桜井淳 発言研究まとめ@Wiki

D-ATC

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D-ATC

桜井氏は、JR東日本の京浜東北線がデジタルATCの故障で4時間ストップにおいて、

デジタルATCは、日立製作所が開発した最新鋭のATCです。最初、2002年12月に東北新幹線に導入され、2003年12月に京浜東北線の特定の区間に導入されました。その意味では、まだ、使用経験の浅い技術です。いまでは、山手線や中央線にも導入されております。

と、述べている。

 桜井氏は、JR東日本の建設プロジェクトを支える新技術内、デジタルATCシステムからの引用表示無きコピーでblogのエントリを記したと思われるが、この3行の中に誤りが3カ所ある。

 先ず、開発者であるが、当該JR東日本公式ページでは日立製作所は「共同開発者」である。
 続き、使用経験の浅い技術、とはあるが、
旧・普通鉄道構造規則が足かせとなっていた側面を無視している。(あたらしいATC・ATSのはなし 中 規制緩和と新省令の実施 に詳しい。)
 最後に導入線区であるが、2006年5月12日現在では京浜東北線の南浦和~鶴見間であり、公式ページでも、

2003年12月に京浜東北線(南浦和~鶴見間)で使用開始しました。山手線・京浜東北線(大宮~南浦和間、鶴見~大船間)に導入していきます。

とある。山手線は車両更新完了で、2006年7月30日より導入されたが、中央線については現行車両の後継車プレスリリースでも、(pdf)保安装置はATS-Pを採用しているのが見て取れる。

 すべてのトラブルに共通する要因は、保線管理や点検・保守、軌道改造工事等は、すべて丸投げ発注になっており、JR東日本の技術管理や品質管理が行き届いていないのです。長時間運行停止はJR東日本の下請任せの手抜き管理によって生じているのです。

と、桜井氏は述べるが、日立製作所が開発した技術を使用することも「丸投げ発注」と定義するなら、導入する技術・維持管理全て、JR東日本自身が莫大な開発費・リソース投入して導入せよ、と言うむちゃくちゃな話につながってしまう。(どうもそれをやれ、という節が見え隠れしているが。本wiki、ホイット&プラットニー社参照のこと。)

 下請け任せの、については別途論評する。

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