A→ヤーティスを攻撃(打撃)
(GM) B→ティリアを攻撃(打撃)
(GM) C→前進してユミナを攻撃(打撃)

まずウルガの2丁目(1丁目は捨てている)のライトクレインクィンクロスボウによる射撃は達成値8で再び外れます。
(ウルガ) 「第2射、失敗、と」

ライラのロングボウによる《強打+2》射撃も、ダメージロールが3では有効打になりません。
  • 3・ やぁ!

続いてユミナのBへの攻撃の達成値は12で命中、出目は10と4で合計10ダメージ!
2点通ります。

ニイドのファイアボルトも抵抗を抜けず(達成値10)、ダメージダイスは6
(ニイド) 「魔法も効きにくいのかよ畜生!」
(ユミナ) 「魔法も効かないなんて・・・」
※ログにはダメージが何点か書いてないのですがおそらく1+魔力(4)の5点は通ってるのではないかと
 ここの記憶が曖昧でよくわかりません。

ヤーティスの攻撃《強打(ダメージ+2)》は固定値6(ファナティシズムあり)で余裕の命中(達成値18)、
ダメージダイスは6ですが、この鉄塊マンは筋力が24という化け物です。
合計14点で敵Bに6点通します。

一方手持ち無沙汰にしていたフォニアスはセージ技能で周囲を観察すると(達成値14)、
(GM) ■下位古代文字で書かれている以下の文章を発見した
(GM) ■ストーン・サーバント・防衛配置済み
(ニイド) 「なんか見つけたのかフォニアス!」と様子に気づいて叫びます
(フォニアス) 「ストーン・サーバント…というヤツラらしい」

ここで見識判定をしますが、かろうじてヤーティスが成功。敵がストーンサーバントということがわかります。
ただしこの魔物、「※ソーサラーは必ず知っている」という注釈が書いてありまして、
ソーサラーが一人もいないAMDファイヤーズのPLは総じて目をそらしたというのは言うまでも有りません。
(フォニアス) 「命令には従うらしいが…だめだ、僕らの中に命令を『話せる』人はいない」

ともあれこれにより敵Bがあと少しで倒せるということがわかりました。

そしてティリアのBへのルーサーンハンマーによる叩く攻撃《強打+2》。攻撃は達成値14で命中、
ダメージダイスは7ですが、強打も合わせて合計12点。
(ティリア) てぃりあちゃんのあっぱーすいんぐがすとーんさーばんとをこなごなにふんさいした!!
(ライラ) 「いけいけー!」
(ニイド) 「よし!一匹仕留めた!」

全員の行動が終わり、続いて敵ストーンサーバントの攻撃。
まずはAからヤーティスへの打撃攻撃。
回避ロールの達成値は《強打》の回避力-4の修正により1、当然当たります。
一方防御ロール2d6の値は11。
(GM) ■ゴン。殴られて2点のダメージを受けた!
(ヤーティス) 「中々重い一撃ですな・・・」
(ユミナ) 「私が当たったらヤバイわね・・・」

続いてCの攻撃。ユミナの回避ロールの達成値は11で回避します。

【戦闘3R目】

(GM) A→ヤーティスを攻撃
(GM) C→様子を見ている

ウルガの三連発クレインクィンクロスボウ、第三射も外れ!

ライラのロングボウも当たりますがストーンサーバントの防御を抜くには至らず。
(ライラ) 「くっそ硬いなぁ!」

ユミナの強打(クリティカル値-1)は命中し、出目8でクリティカル、
Aに11点、防御を抜いて3点のダメージを与えます。

ニイドはAにスネア。達成値は15で見事にこけます。
(ニイド) 「へっ、ズッコケな!」

ヤーティスのAに対する《強打+2》攻撃は達成値11でぎりぎり成功、
ダメージロールは11,8と一回のクリティカルにより16点になります。
8点通りましたがストーンサーバントはまだ立っています。残りHPは1の模様。
(ヤーティス) 「チョイサー!ってまだ死なないのか!」

(フォニアス) 「ウルフのときみたいに増援が来る可能性もあるしな…警戒しとくにこしたことはない」、特に無ければ巻いて次の方どうぞー
フォニアスは待機です。

(ティリア) じゃあBをぶったたきます
(ティリア) ちがったAだった
ティリアが《強打(クリティカル-1)》でAを叩きますが、出目は3
  • 3・ 残念だったな!回避だよ!

敵Aはこけているのでもがいていて、Cは様子を見ながら何かをつぶやいています。
(GM) ■レ・ミ・リア!ラ・ブリー!
(「消毒」「こいついみんだろ」「ラブリー教徒・・・」「よし殲滅しよう」)

【戦闘4R目】
(GM) A→ヤーティスに攻撃
(GM) C→ユミナに攻撃

まずはウルガがクレインクィンクロスボウを捨ててファイアボルトの詠唱。
魔法は1ゾロさえ出さなければ魔力の数値(ウルガの場合はこのとき4)は固定で与えられるので、
HPの少ない相手を確殺したい場合は有効な手段です。
当然1ゾロではないのでAは撃破されます。
(ウルガ) 「ぼーん!」

ライラのロングボウでの《強打+2》は達成値13で命中、ダメージロールは8で、補正含めて12点のダメージ。
防御を抜いて4点通ります。

ユミナのCへ、カトラスでの攻撃!
達成値は13で命中!
2D6=12 ◆クリティカル!
2d6=10 ◆クリティカル!
2d6=10 ◆クリティカル!
2d6=4
合計22点
(GM) ■14点のダメージ!ストーンサーバントは粉々に吹き飛んだ!

戦闘終了! 敵勢力の殲滅確認!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【休憩・そしていざ未踏査エリアへ】

ストーンサーバントを撃破した冒険者らは、ストーンサーバントの残骸を漁ってみますが、
ダイスがふるわず何もでません。まあ目標値が14なので出目10以上でないと成功しないのですが。

また、溝を流れる水を調べると、少し濁ってはいますが、
(GM) ■飲んでもお腹を壊すような事はない

(フォニアス) 「どうでしょうみなさん、ここの水は飲めそうですし1時間ほど休憩をとりませんか?」
(フォニアス) と提案してみます
というわけで休憩です。

ウルガは呪歌:レストアメンタルパワーでMPを回復させます。
(ウルガ) 「♪おお、窓に、窓に♪」
(ニイド) (相変わらずひでぇ歌詞だ)
(ライラ) (なんか聞いてると正気が削られそうな歌詞してるなぁ)
(ヤーティス) 「この冒涜的な歌詞で精神力が回復する神秘」

またフォニアスはヒーラー技能でヤーティスの治療をします。
(ヤーティス) 「おお司祭殿。これはかたじけない」
(フォニアス) 「司祭の力というよりは単なる応急手当ですけどね、精霊の力に頼りすぎないのも重要ですよ?」
(ヤーティス) 「なんと立派な心構え、司祭殿凄いなー憧れちゃうなー」
(ユミナ) 「それほどでもない」なぜかユミナが得意げ
(ニイド) 「なんで、お前が威張るんだよ…」とうろんな目


休憩が終了し、冒険者らが扉をあけると、底には地下に続く階段がありました。
ここの情報はミンチーズから得たものにはなかったものなので慎重に進みます。
階段を降りるとそこには扉が1つ。

(ユミナ) 扉をチェック
(GM) ■ドアノブに罠を感知した
(GM) ■罠の種類:スパイクトラップ
(GM) ■毒の有無:恐らくない
(ユミナ) 「う、何かある」

罠解除の達成値は11、ユミナが解除して先に進みます。

正面の扉を抜けると十字路があります。
道の幅は4m四方、正面の通路は10mすすまないとつきあたりにない、
壁になってるがうっすらとしかみえません。
左右も10の長さ、先はL時になっていそうです。

また、部屋の壁にそって水路が流れているのは1階と同様です。
この水路を流れる水を調べると、1階で見たそれより濁っていることがわかります。
また聞き耳をしてみるも、この水の流れる音しか聞こえませんでした。

ひとまずどちらに進むか相談する冒険者ですが、
1階の噴水が右にあったことから、とりあえず右に進むことにします。

※このあたりは筆者が寝落ちしかけていたので記憶が定かではありません。
右の通路の先は1階の通路と同じく、
┌←ここに扉

┘←この先に十字路
という構造になっていて、その先には扉が有ります。
ユミナが罠を調べると、達成値は11、罠は見つかりませんでした。
開けようとすると鍵がかかっていることがわかります。
目標値12に対して達成値は8(そして出目は3! ・3・ やあ!)

とりあえずこの扉を開けないことには先に進めないので、強行突破です。
ヤーティスが力に任せてどかんどかん、と扉を叩きます。
冒険者レベル+筋力Bによる判定で、達成値は13、しかし目標値は14なので開きません。
(ヤーティス) 「ヨイショー!・・・中々上手くいかないもんですなぁ」
もう一度チャレンジすると達成値14!
扉を無理矢理破ることに成功します。
(ヤーティス) 「チョイサー!・・・おや?」
(ライラ) 「おっちゃんすげいな!」
(ニイド) 「さすがだぜおっさん!」
(ユミナ) 「困ったときにはパワーだね!」
(ヤーティス) 「オランの鍵開けマスターと読んでくれても良いのよ!」と全力で間違った鍵開け方なのに何故か得意げ

部屋の中に入ると、遺跡の中の割に明るいことに気づきます。
調べると天井に穴が開いています。
(フォニアス) 「落盤があったんでしょうね、外からの光が差し込んできています」

そして部屋の中央には宝箱が2つ。
(ニイド) 「見るからに怪し訳だが…今更取りに行かねえ訳には行かないよな?」
(ユミナ) 「扉の件もあるし、注意はしないとだけどね」
ニイドのインフラビジョンでは特に熱源反応は感じられず、
ユミナの罠探知は達成度14、罠は見つかりません。

(ユミナ) 「やっぱり、箱が気になっちゃうわよね」
(ユミナ) あけるうううううう
(ユミナ) 「感動のご対面っと」
(GM) ■中には何も入っていなかった

(ユミナ) 悲しそうな顔で後ろを振り返る
(ライラ) 「ひどいメンタルトラップだね…」

ここでフォニアスが閃きます。
(フォニアス) 「ユミナさん、箱の底をもう一度調べてもらえますか?」
(ユミナ) 「!!そうね!あるわよね!」
シーフ技能使用のダイスの達成値は13、目標値は11なので、
(GM) ■箱の底がやけに浅い事に気がついた
宝箱が二重底になっていることに気づきます。
ユミナが調べると、
(GM) ■二重底の部分から、鍵を手に入れた

(ユミナ) 「まさかここのカギじゃないわよね」
(ニイド) 「さすがにここの鍵ってことはないよな…意味ねーし」
(フォニアス) 「さすがに密室事件みたいなことは無いでしょう、左の部屋とも考えにくいですし、案外中央の先に何かあるのかもしれませんね」
(ユミナ) 「そういえばモヒカンたちにもらったカギは何か書いてあったよね」

調べると鍵には以下の文言が下位古代語で書かれていました。
(GM) ■我、対を成す者。我、交差せし者。我、汝の道を開きし者也。
(ライラ) 「この文章だと左の部屋にも鍵がありそうな感じだね」

その間ティリアは部屋を調べてみることにしますが何も見つかりません。

続いてユミナがもう1つの宝箱も調べます。
達成値は15
(GM) ■罠を発見した。
(GM) ■トラップの種類:アロートラップ
(GM) ■毒の有無:恐らくないだろう。
(ユミナ) 「うーん、なんかあるけど解除してみるか」
(ユミナ) ダイスロール 2D6+5 = 7 (1, 1)

1ゾロ!
ダメージは15点、防御点2d6で5点、冒険者レベルで2点軽減し、8点のダメージを食らいます。
(ユミナ) 「ぎにゃー!」
(フォニアス) 「うわっ、大丈夫かい」、とキュア・ウーンズ唱えます
フォニアスのキュアウーンズ、レーティング14の出目は5で、5点回復します。
※多分これもミスじゃないかと思います。威力10+魔力点回復じゃなかったでしたっけ?

ともあれもう1つの箱を開けると、
(GM) ■すべすべした石
(ユミナ) what's!?
(ユミナ) 「なに・・?これ」
(ニイド) 「うわぁかたちのきれいないしだなー(棒)」

とりあえず調べてみる冒険者達。目標値11に対してライラとフォニアスが達成値13でクリアします。
(GM) ■ヒーリングストーン
(GM) 2D6回数使用可能
(GM) 打撃力10で使用者のHPを回復可能
(GM) 回数分*100G分の価値がある

(ユミナ) 「お宝だー!」
(フォニアス) あけたユミナさんかな、流れ的に
(ティリア) ダイスロール 2D6 = 8 (4, 4)
(ティリア) 「ここに8ってかいてありますよ」
(ユミナ) 「ほんとだ!よく見つけた!」
(ライラ) 「8ってことは8回使用可能で、価値はざっと800ガメルってところだね」
(ヤーティス) 「回復を司祭殿に頼りきっている今このアイテムは中々美味しいですな」
(ニイド) 「でもこれ一個で800ガメルか…まだまだだな」

他に、部屋の探索を行うと、ライラが達成値12で何か見つけます。
それは柱の上にある穴です。
(ライラ) 「なんか穴があったー」
(ユミナ) 「エロイ・・・」
(ライラ) 「でも鍵穴とは違う感じかなこれは」
(ウルガ) 「穴ですか・・・」
(ニイド) 「まっとうな方法で入ったわけじゃねえしな、やっぱ反対の部屋も行くべきか」
(ユミナ) 「対のカギって話もあるし、それはほんとうね」

ひとまず反対側の通路に向かいます。
この段階で確か気づきましたがティリアはドワーフなので暗視ができます。
(ティリア) みます!とびらがありました!
まず暗視でドアを確認してからドアの前へ。
ユミナがドアの罠のチェックをします。達成値は12。
(GM) ■罠を発見した
(GM) ■罠の種類:スパイクトラップ
(GM) ■毒の有無:恐らくない
(ユミナ) 「きっと大丈夫…きっと今度は大丈夫・・・」
達成値は10、そして失敗です。
(GM) ■スパイクトラップにより打撃力10のダメージ
ユミナの防御ロールは2d6で9。4に冒険者レベルを追加して6点軽減します。
(GM) ■4点のダメージ
(ユミナ) 「ぐぎゃー!」
(フォニアス) 「すかさずキュア・ウーンズ!」
(ヤーティス) 「「先制助けて!メインシーフがry」
(ユミナ) 「ワナコワイ・・・ワナコワイ・・・ワナコワイ・・・」
(ニイド) 「おちつけおっさん!」
(ヤーティス) 「OK少年、私はいつでも冷静ですぞ」と盛大にキョドりながら
(ライラ) 「罠恐ろしい…」

(フォニアス) 14に11で7点回復です
(ユミナ) 「重ねがさねありがとう」
(ユミナ) もう何も怖くない
(ヤーティス) 「前衛で戦うより罠解除の方がダメージでかいのは恐ろしいですな」

ユミナを犠牲にして扉を開くと、そこには
(ウルガ) 「怪談ですね」
(ウルガ) 「階段」
(ユミナ) 「あなおそろしや」
階段、というか雛壇のような物がおいてあり、その頂上には宝箱が2つあります。
(フォニアス) 「(ユミナちゃんの肩をポンとたたきながら)大丈夫、いざとなったらヒーリングストーン使うから」
(ユミナ) 「大丈夫よ、任せて」

てくてくと近づき、罠をチェックしようとしたそのとき!
宝箱が牙をむいた!
しかも両方!
(ティリア) 「え?敵?」
(ヤーティス) 「罠より物騒なのが湧いてキマシタワー」

1匹目の攻撃は回避失敗、しかし防御ロールは出目8で、攻撃を弾きます。
(ヤーティス) 「流石我らのメイン盾はガードも硬い!これで勝つりますぞ!」
(ライラ) 「思ったより火力ないのかな、あいつら」
(ニイド) 「馬鹿!ぼーっとしてないでさっさとこっちに逃げてこい!」

もう一匹の攻撃は達成値14で回避します。
(ユミナ) 「迷惑ばっかりかけてられないのよ!」

【対ミミック(仮)戦開始】

【戦闘1R目】

(GM) A→ユミナを攻撃
(GM) B→ユミナを攻撃

(ウルガ) Lクレインクィンを発射、対象A、強打クリティカル値-1
命中の達成値は11で命中、ダメージロールは7で、7点のダメージを与えます。
※ちょっとメモを忘れたのでミミック(仮)の防御点がわからねえのです……

ライラはロングボウでAを強打+2
達成値12で命中し、ダメージは12点です。
(ライラ) 「こいつはさっきの奴らよりだいぶ弱いね!」

一方罠にハマったユミナは《防御専念》を宣言します。
接敵エリアを形成されているので、ミミック(仮)から離れるには全力移動(回避ペナルティ-2)で、
なおかつすべてのユニットの最後に行動しなければ行けないため、攻撃を受ける恐れがあるのです。
そのため、防御専念で回避能力をあげ、リスクを下げています。

ニイドはスタッフスリングで攻撃をしますが、出目が5、
レンジャー技能を持たないので器用度ボーナスなどの補正を受けられないので当たりません。
(ニイド) 「がーくそ!あたんねえ!」

ヤーティスはAに攻撃しますが、達成値9で当たらず。

フォニアスは魔物知識判定を行いますが、出目5、補正値を含めてもさっぱりわかりません。
(GM) ■さっぱりわからん!
(フォニアス) 「むむむ・・・むたことないやつだ」

ティリアはAに強打クリティカル-1で攻撃しますが、命中ロールで1ゾロ。外れます。

ユミナがAとBに攻撃を受けますが、見事回避。

【戦闘2R目】

(GM) A→ユミナを攻撃
(GM) B→ユミナを攻撃

まずウルガはライトクレインクィンクロスボウの二発目を発射。
命中の達成値は14で命中。しかし……
  • 3・ <だが出目は3だ!1ゾロじゃないだけマシと思え!
実ダメージは3点なので防御に弾かれてしまいます。
(ウルガ) 「おおはじくはじく」

ライラのロングボウの《強打+2》は達成値13で命中
  • 3・<だがまたダメージロールは3だ!
それでもライラは筋力ボーナスなど固定値がでかいので7点のダメージです。
これで敵Aは倒れます。
(ヤーティス) 「硬いけど存外脆いみたいですな」
(ライラ) 「おー、あれで死ぬかー」

ユミナの攻撃はBへ。達成値14で命中。
(ユミナ) きえええええええええええい
出目は9、クリティカル!
出目は3、・3・<クリティカルならず!
(ユミナ) ペッ
(ユミナ) 4 + 4で8です


ニイドはデストラクションをBに唱えますが、こうかは ないようだ
(ニイド) 「チッノータリンかよこいつはよォ!」
(ウルガ) 「奴に精神などないのですねぇ」

ヤーティスの攻撃は達成値10で命中。
ダメージロールは8で、合計14点のダメージ。
これによりBは倒れます。
(ヤーティス) 「HP無振りとかありえないwwww」
(ウルガ) 「で、こいつなんだったんですかね……」
(ニイド) 「よく分からねえけど、さっきの人形と同じようなトラップじゃねえのか?デストラクションも効かなかったしな」

(ユミナ) 「ごめんなさい、今度からはもっと気をつける・・・」
(ヤーティス) 「最初の部屋でモンスタートラップが無かったからと全員油断してましたな、ユミナ殿の所為ではありませんぞ」
(ニイド) 「まあ、ぶっちゃけシーフ一人じゃ負担がでかすぎるかね…」
(ライラ) 「シーフ1人だとトラップ全部おっかぶることになるからキツそうだね」

ミミック(仮)の残骸を漁ってみると、(目標値10を突破)
(GM) 左の謎生物
(GM) ■綺麗な石
(GM) ■綺麗な石
(ニイド) 「うわぁきれいないしだなぁ(棒)」
(ユミナ) 「きっとすっごく高価なものに違いない!」
(ライラ) 「これもなんかの魔石かなー」(ワクワク

(GM) 右の謎生物
(GM) ■鍵
(ウルガ) 「鍵だー!」
(ヤーティス) 「やったー!」

(ライラ) 石に対する知識ロールしたいです
(GM) 13
これについてはヤーティスとユミナがそれぞれ達成値14,15を出し成功。
(GM) 2D6+10点の精神点
(ウルガ) いっきまーす
(ウルガ) ダイスロール 2D6 = 6 (4, 2)
(GM) 16点分

もう片方の石についても魔晶石(新品)だと判明。
(ヤーティス) ピンゾロイクゾオラァ
(ヤーティス) ダイスロール 2D6 = 4 (2, 2)
(GM) 14点の精神点

※魔晶石は魔晶石の精神点を消費することにより、使用者の精神点を消費せずに魔法を行使することができあmす。
 いわば外部タンクのようなものです。
 使用には様々な制約があるのですが、それはまた別のところで。

また、出てきた鍵を調べると、下位古代語で次のようなことが書かれています。
(GM) ■我、対を成す者。我、交差せし者。我、汝の道を開きし者也。
(ニイド) 「交差ねえ…さっきの鍵と組み合わせることとかできねえのか?」
(ライラ) あの水せき止めてるやつをセージでロールしたい
(ウルガ(テスラミラ) (ウルガ) ) 「察するにこの部屋であちらの鍵を使うのでは?」
(ユミナ) 「あぁ、それで交差・・・?」
(ニイド) 「あっちの穴は完全に円形だったしな、使うとしたらまともな形で使いそうにないだろ」
(フォニアス) 「どうでしょうか、カギの使い方や文章を考えつつ、少し休憩を取っては?」

ひとまず敵も片付けたので6時間ほど休憩をとる冒険者達。
これでMPが回復します。
またフォニアスのキュア・ウーンズでユミナのHPが回復します。

※このあたりでリアル時間は午前7時、PLの判断力も限界に近づきつつあります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【カストゥールの鍵】

とりあえず起きた冒険者達は最初にこの地下1Fでいった右方面の部屋の鍵を、柱にあった穴に刺してみます。
(GM) ■鍵は見事、鍵穴にはまった
(ウルガ) 「かい☆てん!」
(ウルガ) ぐるっとな
(GM) ■ズゴゴゴゴゴゴ、と音を立てて、柱上の物体が天井へ引き上げられていきました

これにより、柱にせき止められていた水が水路を流れ始めます。
(ヤーティス) 「沈むんじゃなくて上がるのは予想外でしたわー」
(ユミナ) 「ここから地下はなさそうってことなのかな」
(ニイド) 「本当にこの遺跡を作った奴は凝り性と言うかなんというか…」
(ユミナ) 「いい性格してるよね」
(フォニアス) 「上の階みたいな仕掛けですね、不思議な仕掛けだ」
(ライラ) 「右の部屋にも鍵さしにいこっかー」
(ヤーティス) 「おー」

続いて右の方の部屋までダッシュ。
 ┌←この辺
 │
┼┘
ここにもあった穴に、反対側の部屋の鍵をさしてまわすと、
(GM) ■鍵は見事、鍵穴にはまった
(GM) ■ズゴゴゴゴゴゴ、と音を立てて、柱上の物体が天井へ引き上げられていきました

これによりこちらも水が流れ始めました。
おそらく中央の通路は脇を水が流れている状態になっているでしょう。

中央に戻り、ティリアの暗視で暗闇を見通すと、そこには扉があり、その脇を水が流れています。
ユミナが罠チェックをしてみると、達成値は13。罠は見つかりませんでした。
続いて聞き耳をすると水の流れる音が聞こえます。


(ユミナ) 「水の音、だけですよね」
(ライラ) 「水の音のみか

(ウルガ) 「よし、突入ー!」
(ヤーティス) 「続けー!」
(ニイド) 「今更止まるわけには行かねえしな」
(ライラ) 「いけいけー」

部屋の中に入ると、部屋の4辺に水が流れ、部屋の奥にある池につながっています。
部屋の所々に花が咲き、池のこちら側には筒のような物があり、そこにもまた水が満たされています。
シャーマンのインフラビジョンでも反応はなし、センスオーラにも反応はありません。

(ユミナ) 「何かいる、わけではなさそうね」
(ニイド) 「わかんねえが、雰囲気は今までとだいぶ違うな…ととのってるというか」

とりあえず花と、床に罠がないかどうかチェックしてみると。
(GM) ■花:名も無き花だと解った。害はない
(ライラ) 「こんなとこに生えてる花だからなんか特別な薬草かと思ったんだけどなぁ」
(フォニアス) 「残念ながら普通の花みたいだね」
罠調査は達成値11で
(GM) ■床:罠はないとわかった。

とりあえず部屋の奥の池を調べないと始まらない、ということで池に近づく冒険者達。
ひとまず泉を調べると、
(GM) ■水面に浮かぶ下位古代文字がわかった
(GM) ■浄化レベル 不足
(GM) ■キー生成 エラー
(GM) ■浄化レベルを上げ、再実行の必要があります

(ライラ) 「水の浄化機構…だったのかな」
(ニイド) 「根詰まりでも起こしてんだろな、とりあえず水の浄化でもすれば動くのかね」
(ウルガ) 「水を浄化してみます」

ウルガのピュリフィケーションで水を浄化してみると……、
(GM) ■泉の水が浄化されると、水面に浮かんでいた下位古代文字が変化した
(GM) ■浄化レベル 上昇…完了
(GM) ■キー生成を開始

(ユミナ) 「どんな仕組みなんだろう・・・面白さマックスな機械にテンションがあがる」

文字が変化するとともに、みゅいーんみゅいーんと音がします。
(ウルガ) 「察するに警報の予感」
(ユミナ) 「警告・・?」
(ニイド) 「ってか、キーってなんだ?…おいなんだこの音はよ!?」
(ティリア) とりあえず武器を構えておきます

(GM) ■キー生成 完了
(GM) ▼キーを取り出して下さい...

(ライラ) 「キー生成…?」
(ヤーティス) 「どうやら作業が終わったようですな、何の作業だか知らんけど」
(ヤーティス) つられて武器を構える
(ニイド) もうスリングは構えずにナイフを取り出します
(ウルガ) 「キーとはなんでございましょう」
(ユミナ) 「とりあえず何かができた・・・のかな?」
(フォニアス) 水袋に沸いた水を詰め込んどきます
(ティリア) 泉の中になんかでてるんじゃないすか
(ウルガ) 「筒の中を覗き込んでみます」
(ウルガ) 覗き込んでみた

(GM) ■棒状の物体が浮かんでいる
(GM) ■ぱっと見
(GM) カギ

(ウルガ) パッと見鍵なので手に取ってみます
(GM) ■ただし、歯の部分がない、つるんとした棒がついているだけの鍵。根元には下位古代語の彫刻と、宝石のようなものが埋め込まれている
(ニイド) 「最後の部屋だってのに今更鍵かよ…まだまだ続くってのか?」
(ウルガ) 「こちらの解読をお願いします」
(ウルガ) と言って古代文字を見せます
(ヤーティス) 「任せろーバリバリ」
(ユミナ) 「カギをはめるようなところなんて、あったかな」
(GM) ■我、無への道を切り開く導(しるべ)也。我を手にする事なかれ。我を使う事なかれ。我に永久の眠りを。

(GM) ……あれ?
ここでGMが首を傾げます。
(GM) もしかして、鍵手に取っちゃいました?
(ウルガ) 「…手に取ってしまいましたね」

ちょっと口ごもってから、
(GM) ■キーの封印が解かれました
(GM) ■カストゥールの継承者認定を開始…
(GM) ■...認定完了、該当資格者無し
(GM) ■これより防衛システムを作動します。
(GM) ■作業員は速やかに退避して下さい。

(ティリア) おせえよ!
(ヤーティス) タスケテー!
(ニイド) ひどいはなしだ・・・
(ウルガ) だってキーを取り出してくださいっていってたじゃないですかー!
阿鼻叫喚の事態に陥るPL達。

一方冒険者達も、
(ティリア) 「にげるの?」
(ユミナ) 「逃げられるの?」
(ユミナ) とりあえずカトラスと楯を構えながら
(ニイド) 「おっさんなんか来そうだ!何にするとしても構えけ!」
(ライラ) 「逃げられなそうな雰囲気」
(ウルガ) 「これはやっちまいましたねぇ・・・」
(ヤーティス) 「有難う少年!支援してもらったからには引くわけには行きませんな」

そうこうしているうちに、出口へ通じる扉の前に、床からぬぬぬ、とそびえ立つものが1つ。
壁のような形状のモンスターがそびえ立ちます。
(GM) ■防衛システム作動開始。侵入者、迎撃します。
(フォニアス) 「逃げ道が…!」
(ユミナ) 「覚悟決めるしかないみたいね」
(ウルガ) 「おやおやこれは困った」

セージ技能による判定によると、彼の魔物の名はウォールイミテーター。
任意の場所にトラップを設置し、それを起動させることにより敵を撃破する恐るべき兵器です。
そのため、冒険者達は周囲に散開、罠の範囲(直系3m)の範囲に二人以上が巻き込まれないようにします。
(フォニアス) 「みんな、ヤツは魔法に対する抵抗が低い!そこを突けばいけるとおもうよ!」
(ユミナ) 「魔法って食べられるの?」
(ニイド) 「最後の最後だ、出し惜しみせずに全力で行くぜ」
(フォニアス) 「僕も回復よりも攻撃を優先する!トラップは可能な限り耐えてくれ!」
(ライラ) 「魔法なんて使えないよ!」
(ヤーティス) 「来いよイミテーター、トラップなんてすててかかってこい」
(ユミナ) 眼のハイライト消して「みんなはトラップとか、痛い思いしなくていいの」

【ウォールイミテータ戦】

【戦闘1R目】

(GM) WE:トラップ設置を宣言

(ウルガ) 松明あるだろうからファイアボルトぶっぱ
達成値は11で抵抗突破! ダメージロールは9!
(ウルガ)14の9は5点です
※ここも間違いですね。10のレーティングでダメージロールを振り、それに魔力分の4点を加えますので、
 5+4=9点です。まあTRPGはあとでミスに気づいてもやり直さない決まりです。

次にライラの攻撃ですが、《強打(クリティカル-1)》まず達成値9で命中(そもそも回避が3しかないのでまず当たりますが)
問題はここからです。

(ライラ) ダイスロール 2D6 = 12 (6, 6) クリティカル!
(ライラ) ダイスロール 2D6 = 8 (3, 5) 

合計20点!
11点貫通し、これで敵の残りHPは7です!

(ユミナ) 攻撃ろおおおおおおる
ユミナの攻撃《強打-1》は達成値17で命中(というか6ゾロ)
ダメージロールは5で、最終ダメージは6です。でも防御点は9点です……
無駄に命中ロールはいいがダメージがふるわない冒険者達。

続いてニイドのファイアボルトは達成値10で抵抗突破。
ダメージロールは6で、4点です(※ここもミス(ry)
残り3

ヤーティスの《強打-1》は達成値14で命中、ダメージロールは6。
合計ダメージは12点、防御点は9点ですので丁度3。
(GM) ■警告、防衛システムに異常発生、警告、キーの持ち出しを確認、警告、警告、警告、けい……こ……
こうして本セッションのラスボス、ウォールイミテータさんは1Rで撃破されてしまったのでした。

(ヤーティス) 「シャオラードンナモンジャーイ!」
(ニイド) 「へっ予想外に見かけ倒しだったな」
(ティリア) 「なんだただの壁だったのかー」
(ライラ) 「置物のほうがマシだったね!」
(ユミナ) 「あれ・・・?あっさり?」
(フォニアス) 「私たち要らなかったですね、ティリアさん」

【初めての冒険・帰還】

さて、ウォールイミテータの残骸をあさる冒険者達は、210ガメルと150G相当の魔法機械のパーツを入手しました。
(ニイド) 「苦労した割に案外しょっぺえなぁ…まあナーズの次の紹介に期待って感じだな」
(ライラ) 「地図も売れるだろうし、もうちょっと増えるかなー

(ウルガ) 「しかしこの鍵は何に使うのでしょう」
(ユミナ) あー
(ウルガ) 「帰ってから学院に鑑定を依頼してみますか」
(ニイド) 「宝石もついてるし、今まで見た中じゃ一番価値がありそうだけど所詮鍵だけじゃなぁ」

目標値16で鑑定してみますが、当然わかる訳もなし。
(GM) ■なるほど、わからん
(ウルガ) 「よし、学院にいこう(さわやか」
(ユミナ) 「だめね(キラキラ)」

帰り道は特に何もなく、無事にきめぃ亭に到着します。
(ライラ) 「ナーズちゃんただいまー」
(GM) ナーズ「ようやく帰って来たか。お帰り。で、どうだった?収穫はあったかい?」
(ティリア) 「あったようなありすぎたような・・・」
(ウルガ) 「とりあえずこのような曰くありげな鍵などがございました」
(ヤーティス) 「逆に隠し通路が続きすぎて骨が折れましたぞ」
(ニイド) 「まあぼちぼちって所だな、とりあえず空箱ってことはなかったぜ」
(ウルガ) 「詳細な調査は学院に任せることになりますが、なかなか実のある仕事でございましたね」
(ユミナ) 「箱怖い箱怖い箱怖い」
(GM) ナーズ「そ、そうか!やっぱりそうだっただろう?私の見立てに間違いはなかったんだ。よかった…」

(GM) ナーズ「じゃあ、これで契約は完了だな。私から渡せる報酬は無いけど、一応これは渡しておくよ。」
(ウルガ) 「およよ?」
(GM) ■と、ナーズは(済)と押印された、今回の依頼書を君達に手渡して来た
(フォニアス) それを受け取ります
(GM) ■これにて依頼は完了だ。君達は見事、紆余曲折あったものの、使命を達成する事が出来た!

(ニイド) 「へっ、これでこのクソみてえな店の支払いもチャラってわけだ」
(ユミナ) 「思い返せば長い3日間だった・・・」
(ライラ) 「200ガメルの酒はさすがにでかすぎたもんなぁ…」
(ティリア) 「はやくちゃんとしたベッドで寝たい…」
(ヤーティス) 「この変な機械が売れなかったらしばらく野宿ですな・・・」
(ライラ) 「はやくお金返しちゃいたいなぁ…」
(フォニアス) (ふと思い出したように)「そういえば、カーウェンさんだかコーウィンさんだか名前が思い出せませんが、彼はどうなったんでしょうね」
(ユミナ) 「一緒に死ぬ思いした仲なんだ、宿代くらいかしたげるよ」
(ニイド) 「北に気をつけろとか言われてたけど、大したこともなかったしな。まあ大したことねえから教えてくれたのかもしれないがな。
(ライラ) 「そういえば帰りに野盗に襲われるとかもなかったねー」
(ティリア) 「じゃー私寝ますんでー・・・分け前の話とかはまた今度でお願いしますねー」
(ティリア) とか半分寝てる状態で宿に帰ります。さよならー
(ユミナ) 「お疲れさま!」
(ライラ) 「おつかれさまー」

これにてセッション終了!
取得経験点は基礎点1000点に、ミッション成功として500点。
報酬はゼロですが、ダンジョンで取得したアイテムを売り払うことでまかなえるでしょう。
ウォールイミテータの攻撃が炸裂していたらウルガは即死していた、とか北ってなんだったんだろ、
とかPLはいろいろ話しておりましたが、これにてお開きでございます。

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最終更新:2012年11月17日 13:50
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