桜井淳 発言研究まとめ@Wiki

置き石発言

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置き石発言

 2005/04/26NTV系ザ・ワイドにて、「過去に置き石で脱線した例はない」と発言。

置石で脱線事故が起こったということは、か、過去一度もないそうですね、はい
したがって、朝の過密ダイヤ、こ、このような過去の事故原因から推測しましても置石が原因で脱線した、というのはちょちょっと考えにくいんですね

番組終了直前、森アナは、
「番組の途中で、過去に置石で脱線した例はないという発言がありましたが、・・・・。訂正して、深くお詫びいたします。」

と、お詫び放送をする事態に。

 その後、05/08NHK 日曜討論「JR脱線事故安全と安心をどう取り戻すか」で、

あれは置き石ではなくコンクリートの蓋で・・・

とか醜く言い訳をしていた。

置き石について、航空・鉄道事故調査委員会からの意見

惨事起こす危険な犯罪 線路「置き石」事件(診るニュース)/栃木
2003.09.28 東京地方版/栃木 37頁 朝日新聞栃木版(抜粋) 

 一連の事件では乗客にけが人は出ていない。しかし、鉄道事故の原因を調べる国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は「絶対に置き石はやめて欲しい。敷石なら脱線しないで、もっと大きな石なら脱線するというような、程度の問題ではない」と話す。


(追記)
置き石が原因の脱線は、結構ある。

JR豊肥線で脱線 置き石か/大分・三重
1995.10.04 読売新聞西部朝刊 25頁 

 三日午後二時三十五分ごろ、大分県三重町芦刈、JR豊肥線菅尾―三重町駅間で、豊後竹田発大分行き普通列車(一両編成)の前輪が脱線、約九十メートル走って止まった。乗客五十人にけがはなかった。犬飼―三重町駅間が不通となり、同七時五十分復旧したが、「あそ三号」など特急二本と普通十四本が運休、特急など三本が二十分―一時間十分遅れた。運転士は「線路上に石のようなものが置かれていた」と話している。

(この後、原因は小学生による置き石である事が判明。両親が損害額450万円を払うことで和解している。)

 他、2003年6月の近鉄内部線の置き石事故(事件)が、事故調査委員会の報告書に存在している。

 また、福知山線脱線事故に影響を受けた置き石事件に関し、主犯に懲役3年が下されている。


(追記)
 言い訳は9月になっても続く

 京阪電鉄の脱線は1980年2月20日20時59分に発生した。脱線現場は、大阪府の枚方市と御殿山の間であり、下り7両編成の急行の前3両が脱線し、先頭車両のみ近くの民家に突っ込んだ。多くの負傷者が出た。脱線の原因は、中学生グループがいたずら心により、コンクリートブロックをレール上に置いたためである。私はこのようなことを「スーパーニュース」の映像で詳細に把握していた。

 置石というのは、普通、線路のバラストを指しており、それとコンクリートブロックをごっちゃにして議論している違いのわからないバカがいるが、救いようがないひとたちである。

 私は、いかなる番組スタッフとの打ち合わせにおいても、たとえがよいか悪いか別にして、極端なことを言った。「1990年代前半、東海道新幹線において、何者かがレールに太いチェーンを巻きつけて走行妨害を企てたが、それでも何も起こらなかった。よって、置石程度で簡単に脱線するはずがない」と、非常に厳しい問題提起をしていた。

 だが現実には、「桜井氏は置き石で脱線したことがないという、誤った発言をしている。」と感想を持った人間が結構いる。その結果が「ザ・ワイド」のお詫び放送につながる。
 また、近鉄内部線の置き石脱線事故も、原因はコンクリートの塊だが、

 最近、置き石の事件が続いているため、前方を注視し、おかしいと思ったら、躊躇なくブレーキを掛けるよう、社内で注意を受けていた。このため、直ちに非常ブレーキを使用した。このときの速度は約25km/hであった。白いものに近づくにつれ、それがコンクリート塊であることが分かった。
 本件列車が、そのコンクリート塊とぶつかった際に、運転台が持ち上がり左側に滑るような感じがした。停止した後、降車して1両目の前台車第1軸の脱線を認め、四日市にある運転指令へ「踏切道に石が置かれており、急ブレーキを掛けたが接触し、第1軸が脱線した」と連絡した。

と、事故調査委員会の報告にもあるように、少なくとも近鉄社内では「置き石≠バラスト」であることは明らかであろう。

 加えて、マスコミが福知山線事故で鉄道に関して鋭敏になったことを差し引いても、かなりの数の置き石・往来妨害事件(参考)が事故後に起きていることも(風が吹けば桶屋が儲かる理論であることは承知しているが)看過出来ない。


 さらに12月。なおも言い訳は続く

本欄でも触れたが、京阪電鉄の脱線は、置石(軌道バラスト)ではなく、コンクリート製側溝のフタであった。私は、事故直後、コンクリートブロックと表現していたが、置石とは異なることを強調していた。

 強調?強調していて、なぜ「過去に置石で脱線した例はないという発言がありましたが、・・・・。訂正して、深くお詫びいたします。」というお詫び放送をするハメになったのでしょうか?
「間違っても良いから断定的に発言」した結果ではありませぬか?そのような強調発言は、見あたりません。


 さらに追記。
無知・無能なJR西日本と鉄道マニアを告発において、抹香鯨氏の「抹香鯨の鉄道事故年表」を根拠に反論を行ってはいる。
 抹香鯨氏の見解でも、「バラストで脱線はない」とのことではあるが、置き石=バラストと誤解されるに十分の発言をしておいて、これはないでしょう・・。

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