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スクラップはスクラップでも切り抜きじゃなくてがらくたの方のスクラップかも知れない。
お蔵入りにするには惜しいネタ、コラム以下の文章の保管庫。あるいは墓場。
わざわざ人に見せる物でもないが、クスッと笑えたり暇つぶしになったりすれば幸い。




新人歓迎

「またイヤボーンでやられる役か…」「特殊部隊のかませ犬っぷり酷すぎ!」とお嘆きのあなた!
我々と一緒に名無し兵士のお仕事をしませんか?
  • いきなり世界の命運があなただけに託されたりしません
  • 異能力を持つ学生に蹴散らされたりしません
  • 世界の趨勢を左右するような気分屋の女の子が出てきたりしません
  • 手に入れれば願いが叶うと言った不思議アイテムも出ません
  • 魔法だかなんだか分からないようなスカした厨二パワーで1分も立たぬ間に虐殺されたりしません
  • 交戦中に説教を始めたり、真剣10代しゃべり場したりしません
  • 「日本刀を持った女子学生」「腕を押さえてぶつぶつ言ってる男子学生」など、
    あなたが見飽きたようなキャラは一切居ません! 新鮮な気分でお仕事に取り組みましょう!
  • こちらの撃った弾はちゃんと相手に当たります。萌えキャラだから当たらない、
    変なバリアでふさがれた、などという事態は起こりません!
  • ○○委員会だの○○団だのといった武装組織はいません。命令系統と武器の管理は万全に行っております!
  • 「やったか」「この戦いが終わったら…」など、フラグを立てる同僚はいません!
    きめ細かい研修でNGワードをひとつずつ覚えていけます!
  • 相手が異星人だったり宇宙人だったり金属生命体だったりしません
  • 巨大ロボットは出てきません。よく分からない怪物も出てきません。魔法少女も出てきません。
  • 5人組の戦隊に格闘戦やロボット戦を挑む事もありません。上司に失敗を報告したら処刑されることもありません
  • 仮面ヒーローや魔法少女の変身中、戦隊ロボの合体中などの待ち時間がありません! ストレスのない職場です!
武器・衣服など装備一式支給。各種保険完備。仕事場までの移動は鉄道、あるいはタンクデサントを使用します。
攻勢前には100gのウォトカを配給。命令通りに敵に突撃するだけの簡単なお仕事です。
賃金や休暇など詳しいことはお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはお近くのコムソモールまで!



あっくす☆まにあっくす

[募集]愛斧同盟参加者求む[募集]
現実世界でもファンタジー世界でもパッとしないベストオブ不遇ウェポン、斧。
持つのはムサくて弱い序盤のザコ敵ばかり。時たま可愛い女の子が持つかと思えば「ギャップが可愛い」などとファッション扱い。
挙げ句の果てに剣だの槍だのと言ったメジャーウェポン使いからは「斧とかだせぇwww」「斧使いとか山賊かよw」とコケにされる日々。
しかし「当てるまでは殴られ、当てた後は殴られない」を地で行く大威力に見せられた人は多いはず!
そんな斧を愛して止まない人々の集いです。日頃バカにされようがコケにされようが斧を使い続けているそこのあなた!
是非我々と斧について熱く語りましょう!斧が好きな方、実戦で斧を使われたことのある方なら誰でも入会できます!
ハルバード等複合武器可、ビームアクス等も可。お問い合わせはカルラディアはサルゴスの愛斧同盟本部またはタリス島木こり組合までご連絡ください。
会員の方には毎月8日頃会報誌「今月の斧」が届けられます。今月の特集は
「メイトリックス大佐に学ぶ薪の割り方」「ノルドハスカール、その装備の変遷」の豪華二本立て!

斧マニアもそうでない人にもお勧めの動画。斧は伊達ではないのだ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14435488
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14440907



victoriaメイド事情

19世紀の某大陸某国。産業革命だとか帝国主義だとかいう単語がほど遠いこの国にも奴らはやって来た!

「趣味は植民地経営と鉄道網の整備、乗馬と日記ですわ」 と言って憚らないお嬢ことヴィクトリアさん(18) は
笑顔を崩さぬまま僕の顔に白手袋を叩き付けたのだ!

水平線の向こうから大挙して現れたロイヤルネイビーとレッドコートにお車代を包む暇もなく連行された僕は、
その後クレルクスドルプとかいう名前の街で彼女と大英帝国のために金鉱石を掘っていたが、ある日このゲームは
機関銃の研究を完了すると植民地へ入植するためのハードルが下がるゲームだった事を思い出し、少し泣いた。

ヴィクトリア朝は一般的に工業化とメイドの時代だそうだ。が、Victoria(Rでも2でも)という世界で
萌えなメイドを侍らせることが出来る国はそう多くない。 序列1位から8(16)位までの国はシステム的に(準)列強として認められるが、
逆に言うと「ヴィクトリア朝な生活が営まれているのはそれらの国だけ」とも言えるわけで…



泳げよナポレオン

「ナポレオン・ボナパルト、ウィーン会議のgdgdっぷりを聞き、エルバ島より泳いで参った!!!」
日本一のスイマーが宇喜多秀家ならフランス一のスイマーはやはりナポレオンか。泳いで参った訳ではなかったがガチで脱出したし。

さて、エルバ島を脱出したナポレオンが泳ぐべきコースはいかなる物であったか。
イタリア本土に上陸してそのまま陸路で…ってのは面白みがない。googleマップで計測したところ10kmかそこらしか泳がないし。
やはり本家の「全身に水を滴らせ」という描写に習い、ここはフランス南部に泳いで上陸して貰おう。
普通に考えればニースあたりに上陸するんだろうけど、ここは思い出の地トゥーロンへ上陸して渋いセリフの一つでも言って貰いたいところだ。
直線距離にして350km、まっすぐ泳ぐと出身地のコルシカ島とぶつかるのでそこで休憩しながらのコースになる。50歳近いナポレオンにはきついコースだ。
本家の宇喜多秀家は40代。とりあえず下田に上陸するとして、八丈島からは途中御蔵島・三宅島・新島と休憩地点も豊富にある上に200kmの距離しかない。
皇帝の底力を発揮してがんばって欲しい。もっとも、秀家も伊勢湾に入って津に上陸するコースだと350kmほど泳ぐことになるのだが…。



以外とあるAFVの連装砲(ただし戦車と自走砲に限る)

●アメリカ M50オントス自走無反動砲
●アメリカ M4シャーマンPOA-CWS-H5仕様 主砲と火炎放射器を同軸装備する計画POA-CWS-H5によって生産された。
 砲塔前面右側に火炎放射器をプラスしたタイプ。http://olive-drab.com/idphoto/id_photos_m4_sherman_flamethrower.php グランドパワーNo.174参照
●ロシア KV-8重戦車 火炎放射器と45mm砲の同軸装備。火炎放射器が砲塔前面右側、45mm砲は砲塔中央(76.2mm砲からの換装)
●日本 60式自走無反動砲 量産車は2門だが試作車は4門装備だった。そっちの方がロマンも2倍だったのに。
●スウェーデン・フィンランド共同 AMOS(Advanced Mortar System 先進型迫撃砲システム)120mm迫撃砲を2門連装で装備した砲塔に
 FCSや弾倉一式を統合したシステム。これ自体はシステムであって兵器ではない。イージスシステム搭載艦、みたいなもん。
 スウェーデンのCV90,フィンランドのXA-200・AMV装輪装甲車,アメリカのM113等に搭載されているらしい。

――実戦配備という厚くて硬い壁――

●ロシア KV-7突撃砲(76.2mm*1 45mm*2) 試作車が完成の後に試験を行ったが、その際筆髭おじさんから
 「強力なのが1門あればええやん」との有りがたい言葉を頂いた。だが魔が差したのかその後76.2mm*2にした物を再び試作。計画中止。グランドパワーNo.213参照
●ロシア KV重戦車の試作1号車U-0 砲塔中央に76.2mm、右側に45mm。マウスと同じ配置ね。グランドパワーNo.210参照
●ロシア 152mm2連装自走砲2S35「コアリツィア-SV」(Koalitsia-SV) 152mm砲を上下に配置した自走砲。2010年に計画中止。
 が、2013年に主砲を1門にした試作車が完成、2015年には量産車が納入されたようだ。
 http://www.military-today.com/artillery/koalitsija_sv.htm
●ドイツ 試作無砲塔戦車「VT戦車シリーズ」VT 1-1(105mmライフル砲,手動装填),VT 1-2(120mm滑腔砲,自動装填),GVT 01~GVT 05,LVT(110mm砲装備)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/VT1_%28%E6%88%A6%E8%BB%8A%29 http://web.archive.org/web/20050310001959/http://www3.kcn.ne.jp/~a400lbs/sfs/page005.html
●ドイツ 超重戦車マウス 砲塔前面中央に12.8cm砲、前面右側に7.5cm砲。
●アメリカ 試作火炎放射戦車T33 シャーマンPOA-CWS-H5と同時期に計画された、M4A3E2の車体に
 主砲と火炎放射器が独立して俯仰が取れる新型砲塔を乗せたタイプ。大戦終結によって試作車のみで中止。グランドパワーNo.174参照
●アメリカ T31破壊戦車 HVSSのM4A3を母体に、左右に7.2インチロケットランチャーを装備し、中央に2門の7.62mm機銃と105mm砲のダミー砲身を備えた
 ゲテモノのような砲塔を乗せた戦闘工兵のための車両。ロケットランチャーはリボルバー式の弾倉を有していたという。開発中止。グランドパワーNo.175参照
 http://ic.pics.livejournal.com/mind_abuse_lj/15534632/20143/20143_original.jpg
●オーストラリア センチネルACIII特別仕様車 17ポンド砲の反動に車体が耐えられるかテストするため、25ポンド榴弾砲を砲塔に2門装備したタイプ。
 テストは無事成功し、実際に17ポンド砲を装備したセンチネルACIVが開発された。ここを参照のこと

多砲塔戦車やM3、五式中戦車、シャールB1のような砲塔+車体や対空自走砲も含めればまだまだ増えるよ!



特集・いろんな意味で泣ける太平洋戦争シリーズ


その1:メル凸今昔


→80年前のメル凸
「さて、肝心の文面は3~4種類程度の雛形がありますが、いずれも、内容的には「日本が正しいことを分かってください」といった情緒的なものです」
→今のメル凸
「実際ニューヨーク州議員に送られた電子メールのほとんどがこの団体のホームページに提示されたサンプルをコピーしたものだった」

その2:財布と戦争



その3:最後の大本営発表

大本營發表(昭和二十年八月十四日十時三十分)
我航空部隊は八月十三日午後鹿島灘東方二十五浬に於て航空母艦四隻を基幹とする
敵機動部隊の一群を捕捉攻撃し航空母艦及巡洋艦各二隻を大破炎上せしめたり
この「戦果」を文章にしたためた人は何を考えながら筆を進めたのだろう。
どうせ嘘だってみんな知ってるけど仕事だから仕方ないと諦めつつ?
どこかの誰かが本当にこんな戦果を挙げてくれないかなと期待しながら?
それとも自分の書いたことは現実になると思った?

1944年6月、日本が敗北の可能性に直面していることを信じたのは人口のほぼ2%だった。
(略)マリアナからの本土空襲が始められた1944年12月までに、フィリピンでの敗北を受け、
食糧事情は悪化;10%の人々は日本が勝利を達成することができないと信じた。
夜間焼夷攻撃が始まり、食糧配給が減少させられた1945年3月には、この割合は19%に上昇した。
6月にはそれは46%、降伏直前には68%になった。このような確信を持ったもののうち、
半分以上は原子爆弾より空襲にその主因を帰し、三分の一の人々は軍事的敗北のせいだとした。
いくら(架空の)船を沈めたところで、目の前の現実である空襲を防げなきゃね…。



戦記本のタイトルについて

太平洋戦争に従軍した方の手記・戦記というのは、他の書籍と同じく版元を変えて出版されるということがよくあります。
その際に改題することもあるのですが、今回はそれについて少し。
題名は本の顔そのものですから、出版社としても出来るだけ手に取られやすいようなものにしようとする訳です。
例えば池田清著「重巡摩耶」(朝日ソノラマ)が「重巡摩耶―元乗組員が綴る栄光の軌跡」(学習研究社)
になったように、新たに副題を付けて分かりやすくするとか、
土井全二郎著「ダンピールの海―戦時船員たちの記録」(丸善)が
「撃沈された船員たちの記録―戦争の底辺で働いた輸送船の戦い」(光人社)になったように、
よりテーマに沿った題名に変更されたりしています。

ただし、中には「なんだこれ?」といいたくなるような物も。
木俣滋郎著「第二水雷戦隊突入す―礼号作戦 最後の艦砲射撃」(経済往来社)→「なぐり込み艦隊」(朝日ソノラマ)
う、う~ん。いきなりきついタイトル。どこでどんな人たちが何をした本なのか、全然分からなくなってしまってます。
いまいち受けが良くなかったのか、光人社から再版されたときは最初の題名に戻っています。
槇幸著「潜水艦気質よもやま物語―知られざるドン亀生活」(光人社)→「伊25号出撃す―アメリカ本土を攻撃せよ」(光人社)
これも強烈。なんか急に殺伐としたタイトルになってますね。前者の書籍紹介では
「海中の奥ふかくで繰りひろげられる底抜けのユーモアとペーソス」「感動のドンガメ生活アラカルト」と謳っているのに
後者は「2万キロ余の波涛を越えて、敵の領土深くに忍びこんで、敵の心胆を寒からしめた」と血湧き肉躍る紹介文に。
そして極め付けはこれ。橋本以行著「伊58潜帰投せり」→「日米潜水艦戦―第三の原爆搭載艦撃沈艦長の遺稿」(光人社)
さてさて、どうしたものか…。一番始めは鱒書房が1952年に「伊号58帰投せり―日本潜水艦隊血戦秘録」として出版した物。
その後は頭の「伊号58帰投せり」をタイトルとして各社より再版され、2001年には学研から「伊58潜帰投せり」として再版されています。
そして03年に光人社から件の題名で発刊されました。
伊58が原爆を輸送していたインディアナポリスを撃沈したのは間違いありませんが、それはテニアン島への輸送が終わった
帰り道です。そしてその積み荷は後にリトルボーイとして投下されることになるウラン235と核爆弾の部品であり、
いわゆる「第三の原爆」を積んでいた訳ではありません。テニアン島では広島・長崎への核投下の後に
インディアナポリスに積まれていた部品で爆弾の組み立てを行い、あとは核のコアを待つだけ、という状況だったのは確かですが、
肝心のプルトニウムは未だロスアラモスにあり、テニアン島へと輸送しなければなりません。ロスアラモス近郊の
カートランド基地を経て輸送する計画が建てられ、その輸送開始日は8月12日を見込まれていました。
インディアナポリスが撃沈されたのは7月30日ですから
「第3の原爆を運んでいた船を撃沈した訳ではない。その船が第3の原爆の部品を運んでいたのは確かだが、
プルトニウムが出荷されたのは撃沈してからずっと後のことである」と結論づけることが出来そうです。
だからこの題名は二重に間違っていると。たかが本のタイトルにしつこいって?
実はね、「伊号58帰投せり」は俺が始めて読んだ戦記本でね、こっちの世界に足を踏み入れることになったきっかけであって、
同時に記念碑的本なんだよ! だからうじうじ言ってるんだよ! 文句あっか!
変なタイトルを考えてる暇があったら「海上護衛戦」とか「北欧空戦史」とか「出撃!魔女飛行隊」とか復刊してくださいよォーッ!



「もれなく抽選」の謎

「もれなく抽選で」「抽選でもれなく」とは一体何なのだろう?
「もれなく」は”残らず”とか”ことごとく”とかいう意味だし、「抽選」はすなわちくじびきの事で、
くじとは当たり外れや順位が決められているものだ。中身がみんな同じくじはくじの意味が無い。
「なにがしかは必ず当たるけど(もれなく)、何が当たるかはくじで決まる(抽選)」つまり空くじ無しを意味するなら
「もれなく抽選で」は使えないこともない。だけど言葉の並びからして「もれなく」は「抽選」にかかっていると取るのが普通だ。
つまり「もれなく抽選で」という言葉だけでは「応募者全員に抽選される権利が与えられる」と解釈するのが自然だと言える。
だが応募したのに抽選すらされないなんてことがあるのだろうか。そういう「もれる抽選」を想像してみるとして、
最終的に当選するためには「抽選される権利を得るくじに当選する」「賞品を得られるくじに当選する」といった具合に
2回抽選を通らなければならない。だけどそれはくじの回数が増えただけであって、「抽選で当たる」と全く同じ意味だ。
「応募者全員に抽選される権利が与えられる」と「抽選で当たる」の間にどれだけの違いがあるのだろうか?

「抽選でもれなく」も謎だ。”抽選を通ったのに漏れて何も貰えない人”が出るとでも言うのだろうか。
真に当選するためには「抽選で通った上に”漏れ”の中に入らない」ことが必要だ。
しかしそれは「2回抽選を通る必要がある」と同義であり、先ほどと同じく「抽選で当たる」と全く同じ意味になってしまう。
例えば5人に賞品が当たる抽選があったとして、4人でも6人でもなく丁度5人に必ず当たるという点を強調するために
「抽選でもれなく5名様に当たる」と書かれているならまだ分からなくもない。「もれなく」を辞書とは少し違った意味で
使っている気もするが。あるいはこちらも「何が当たるかはくじで決まるけど(抽選で)、なにがしかは必ず当たる(もれなく)」
という空くじ無しを意味しているのだろうか。

そして年の瀬に俺は一体何を書いているのだろうか? 謎は深まる。

※この近況欄を読んでいただいた方の中から1名様にもれなく抽選で豪華賞品をプレゼント致します。
狼煙・矢文・腕木通信・伝書鳩などでどしどしご応募ください。



「『○○の真実』の真実」

「○○の真実」とかいうコピペや本がどーにも嫌いだ。だって胡散臭いじゃないか。
「真実」と言うからには、そうでないものがあって、それが通説として広く信じられていて、
それで「いや、そうじゃないんだ。本当はこうなんだ」と食って掛かろうとしているという前提がある訳だ。
だけど「真実」って言うほど転がっているもんか? 通説はある日突然通説になった訳じゃ無い。
「通説認定委員会」みたいなところで採択された訳でもない。新説を唱えれば即通説をひっくり返せるのですらない。
通説を唱えていた研究者達をぐうの音も出ないほど説き伏せる実験結果とか資料とかがなければ、
新説はいともたやすく珍説へと変貌する。そして、そこまでして辿り着いた「真実」とやらが、一般人の興味を
そそるかどうかは全く別の問題だ。「16世紀のエチオピアにおけるエンセーテ栽培に関する通説」とか
「イギリス近代競馬における馬体重と運動性肺出血の関係に関する通説」なんてのをひっくり返すような
大発見があったとして、そのことを書いた新書がAmazonのランキング上位に入るかというと、んなこたぁ無い。

みんなが興味のある(=売れる)真実ばかりポンポン「発見」されて本になるのってナニよ、と思わずには居られない。
そう言うのに限ってイデオロギッシュなタイトルがついてたり、過激なことが書かれてある帯が巻かれてたり、何なんだ?
要するに何が言いたいかというと
「真実とか言って、お前らにとって『都合が良くて気持ちの良い』言葉を書き連ねただけじゃねーのか?」ってんだ。
「真実」を高らかに掲げて触れ回る人を見ると、映画「12人の怒れる男」に出てくる爺様のセリフをいつも思い出す。

「真実はあんたの独占かね?」*1



僕の考えた最高にカッコイイ勝ち台詞

ゴーストのトークのネタにしようかと思ったけど長いので…

日本軍のロシア語教科書が物騒という興味深い資料があった。教科書と言うよりは
兵士向けの慣用句集っぽいかも。こちらで米軍が作ったドイツ語の慣用句集が閲覧できるので比べてみると面白い。
作られた時期も国も対象も違うので同列には扱えないが、片や「町にはどんな兵隊がゐるか」片や
「Where is a restaurant?」である。この相手に対する警戒心の違いはなんなのだろう、と思わず考え込んでしまう。

しっかし、「そうですか。しかし日本軍が勝つたことはそう驚くに足りません。私は日本軍が他のどの陸軍よりも
強い事を知つてゐます」なんてどういう状況で使うんだろうか。「そうですか」という言葉が先にあると言うことは
ロシア人から日本軍の勝利を聞いた、というシチュエーションになるのだろう。(陸軍的に)宿命のライバルである
ロシア(人)を前にするなら、熱烈に褒め称えるような台詞ではなく、あえて涼しい顔をして、さも常識であるかのように
言うのがオツという事なのだろうか? 謎は深まる。



「中世で禁煙」タイムトライアル

ラジオを聞いていたら禁煙グッズの宣伝をしていたのだが、その中で
「中世ヨーロッパでも禁煙補助として利用されていたといわれている成分」を配合しているからスゴイ! と言っていた。
ご存じのとおりタバコは南米アメリカ原産であり、従ってコロンブス以前にヨーロッパにタバコの煙を吸う習慣はない。
いや、確かに香草や麻薬を燃やしてその煙を吸う、といった行為はず~っと昔からあっただろう。
だけどここで言う「禁煙」はどう見てもタバコのそれであって、薬物依存の治療ではないのだから話がおかしい。

…だが、この話を覆せる(かもしれない)人物を我々は知っている。彼の名は鄭和。中国明時代の武将であり、
7度にわたる大航海によりアフリカやアラビア半島まで往復した事のある探検家でもある。
「1421―中国が新大陸を発見した年」なる本によると、実はアメリカ大陸を発見したのは彼であるというのだ。
ロイヤルネービーの元潜水艦艦長である著者曰く「残っている古地図には現地へいった人間しか書けないような内容が存在する」
事がその理由だという。(科学的な正しさはともかく、こういう話は妄想の種としてすげー好き)
だったら鄭和にやってもらうしかない! 1421年にアメリカへ上陸し、とって返してヨーロッパへ行き喫煙文化を広めるのだ!
一般的に中世ヨーロッパの終焉は1453年のコンスタンティノープルの陥落とされているから、30年ちょっとしかない!
急げ鄭和! 怪しいグッズの歴史的妥当性を肯定するためだけに!



ハノイ上空の空飛ぶ電信柱

SAM Simulatorっつーハンガリー生まれの凄いシミュレーターがあるんですわ。
このシミュレーター、ものすごく大雑把に言うと「地対空ミサイル運用ゲーム」です。
日本ではどうにも知名度がないSA-2からみんな大好きZSU-23-4まで、数々の機種がシミュレートされています。
ゲームは大量のスイッチとディスプレイが並んだ制御板を前に発電機用のエンジンをかけるところから始まり、
レーダーによる索敵、ミサイルの発射と誘導を行います。実物のソ連製SAMの制御板を写真撮影し、
それをインターフェイスにするという滾りまくる仕様です。史実の航空作戦に基づいた迎撃シチュエーションから
核弾頭装備のSAM発射まで多彩なシナリオが用意されており、全国1億人のSAMファンが狂喜乱舞すること間違いなし!
スコープに映る波形から敵機の速度・高度を判別し、最適な誘導方法と信管の敏感さを決定し迎撃するってぇ寸法です。
ボヤボヤしていると敵機を逃してしまいますし、酷い時には対レーダーミサイルが飛んでくる事もあるそうな。

ゲーム中、プレイヤーは敵機を直接見ることはありませんし、ミサイルが飛んでいく様子もレーダースコープに映る
反射波でしか分かりません。極端な話反射波が同じなら戦闘機も箒に乗った魔女も同じようなもんです。マジでミサイル時代。
そんなSAM Simulator、フリーで公開されておりしかも丁寧な日本語マニュアルがあります。今すぐDLだ!


Sam Simulatorシナリオ紹介

全国100万人のSAM Simulatorプレイヤーのみんな! SNRの電波は発信しているかな?
SAM Simのシナリオは全てが史実に基づいたものですが、何分日本では知名度がイマイチ低いものばかりです。
そこで史実の状況と実際のミッションについてごく簡単な説明を記しておきます。

1960 Sverdlovsk "Operation Grand Slam"

50年代末からアメリカはU-2偵察機によるソ連領空への侵入と偵察を不定期に行っていた。
当時ソ連軍が保有する迎撃機は高々度を飛行するU-2を捉えることが出来ず、対処は困難であった。
1960年5月1日、フランシス・ゲーリー・パワーズが操縦するU-2はパキスタンの空軍基地を離陸し
ソ連領土へ侵入、スヴェルドロフスク州を飛行している所をSA-2により撃墜された。この一件は
後にU-2撃墜事件として世界中に知られることになる。

史実での戦果
U-2は撃墜され、パワーズは捕虜になった。また1機のMiG-19がSAMの誤射により撃墜されているが、
これはその日がメーデーのため休日であり、MiGのIFFが5月用のコードに切り替わっていなかったためだという。

ゲームでは
シナリオの中では最も簡単だと思われる。史実通り友軍機とU-2とがごっちゃになりやすいが、
U-2はとんでもない高度を飛行しているためプロッティングボードと目標高度をよく見ればそれほど迷うことはない。
べらぼうな速度でもなくジャミングを仕掛けてくることもないのでゆっくり狙おう。

1970 Cairo "War of Attrition"

1967年に起こった第三次中東戦争は6日間で終了したものの、イスラエルとエジプトはその後もスエズ運河を挟み
散発的な小競り合いを続けていた。1970年6月30日、イスラエル軍はカイロ近郊の防空網制圧のため偵察機を、
次いで戦闘機と攻撃機を発進させた。一方のエジプト軍は、ソ連から供給を受けたSA-2を装備するSAM部隊でこれを迎え撃つ。*2
「消耗戦争」と呼ばれるこの戦いは断続的に続いていたが、同年8月に停戦が結ばれた。

史実での戦果
記録に寄れば、6月30日の一連の戦闘で4つのSAM中隊が計5発の命中を報告、また同じく2つのSAM中隊が爆撃を
受け撃破された。イスラエル軍は2機のF-4Eが撃墜されたことを認めている。

ゲームでは
上から二つ目のシナリオ"VI.30. -18:18"が一番面白いか。8機くらいのF-4とA-4が約500メートルという低高度を
すっ飛んで来た後、SAMサイトの近くを南からぐるっと回っていく。マニュアルをしっかり読んで低高度目標への誘導方法を考えよう。

1972 Hanoi "Operation Linebacker-II"

1968年5月よりパリで続けられていた北ベトナムとアメリカとの和平会談は中断と再開を繰り返していた。
1972年12月、ニクソンは統合参謀本部長トーマス・ムーア提督にベトナム戦争の全指揮権を委任、北ベトナムを
和平交渉のテーブルに引き戻すよう命じた。これに基づき爆撃計画が立案、第二次大戦以来最大の戦略爆撃が開始される。

史実での戦果
12月18~29日までの11日間にわたる作戦でB-52により15372トン、他の航空機により約5000トンの爆弾が投下され、
北ベトナムは500カ所の鉄道、372両の鉄道車両が破壊され、電力生産の80%と300万ガロンの石油製品を失ったという。
一方で25機のアメリカ軍機が撃墜され、うち15機がB-52であった。このB-52は全てがSA-2によって撃墜された。
北ベトナムとアメリカとの交渉は再開され、1973年1月27日にパリ和平協定が調印、翌28日に停戦が発効した。

ゲームでは
北爆を扱ったシナリオ。B-52との戦いはプロッティングボードを埋め尽くす大量の敵機とレーダースクリーンを
埋め尽くすジャミングに苦労することになる。ジャミング環境下での誘導をしっかり練習しよう。
B-52はさほど速くなく、また高度を急激に変える訳でもないので、正しく発射すれば撃墜自体は難しくない。
問題は1機や2機撃墜した所で史実的に勝ち目がない(B-52の投入数は129機)とこだよ!
ちなみに同シナリオでは戦果確認のため沖縄から飛んでくるSR-71を迎撃するミッションもある。
超音速で飛ぶわジャミングしてくるわでとても撃墜できない。この「黒ハブ」を撃墜した人がいたら胸を張って良い。

1986 Libya "Operation El Dorado Canyon"

1985年10月のアキレ・ラウロ号事件、同年12月のローマ空港・ウィーン空港同時テロ事件にリビアの関与があるとして
アメリカは1986年1月からリビアに対する経済制裁を行っていた。86年4月、西ベルリンのディスコ「La Belle」で
爆破事件が起こり2人の米軍兵士を含む3人が死亡、229人が負傷した。アメリカはこれをリビアのエージェントによる
犯行と断定。1986年4月15日、報復としてリビアへの爆撃を開始した。ベンガジ・トリポリの防空網や空港への攻撃が行われ、
また同時にトリポリのバブ・アル・アジジャ駐屯地にあるカダフィが居住していたテントへの爆撃が行われた。
一種の暗殺的行為だったが、カダフィは直前に脱出しており無事だった。彼の養女は死亡したと言われているが、
2011年のリビア内戦中に無事が確認されたとも、そもそも死亡したというのは誤認だったとも言われ真相は不明である。

史実での戦果
リビアのIL-76とMiG-23が複数機撃破され、また対空レーダーやSAMサイトにも損害が発生した。
一方米軍は1機のF-111を失ったが、これはカダフィのテントに爆撃を行おうとした編隊の内の1機であり、
テント周辺に配備されたZSU-23-4による撃墜だった。

ゲームでは
おそらく本ゲーム中最凶の難易度を誇るシナリオ。レーダー波の送信スイッチを入れた瞬間対レーダーミサイルが飛んでくる
と言っても過言ではない。マニュアルにすら「世の中そうそう思った通りにはならないですけどね!(c’est la vie!)」とか
「とにかく生き残ることです、保証はないですが」とか書かれているが、史実におけるベンガジの防空体制はわずか13分で
「二カ所のSAM大隊を除く全てのSAMサイトが迎撃不能状態に陥り、とりわけそのうちの一つは目標捕捉レーダーを失うなど
壊滅的な打撃を被った(マニュアルより)」のだからもう話にならない。1機でも撃墜できた人、あんたはすげぇ!

1999 Beograd "Operation Allied Force"

コソボ紛争におけるNATO加盟諸国による空爆作戦「アライドフォース作戦」、いわゆるコソボ空爆を取り扱ったシナリオ。
コソボを巡るセルビア人とアルバニア人の対立は歴史的経緯の複雑さもあって悪化が進み、1996年には紛争へと突入した。
99年3月末、世論に押されたアメリカとイギリスが主体のNATO軍がイタリアとマケドニアに展開。アルバニア系住民の保護、
コソボの自治権奪還、非人道的行為の阻止などを目的として空爆を開始した。

史実での戦果
セルビアはコソボから軍を撤退させる。コソボは国連機構が暫定統治を行い、NATO軍主体の治安維持部隊が駐留した。
2008年2月17日、コソボ自治州議会はセルビアからの独立宣言を採択。2014年2月までに日本を含む106カ国がこれを
承認しているがセルビア、ロシアを始めとした85カ国がなお承認しておらず、コソボの将来がどうなるかは依然不透明である。

ゲームでは
目玉はなんといってもF-117を迎撃するミッションだろう。史実ではセルビア軍のSA-3がこのステルス機を撃破し溜飲を下げた訳だが、
ゲーム中では頼みの綱のプロッティングボードに目標情報が表示されない(そりゃそうだ)。リプレイをGoogleEarthで見ると
確かに飛んでいることが分かり、「レーダーに映らない飛行機」が如何に気味悪いかを教えてくれる。史実で撃墜できたのだから
ゲーム中でも出来ないことはないと思うが、俺にはできなんだよ!



ある人々の旅路

結構前の話だけど、制服兵器兵站局が閉鎖したらしい。「なんじゃそれ?」って人のために説明すると、
艦これよりもストライクウィッチーズよりも遙か昔からずーっとやってた兵器の萌え擬人化創作投稿サイトだ。
過去ログごと吹っ飛んだんでよく分からないけど、最古の投稿は2002年7月くらいまで遡れるようだ。
場末も良いところだった兵器擬人化界隈はいろいろあって2006年6月出版の「MC☆あくしず」で商業の世界に
打って出るくらいの魅力を持つようになるわけだが、創刊当時のあくしず誌には兵站局の常連投稿者が名を連ねていたりした。
もちろん「俺達が育ててきたネタをかっさらいやがって…」みたいな反発は(現在に至るまで)あり、
そのせいで例えばストライクウィッチーズ(とそこ経由で入ってた軍オタ気取りのアニオタ)を露骨に嫌う人たちも出たりすることとなる。
ただ、これは兵器擬人化ファンが「本流」の軍オタにキモイだの変だのと叩かれ、「擬人化されていなくとも萌えてこそ軍オタ」みたいな
訳の分からない理屈(今現在もこんな事言う連中はごまんといる)でいじめられていた意趣返しでもあったのかも知れない。
まぁ、要するに、分かりにくい例えをするとモデルグラフィックスにおけるガンダムセンチネルみたいなもので、避けては通れない
古典のようなものなのだ。兵器擬人化がメジャーになり、出版やアニメの1ジャンルとして商業に組み込まれ、さらには
Pixivのようなイラスト投稿サイトも登場したがためか、10~11年頃から兵站局への投稿は目に見えて減っていった。
ガールズ&パンツァーのおかげで「美少女×ミリタリーものは擬人化でなくても戦える!」という事がハッキリと分かり、
艦隊これくしょんの登場でさらに肩身が狭くなる――つまり、「なんで航空機擬人化なのにストライカーユニット履いてないんですか?」とか
「艦娘じゃないのに艦船擬人化なの?」なんて無茶苦茶なことを言われるようになると、いよいよ隙間はなくなっていった。
赤城と言えばみんなが「あの」赤城を思い浮かべるようになってしまえば、もう空母赤城の擬人化なんてできっこなくなってしまう。

制服兵器兵站局が撒いた種は立派に育ったのだ…なんて言い方はひいき目に見ても懐古が過ぎる。
じゃあ整備(兵站局では投稿の事をこう言い換える)された作品の価値や面白さが目減りしたかというと、そうでもなかろう。
だけど両論併記で結論から逃げるんじゃ何にも言ってないに等しい。「一つの時代の終わりだ」なんて評論家みたいなコメントは
誰にだって出来るもんね。「ミネルヴァの梟は黄昏どきに飛ぶ」という言葉がある。歴史や物事の意味・本質は最後になってから
分かるという意味だそうだ。じゃ、結局兵站局が残した物ってなんなのか。
それは多様性だと俺は思う。兵站局の10年以上にも及ぶ活動の中で、上は軍艦や軍用機や軍用車両、下は地雷やスコップや
対戦車障害物までが擬人化されまくった。桜花やB-29を擬人化することに関する、どっちに転んでも荒れるのが確定している
センシティブな議論もあった。それすらも飲み込んだ、もはや歴史と言えるほどの積み重ねは
どんな兵器をどのように擬人化したって構わない状況を生み出している。
ドマイナーだろうが、サイボーグだろうが、パンツに雪風って書いてあるだけだろうが、オッサンだろうが、時事ネタだろうが、
エログロに片足突っ込んでいようが「兵站局ってのがあってね…」という強力なアシストで全ては肯定される。*3
だからこそ、兵站局がログもろとも消えてしまったことが残念で他ならない。だが、なぁに。太陽が沈んではまた登るように、
日陰の趣味だったものが日向になり、また日陰へ戻っていくだけの話だ。それだけだ。
世間は少々騒がしくなったが、自分たちの立っている場所には何ら変わりがないのだから。

なんでこんな事を言い出すのかというと、実は「ふしぎの国の世界大戦」は元は軍艦擬人化のゴーストとして作ってたんだ。
「フリーシェル使っておいて軍艦の擬人化ですってそりゃどうよ?」とか「もしそうしたらなぎさとキャラ被るんじゃ?」とか
「トーク作れるほどネタあるんか?」という理由で少しずつ方向転換していった結果軍事系雑談ゴーストとして完成した訳だけど、
初期のアリステアのトークにはかなり兵器擬人化っぽいネタが入っていた。ひょっとしたら今も混じってるかも。
そんなこんなで、兵站局の閉鎖には色々思うところがあるって訳さ…。

追記、兵站局は疎開して細々と生き残っているようだ。



ハイパー命名タイム開催のお知らせ

「ふしぎの国の世界大戦」のトークにもありますが、元は近況欄のネタだったので再掲。

日本の美称を持つ軍用船は帝国海軍にも5つしか例がありません。
すなわち秋津島、敷島、扶桑、瑞穂、八島(大和はあくまで旧国名ね)の5隻。
このうち扶桑以外の4つは全て海保の巡視船にその名が付けられています。
海自と海保はその誕生を巡って色々仲が悪いんだ、いや最近はそうでもない、などと噂されますが
まさか海自への当てつけ……だとは思いたくないんですが、どうでしょう。

でもそう言えば、海自は海自で「しらね」の命名に関してやらかしてるしなぁ。






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最終更新:2015年12月03日 21:43

*1 これが書きたかっただけ

*2 ソ連は軍事顧問団はおろかパイロットや防空部隊要因も送っているらしく、ソ連軍人がSA-2の操作を担当していたのかもしれない。ちょっと調べる必要有り

*3 おれが勝手にこう思っているだけで、もちろん異論反論は認めるし、まぁそう上手くは事が進まないんだろうがね。