安全神話
No.426崩壊したJRの「安全神話」
「安全神話」とは、「制限時速の二倍の速度が脱線速度の目安になる」ということである。
とあるように、桜井氏は「JRの安全神話=曲線の制限速度は、その倍の速度までは脱線しない。」と見なしている。
・・・・正直、これは文章そのものに推敲不足があったため、と信じたい。そうでなければ、ご自身の著作新幹線「安全神話」が壊れる日の立場は?
さて、一般に語られている「安全神話」について、その意味するところを、抹香鯨氏は、blog、運転士魂にて、こう語っている。
鉄道に限らず、バスにしろ飛行機にしろ運輸業って仕事の内容には常に危険が伴います。当たり前です。何トンものでかい塊を動かす、その行為自体が危険なのですから。
では、なぜ鉄道にしろ、バスにしろ、飛行機にしろ、『安全』と思われているのか。ただ単に事故を起こす確率が驚異的に低いから『安全』と思われているにすぎません。飛行機だって電車だって故障します。落ちる時もあれば、脱線する時だってあります。
そこに勤める人の弛まぬ努力があってこそ、事故を起こさず皆さんに安心して使ってもらえるわけです。(略)
『(安全とは)職員諸君の不断の努力によって保たれている砂上の楼閣の事である。』
(安全の考え方 より)