ここではHTML技術の一部を解説します。
編集するのは主に「user.html」です。
ファイルの名前を変更している場合も、HTMLファイルを編集してください。


user.htmlの中身


まずはuser.htmlの中身を見てみます。
ダブルクリックすると、ブラウザが起動してゲーム画面が表示されます。
(作成ツールから「マップデータをブラウザで見る」でもOK)

ゲーム画面の外を、マウスで右クリックします。
ずらりと並んだメニューの中ほどにある、「ソースの表示」をクリックします。

メモ帳が起動して、
以下のような文章が表示されるはずです。


<HTML>
<HEAD><TITLE>World Wide Adventure</TITLE></HEAD>
<BODY BGCOLOR=#A0A0A0>
<CENTER>

<APPLET CODE="WWA.class" WIDTH=560 HEIGHT=440>
<PARAM NAME=paramMapName VALUE="wwamap.dat">
このブラウザには、Java実行環境がインストールされていません。<BR>
詳細は<A HREF="http://www.wwajp.com/wwafaq.html">WWAのよくある質問</A>をどうぞ。
</APPLET><BR>Internet RPG "<A HREF="http://www.wwajp.com/">World Wide Adventure</A>" (C)1996-2004 NAO

</CENTER>
</BODY>
</HTML>

赤字の部分は、使用しているマップデータによって名前が違います。


表示されたこの文章が、user.htmlの中身、「HTMLソース」です。
このソースを、タグと呼ばれる命令を使って編集すると、
ブラウザに「こう表示しなさい」と指示することが出来ます。

編集の基本は
「文章を書き足す」「上書き保存」「ブラウザで更新ボタンを押して確認」
の繰り返しです。

では、実際にやってみましょう。

背景、文字の色を変える


もともとのゲームページでは、「背景が灰色」で「文字が黒」です。
背景の色は何も指定しなければ白に、
文字の色は指定しなければ黒になります。

ということは、背景の色はすでに指定されているわけです。

ソースをよく見てみると、背景を灰色にしている部分が見つかります。


<HTML>
<HEAD><TITLE>World Wide Adventure</TITLE></HEAD>
<BODY BGCOLOR=#A0A0A0>

以下略


BGCOLORは、「背景の色はこれにします」と言う命令です。
#A0A0A0の部分を変更すると色が変わります
。やってみましょう。

#000000が黒 #FFFFFFが白
必ず6桁になります(左から2桁ずつ、#FF0000=赤、#00FF00=緑、#0000FF=青)
0~9+A~Fの16文字で表されていて、0が最低値、Fが最高値。

命令が上手くいかないときは、#や=を確認してください。
消してしまったり、増やしてしまったりすると、上手く命令が伝わりません。

これで好きな色を背景色にすることが出来たでしょうか?


続けて、文章の色も変えてみましょう。
ゲームの下にある「Internet RPG」の文字で確認します。

ソースに青い文字の分を書き足します。
(直前に半角のスペースが入っています。忘れずに追加してください。)


<HTML>
<HEAD><TITLE>World Wide Adventure</TITLE></HEAD>
<BODY BGCOLOR=#A0A0A0 TEXT="#FF0000">

以下略

Internet RPGの文字は、真っ赤になりましたか?

TEXTは、ファイル全体の文字の色を指定する命令です。
色の指定方法は、背景と同じです。

この2つを変更するだけでも、ゲームの印象は変わります。
色の組み合わせを試してみてください。


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最終更新:2007年12月13日 18:58