鋼鉄製車両も・・・・
2005年12月25日。羽越本線砂越~北余目間最上川鉄橋付近で、特急「いなほ14号」が脱線。先頭車両が堆肥小屋に突っ込んで車体屈曲。5名が死亡する事故となってしまった。(朝日新聞による参考図)
原因については現在調査中なるも、突風説・竜巻説・ダウンバースト説が唱えられ、強烈な風で電車が吹き飛ばされ脱線に至ったのではないか、と言われている。
事故現場からの中継で、アナウンサーが局関わらず繰り返した台詞は、「尼崎の事故のごとく折れ曲がった車体」であった。
事故翌日、テレビ朝日 ワイド!スクランブル内で、桜井氏は事故車両をして
「最近の車両は軽く設計されてる」
と、発言。
事故車両は、JR東日本の車両図鑑にあるが、1996年にリニューアル改造こそ受けているが、種車の製造初年は1975年(基本設計に至っては1960年代後半)。最近の車両・・とはいつからのことになるのやら。
また車両重量も45トン弱と、尼崎の事故車両よりも10トン以上も重い。
(参考図書:JR車両ハンドブック2005 ネコパブリッシング)
しかしながら、それでもなおあのような屈曲を起こした。CRCソリューションズの片山雅英=技術スペシャ
リストのシミュレーションのその提言(参考)のとおりとなってしまった。