【 安全牌 】 そのⅲ - 日々是栄和

【　安全牌　】　そのⅲ

　今回のお題は【　暗刻おとし　】です。

　まずは例によって手牌。

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　【　手牌　】

　

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　東一局西家。

　今日は調子がよさそう。まだ4巡目だが有効牌がｻｸｻｸと来る。

　こんな感じでｲｰｼｬﾝﾃﾝ。

　と、そこへ親からﾘｰﾁ。ﾂﾓは　

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　　　　ﾂﾓ

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　さて。。。

　　や　　を手にしたそこの貴方。ちょと待ちなさい。

　その行動力は認めますが、裏目に出てることも多いはず。

　ここは　　を切って様子を見ましょう。

　点数にはあまり影響はないし、第一、

　　や　　が通るとは限りません。

　で、次巡。

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　　　　　ﾂﾓ

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　ほらー。この　　だってじゅーぶん怪しい。

　なので、こうなったら　　→　　と落としていく。

　こうやって、不自由な暗刻を落とし、手広く構えるのが【　暗刻おとし　】の柔軟性です。

　この例ではわかりやすい　　でしたが、安全であれば　　とかを落としても差し支えありません。

　要は、【　3巡の安全を確保し、その間に他の安全牌を探す　】ために行います。

　手が一つ落ちても、振り込まないようにする、のが防御の心得です。

　その間に誰かが振り込むかもしれない。

　ﾂﾓられるかもしれない。

　それでも、自分で振り込むよりは点数は少なくてすみます。

　

　また、これは完全にあきらめるのではなく、手を広げて【　相手の針の穴　】を探すために行うものです。

　勝負が決するまではあきらめちゃﾀﾞﾒー。