「付録/お絵描き講座/イラスト&ロゴ講座」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*&bold(){ご挨拶}
この講座作成者のみずのとです。
またしても講座なんか作ってみました。しつこいだなんていわないで下さいね\(^o^)/
今回は画像とか多くて見づらいかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
*&bold(){今回使ったもの}
ペンタブ(WACOMのFAVO。一番小さいやつなので描き辛くもあり)
SAI
スキャナー
&bold(){資料>>}
スーパーマンガデッサン(グラフィック社/書籍)
[[人を描くのって楽しいね 様>http://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/]]
[[Pose Maniacs 様>http://www.posemaniacs.com/blog/]]
上記2つのサイトさまはとても役立ちます。まあ、ここ参照して参考にしてもまだまだですが・・・;
*&bold(){線画}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/1.gif")
下書きです。私の場合はコピー用紙に思いつくままにガサガサ。これは頭髪とか服とか描いてません。構図と、人のバランスだけ描いたものです。<br>
まあ、各々で好きなように描いて行ってクダサイ。
*&bold(){色塗り-背景-}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/2.gif")
えーいきなり画像飛んじゃいましたけど、とりあえず背景だけペンいれして取り込んだものを線画のみにします。
自分はフリーソフトのPIXIAによって背景を透明にしてますが、SAIで全部行いたい場合は「レイヤー(L)」→「輝度を透明度に変換(O)」するとできます。
で、とりあえず背景色を新しいレイヤーの上に流し込みます。色はとりあえず何でもいいです。黒でも白でも。ただ背景の町並み(縮小とかでそれっぽく見えないけど・・・;)を描くために分かりやすく色を流し込みます。
その場合は普通にバケツで流し込んでもいいし、「レイヤー(L)」→「レイヤーを塗り潰す(P)」でもOK。
で、町並みはとりあえずビルっぽい建物の形を描いていく。そんで下地より少し濃い色で窓描いたり奥行きのあるところを塗っていったりします。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/3.gif")
何色か重ねていったりちょっと色味を変え建物を塗っていったりするとまあ何となく縮小したらそれっぽく見えるかなーって感じのものになってきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/4.gif")
次は空。下を薄く、上を濃くといった感じで青のグラデーションを作ります。
エアブラシで色と色の間のドットを根気よくスポイトでとってグラデーションを作るも、水彩筆でぼかすも、普通にぼかしでぼかしていくもよしです。お好きな塗りでグラデを作ってください。
ちなみに自分はスポイト&水彩筆派です。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/5.gif")
白じゃない、少し薄い水色の鉛筆で雲の形を書いていきます。それっぽい形で別にいいです。
何か資料があると好ましいです。まあ、あってもやっぱり雲の向きとか質感とかは難しいですがないよりあったほうが断然マシ。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/6.gif")
少し暗めの色で影を描いていきます。これはもうカン。それっぽーくそれっぽーく、がんばって塗っていって下さい。
因みに雲の下のほうをちょこっと塗らず逆光な感じで色を入れていくとそれっぽく見えたり。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/7.gif")
今度は端をぼかしていきます。私は大体筆、水彩筆、エアブラシでぼかします。そのとき筆とかの設定を【通常の円形】と書かれたとこをにじみかにじみ&ノイズを選択してます。これが結構いい感じですね。
とりあえずまあ、はっきりした雲の部分と空の青に滲んだような雲の部分を作ります。
まあ、写真なんか適当に見たほうがいいかもしれませんが。
アドバイスとしては見つけたいい形した雲は携帯の写真とかデジカメとかで撮っておきましょう。これが結構参考になります。著作権問題も気にせずすみますしね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/8.gif")
次は屋上部分になります。
屋上の床の線の形がちょっとゆがんでいたので直したのですが、とりあえず新しいレイヤーを作って塗り分けます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/10.gif")
逆光を意識して塗ってるので真ん中に。とにかく塗り重ねます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/9.gif")
ペン設定はこれ。ペン設定をディープにしてるので塗り重ねるたびに色が濃くなります。まあ大体はカスタマイズしないのでデフォルトのまま使ってる場合が多いですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/11.gif")
手すりの上のほうは光が当たっているので下のほうより明るい色で。鉛筆なんかで塗っておいて筆とかでのばしたりしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/12.gif")
ちょっと質感出すために端っこを、塗っている色よりすこし明るめの色で細い薄い線を引きます。黄色いマルの部分のようにですね。これがあるとないとじゃちょっと違います。まあ縮小したとき見えなくなる場合もありますがそれは・・・ドンマイ!
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/13.gif")
鉄柵の光を入れていきます。
鉛筆とかで線を引いてそれを水彩とか筆とかぼかしでちょっとずつ不自然にならない感じでぼかしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/14.gif")
お次は床。今回はテクスチャとか重ねてみました。テクスチャの場合は新規レイヤーに重ねて透明度とか適当にいい感じにいじって下さい。
レイヤーモードとかも結構変える事により雰囲気も変わってきますからいろいろ試したほうがよいかと。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/15.gif")
次は影を作るんですが、鉄柵をコピーして貼り付け、回転してみました。でもこれじゃあただ水面に映っているだけみたいです。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/16.gif")
ということで自由な形に変形します。これは意外と便利ですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/17.gif")
そしたら今度はレイヤーの設定をいじります。今回は右のように設定してみました。
透明度は100だときついので今回は50%以下に設定。因みにこの変形した画像は、不透明度保護にチェック入れて黒で塗り潰し。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/18.gif")
するとこんな感じに。
不透明度保護からチェックはずして、ブラシ濃度下げた消しゴムでちょっと影の先を消してみる。
そうするとちょっとグラデかかっていい感じに。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/19.gif")
ちょっとあとで雲が気に入らなかったので手直し。季節設定夏なの思い出して入道雲に変えてみた。
青もちょっと紫かかった感じに。基本的に雲の描きかたは変わりません。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/20.gif")
人物入ります。人物だけ下書きをスキャンして重ねます。大体は「ファイル(F)」→「キャンバスを開く(O)」で別ファイルで開いたあと選択してコピーして作業ファイルに貼り付けると言うやり方でやってます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/21.gif")
下書きレイヤーに更に新規レイヤー作って手直ししていきます。このときに細部まで描いていきます。
目なんかも直したりして、まあ、決定した下書きは大体最初描いたものとはちがってるのでそういう顔のパーツなんかはバランスとるだけにしておきます。髪の毛とか描いたあとに大体目は描き込みます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/22.gif")
で、決定した下書き。まあ、上の顔とは全く違ってますね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/23.gif")
ペン入れしたもの。鉛筆の一番細いので描きます。どうしてもペン入れツールは自分には合わないもので・・・別に好きなように皆さんはペンツールでもなんでも使ったらいいと思います。
ちなみに背景が消えてるのは見辛いから不可視状態にしているだけです。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/24.gif")
人物色付け。最初は私の嫌いな色分けです。
自動選択で選択した後塗り潰します。「色差の範囲」をいじれば結構精密に選択してくれますが、やりすぎると他のところまで選択しちゃうのでやはり塗り潰したあとに塗り残しをきちんと鉛筆なんかで塗っていった方がいいですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/25.gif")
こんな感じに色分け。大体色なんかは適当です。できるだけ濃い色で塗りのこしがあればすぐ分かるように塗ってます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/26.gif")
肌の塗りです。逆光意識して塗っていきます。
影を真ん中に集める感じですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/27.gif")
少し濃い色で影を付けていきます。
今回はピンク系の色で影を付けました。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/28.gif")
首の付け根などの一段と濃い影の部分は少し紫かかった色で。筆や水彩筆、ぼかしなどで色を伸ばしつつ馴らしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/29.gif")
肌の部分を全部塗りました。光の方向や凹凸を気にしつつ色を重ねます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/30.gif")
シャツ。基本は肌と同じです。大体は3段階くらい影の色を用意したらそれっぽく見えるようになります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/31.gif")
靴下も同じように塗り。しわをこまめに描いてやると質感がよく出ます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/32.gif")
スカート。これもまた同じように。
何かしわだらけの感が否めないのですが・・・まあ、私のスカートはこんな感じなのでよしとする。(だらしねえ・・・
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/33.gif")
髪の毛ー。正直自分的にはここがメインな気が。
基本的に鉛筆、筆を使ってます。筆なんかは最小サイズを0%に設定してます。
すると先っぽが細く引けるので髪の毛塗る際はこの設定です。服なんかの場合は50%とか100%でいいんですけどもね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/34.gif")
明るい色でハイライトを入れていきます。混色の設定を低くして下地の色と混ざりにくく塗るといいです。
その後に今度は混色の度を上げてなじませます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/35.gif")
鉛筆で白をふちに入れていきます。大体光の感じが出たら線画レイヤーに作業をうつして不透明度保護にチェックして白を入れた辺りの線画を白に変えていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/36.gif")
第二のメイン。
下のほうを明るくしたグラデをつくり、新規レイヤー追加して乗算モードで上のように影を付けていきます。
影の色が濃すぎたら透明度を調節して色を馴染ませてください。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/37.gif")
ハイライトは新規レイヤーを作って加算モードで光入れます。
そしたら線画レイヤーに作業をうつして線画の色を変えます。そのままでもいいですが下地に近い色だと少し優しい感じになりますね。
そしたら白目の影も追加します。大体瞳の影とつながってる感じで塗っていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/38.gif")
お次は人物の影。背景レイヤのすぐ上に新規レイヤーを追加し、黒で影を描きます。
そのままだと強すぎるので透明度を調節します。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/39.gif")
髪の毛に後れ毛追加。白で濃く描いてみました。
色合いとか背景の色とかに合わせて薄く描く場合もありますけど今回は背景も比較的明るいので白でキツめに。
*&bold(){おまけのロゴ製作}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/40.gif")
ロゴなんか作ってみたいと思います。まず選択ペンで選択。円はこれで簡単に作れます。
塗り潰してマルを作ります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/41.gif")
上のほうに下地の色よりも明るめの色を乗せ、ぼかしでぼかしてグラデーションを作ります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/42.gif")
ちょっと色味を変えましたが上のやり方と一緒です。
新規レイヤーを作成し、乗算でこのような形に塗りつぶします。
ちょっと輪郭がきつ過ぎる場合は濃度を落としたぼかしですこし滑らかにします。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/43.gif")
新規レイヤーで加算モードにしてこのように光を入れていきます。
一番ふちは更に新規レイヤーを作成し、乗算で色を乗せていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/44.gif")
選択ペンで文字を作ります。これは選択ペンで円を作り、選択消しで削ってを繰り返して形を作ってみました。
因みに文字は「SKY」って書いてるんですが・・・・・・見えませんね・・・アハハー。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/45.gif")
できたら白で塗りつぶします。
お好みで影の部分を付けたければ新規レイヤーで乗算モードで色を重ねてもいいかとおもいます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/46.gif")
完成したら「ファイル(F)」→「キャンバスを別名で保存(A)」でjpg保存します。
因みに私は圧縮品質なんか全部100%で保存してます。非常に重いのですが綺麗ではあります。
*&bold(){完成画}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/skysky.jpg")
*&bold(){あとがき}
ここまで見てくださりありがとうございました
前回の厚塗り講座でコメント下さった方々ありがとうございました
まだまだ自分にも至らない所は多々あって、皆様に何か『教えること』はできないですが(寧ろ自分が教えてほしい)自分の『やり方』をこうやって見て頂くことはできます。
そしてそのやり方の中で何か利用できそうなものがあればどんどん利用してください。
ではお粗末ながらこれで終わります。
みずのと([[ELECTRA>http://s1.shard.jp/mznt/]])
*&bold(){ご意見ご感想}
#comment_num2(,num=20,nsize=15,size=30,vsize=1,below)
*&bold(){ご挨拶}
この講座作成者のみずのとです。
またしても講座なんか作ってみました。しつこいだなんていわないで下さいね\(^o^)/
今回は画像とか多くて見づらいかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
*&bold(){今回使ったもの}
ペンタブ(WACOMのFAVO。一番小さいやつなので描き辛くもあり)
SAI
スキャナー
&bold(){資料>>}
スーパーマンガデッサン(グラフィック社/書籍)
[[人を描くのって楽しいね 様>http://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/]]
[[Pose Maniacs 様>http://www.posemaniacs.com/blog/]]
上記2つのサイトさまはとても役立ちます。まあ、ここ参照して参考にしてもまだまだですが・・・;
*&bold(){線画}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/1.gif")
下書きです。私の場合はコピー用紙に思いつくままにガサガサ。これは頭髪とか服とか描いてません。構図と、人のバランスだけ描いたものです。<br>
まあ、各々で好きなように描いて行ってクダサイ。
*&bold(){色塗り-背景-}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/2.gif")
えーいきなり画像飛んじゃいましたけど、とりあえず背景だけペンいれして取り込んだものを線画のみにします。
自分はフリーソフトのPIXIAによって背景を透明にしてますが、SAIで全部行いたい場合は「レイヤー(L)」→「輝度を透明度に変換(O)」するとできます。
で、とりあえず背景色を新しいレイヤーの上に流し込みます。色はとりあえず何でもいいです。黒でも白でも。ただ背景の町並み(縮小とかでそれっぽく見えないけど・・・;)を描くために分かりやすく色を流し込みます。
その場合は普通にバケツで流し込んでもいいし、「レイヤー(L)」→「レイヤーを塗り潰す(P)」でもOK。
で、町並みはとりあえずビルっぽい建物の形を描いていく。そんで下地より少し濃い色で窓描いたり奥行きのあるところを塗っていったりします。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/3.gif")
何色か重ねていったりちょっと色味を変え建物を塗っていったりするとまあ何となく縮小したらそれっぽく見えるかなーって感じのものになってきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/4.gif")
次は空。下を薄く、上を濃くといった感じで青のグラデーションを作ります。
エアブラシで色と色の間のドットを根気よくスポイトでとってグラデーションを作るも、水彩筆でぼかすも、普通にぼかしでぼかしていくもよしです。お好きな塗りでグラデを作ってください。
ちなみに自分はスポイト&水彩筆派です。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/5.gif")
白じゃない、少し薄い水色の鉛筆で雲の形を書いていきます。それっぽい形で別にいいです。
何か資料があると好ましいです。まあ、あってもやっぱり雲の向きとか質感とかは難しいですがないよりあったほうが断然マシ。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/6.gif")
少し暗めの色で影を描いていきます。これはもうカン。それっぽーくそれっぽーく、がんばって塗っていって下さい。
因みに雲の下のほうをちょこっと塗らず逆光な感じで色を入れていくとそれっぽく見えたり。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/7.gif")
今度は端をぼかしていきます。私は大体筆、水彩筆、エアブラシでぼかします。そのとき筆とかの設定を【通常の円形】と書かれたとこをにじみかにじみ&ノイズを選択してます。これが結構いい感じですね。
とりあえずまあ、はっきりした雲の部分と空の青に滲んだような雲の部分を作ります。
まあ、写真なんか適当に見たほうがいいかもしれませんが。
アドバイスとしては見つけたいい形した雲は携帯の写真とかデジカメとかで撮っておきましょう。これが結構参考になります。著作権問題も気にせずすみますしね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/8.gif")
次は屋上部分になります。
屋上の床の線の形がちょっとゆがんでいたので直したのですが、とりあえず新しいレイヤーを作って塗り分けます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/10.gif")
逆光を意識して塗ってるので真ん中に。とにかく塗り重ねます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/9.gif")
ペン設定はこれ。ペン設定をディープにしてるので塗り重ねるたびに色が濃くなります。まあ大体はカスタマイズしないのでデフォルトのまま使ってる場合が多いですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/11.gif")
手すりの上のほうは光が当たっているので下のほうより明るい色で。鉛筆なんかで塗っておいて筆とかでのばしたりしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/12.gif")
ちょっと質感出すために端っこを、塗っている色よりすこし明るめの色で細い薄い線を引きます。黄色いマルの部分のようにですね。これがあるとないとじゃちょっと違います。まあ縮小したとき見えなくなる場合もありますがそれは・・・ドンマイ!
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/13.gif")
鉄柵の光を入れていきます。
鉛筆とかで線を引いてそれを水彩とか筆とかぼかしでちょっとずつ不自然にならない感じでぼかしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/14.gif")
お次は床。今回はテクスチャとか重ねてみました。テクスチャの場合は新規レイヤーに重ねて透明度とか適当にいい感じにいじって下さい。
レイヤーモードとかも結構変える事により雰囲気も変わってきますからいろいろ試したほうがよいかと。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/15.gif")
次は影を作るんですが、鉄柵をコピーして貼り付け、回転してみました。でもこれじゃあただ水面に映っているだけみたいです。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/16.gif")
ということで自由な形に変形します。これは意外と便利ですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/17.gif")
そしたら今度はレイヤーの設定をいじります。今回は右のように設定してみました。
透明度は100だときついので今回は50%以下に設定。因みにこの変形した画像は、不透明度保護にチェック入れて黒で塗り潰し。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/18.gif")
するとこんな感じに。
不透明度保護からチェックはずして、ブラシ濃度下げた消しゴムでちょっと影の先を消してみる。
そうするとちょっとグラデかかっていい感じに。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/19.gif")
ちょっとあとで雲が気に入らなかったので手直し。季節設定夏なの思い出して入道雲に変えてみた。
青もちょっと紫かかった感じに。基本的に雲の描きかたは変わりません。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/20.gif")
人物入ります。人物だけ下書きをスキャンして重ねます。大体は「ファイル(F)」→「キャンバスを開く(O)」で別ファイルで開いたあと選択してコピーして作業ファイルに貼り付けると言うやり方でやってます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/21.gif")
下書きレイヤーに更に新規レイヤー作って手直ししていきます。このときに細部まで描いていきます。
目なんかも直したりして、まあ、決定した下書きは大体最初描いたものとはちがってるのでそういう顔のパーツなんかはバランスとるだけにしておきます。髪の毛とか描いたあとに大体目は描き込みます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/22.gif")
で、決定した下書き。まあ、上の顔とは全く違ってますね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/23.gif")
ペン入れしたもの。鉛筆の一番細いので描きます。どうしてもペン入れツールは自分には合わないもので・・・別に好きなように皆さんはペンツールでもなんでも使ったらいいと思います。
ちなみに背景が消えてるのは見辛いから不可視状態にしているだけです。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/24.gif")
人物色付け。最初は私の嫌いな色分けです。
自動選択で選択した後塗り潰します。「色差の範囲」をいじれば結構精密に選択してくれますが、やりすぎると他のところまで選択しちゃうのでやはり塗り潰したあとに塗り残しをきちんと鉛筆なんかで塗っていった方がいいですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/25.gif")
こんな感じに色分け。大体色なんかは適当です。できるだけ濃い色で塗りのこしがあればすぐ分かるように塗ってます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/26.gif")
肌の塗りです。逆光意識して塗っていきます。
影を真ん中に集める感じですね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/27.gif")
少し濃い色で影を付けていきます。
今回はピンク系の色で影を付けました。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/28.gif")
首の付け根などの一段と濃い影の部分は少し紫かかった色で。筆や水彩筆、ぼかしなどで色を伸ばしつつ馴らしていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/29.gif")
肌の部分を全部塗りました。光の方向や凹凸を気にしつつ色を重ねます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/30.gif")
シャツ。基本は肌と同じです。大体は3段階くらい影の色を用意したらそれっぽく見えるようになります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/31.gif")
靴下も同じように塗り。しわをこまめに描いてやると質感がよく出ます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/32.gif")
スカート。これもまた同じように。
何かしわだらけの感が否めないのですが・・・まあ、私のスカートはこんな感じなのでよしとする。(だらしねえ・・・
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/33.gif")
髪の毛ー。正直自分的にはここがメインな気が。
基本的に鉛筆、筆を使ってます。筆なんかは最小サイズを0%に設定してます。
すると先っぽが細く引けるので髪の毛塗る際はこの設定です。服なんかの場合は50%とか100%でいいんですけどもね。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/34.gif")
明るい色でハイライトを入れていきます。混色の設定を低くして下地の色と混ざりにくく塗るといいです。
その後に今度は混色の度を上げてなじませます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/35.gif")
鉛筆で白をふちに入れていきます。大体光の感じが出たら線画レイヤーに作業をうつして不透明度保護にチェックして白を入れた辺りの線画を白に変えていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/36.gif")
第二のメイン。
下のほうを明るくしたグラデをつくり、新規レイヤー追加して乗算モードで上のように影を付けていきます。
影の色が濃すぎたら透明度を調節して色を馴染ませてください。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/37.gif")
ハイライトは新規レイヤーを作って加算モードで光入れます。
そしたら線画レイヤーに作業をうつして線画の色を変えます。そのままでもいいですが下地に近い色だと少し優しい感じになりますね。
そしたら白目の影も追加します。大体瞳の影とつながってる感じで塗っていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/38.gif")
お次は人物の影。背景レイヤのすぐ上に新規レイヤーを追加し、黒で影を描きます。
そのままだと強すぎるので透明度を調節します。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/39.gif")
髪の毛に後れ毛追加。白で濃く描いてみました。
色合いとか背景の色とかに合わせて薄く描く場合もありますけど今回は背景も比較的明るいので白でキツめに。
*&bold(){おまけのロゴ製作}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/40.gif")
ロゴなんか作ってみたいと思います。まず選択ペンで選択。円はこれで簡単に作れます。
塗り潰してマルを作ります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/41.gif")
上のほうに下地の色よりも明るめの色を乗せ、ぼかしでぼかしてグラデーションを作ります。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/42.gif")
ちょっと色味を変えましたが上のやり方と一緒です。
新規レイヤーを作成し、乗算でこのような形に塗りつぶします。
ちょっと輪郭がきつ過ぎる場合は濃度を落としたぼかしですこし滑らかにします。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/43.gif")
新規レイヤーで加算モードにしてこのように光を入れていきます。
一番ふちは更に新規レイヤーを作成し、乗算で色を乗せていきます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/44.gif")
選択ペンで文字を作ります。これは選択ペンで円を作り、選択消しで削ってを繰り返して形を作ってみました。
因みに文字は「SKY」って書いてるんですが・・・・・・見えませんね・・・アハハー。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/45.gif")
できたら白で塗りつぶします。
お好みで影の部分を付けたければ新規レイヤーで乗算モードで色を重ねてもいいかとおもいます。
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/46.gif")
完成したら「ファイル(F)」→「キャンバスを別名で保存(A)」でjpg保存します。
因みに私は圧縮品質なんか全部100%で保存してます。非常に重いのですが綺麗ではあります。
*&bold(){完成画}
#ref(http://easy.freespace.jp/mznt/making2/skysky.jpg")
*&bold(){あとがき}
ここまで見てくださりありがとうございました
前回の厚塗り講座でコメント下さった方々ありがとうございました
まだまだ自分にも至らない所は多々あって、皆様に何か『教えること』はできないですが(寧ろ自分が教えてほしい)自分の『やり方』をこうやって見て頂くことはできます。
そしてそのやり方の中で何か利用できそうなものがあればどんどん利用してください。
ではお粗末ながらこれで終わります。
みずのと([[ELECTRA>http://ele.moo.jp/]])
*&bold(){ご意見ご感想}
#comment_num2(,num=20,nsize=15,size=30,vsize=1,below)