到達地点。
2010年5月の司法試験で合格点を取ること。
目標達成のために必要なこと。
ツール。
試験の前日には、これまでに読んだ教科書・問題集・判例集を、きっと読み返しているはず。
教科書。
繰り返し読める教科書を一冊用意する。
授業やゼミその他で手に入れた知識を書き込む。
問題集。
問題集そのものではなく、問題集に即応した解答集を用意する。
解答集を繰り返し読み返す。
判例集。
百選の判例を覚える。
見た瞬間に事案と判旨が思い浮かぶように。
日々の勉強。
教科書を読む。
問題集を解いて、解答を作る。
判例を読んで、声で吹き込む。
授業を受けて、復習して、ウィキにアップロードする。
ウィキにある程度溜まったら、教科書もしくは問題集の解答集に落とす。
理想的な一日、という妄想。(授業が一日に1コマver.)
カーテンを開けて朝日を浴びて、近所を散歩する。
5つくらい判例を読む。【1時間】
朝ご飯を食べて、シャワーを浴びる。
大学院へ行く。
司法試験や定期試験の過去問をゼミで解く。【2時間30分+休憩30分】
家に帰って、もしくは大学院で、お昼ご飯。
粛々と、居眠りせずに授業を受ける。【1時間半】
家に帰って、教科書を読む。【2時間30分+昼寝30分】
晩ご飯を作って、美味しく食べる。
ゼミのために、問題を解く。【2時間+休憩30分】
朝に読んだ判例を確認して、レコーダーに吹き込む。【30分】
教科書で読んだところを、Q&A形式でウィキにまとめる。【1時間】
明かりを暗くして、お香を焚いて、メールをチェックして、歯磨き。
就寝。
これができたら、一日11時間勉強することになる。もはや合格するしかないんじゃないか。
春休みに読みたい本たち。
科目名 |
著者 |
題名 |
ページ数 |
所要時間 |
予定日数 |
実所要時間 |
憲法 |
高橋和之 |
『立憲主義と日本国憲法』 |
399 |
20 |
4 |
|
行政法 |
櫻井敬子=橋本博之 |
『行政法』 |
408 |
21 |
4.2 |
|
行政法 |
大橋洋一 |
『行政法―現代行政過程論』 |
432 |
22 |
4.4 |
|
刑法 |
山口厚 |
『刑法』 |
531 |
27 |
5.4 |
|
刑事訴訟法 |
田中開ほか |
『刑事訴訟法』 |
410 |
21 |
4.2 |
これよりも論文の方が。 |
刑事訴訟法 |
長沼範良ほか |
『演習刑事訴訟法』 |
362 |
19 |
3.8 |
19時間00分・6日 |
民法 |
佐久間毅 |
『民法の基礎1』 |
454 |
23 |
4.6 |
|
民法 |
佐久間毅 |
『民法の基礎2』 |
322 |
17 |
3.4 |
|
民法 |
道垣内弘人 |
『担保物権法』 |
391 |
20 |
4 |
|
民法 |
潮見佳男 |
『プラクティス債権総論』 |
661 |
34 |
6.8 |
|
民法 |
潮見佳男 |
『債権各論Ⅰ』 |
329 |
17 |
3.4 |
|
民法 |
潮見佳男 |
『債権各論Ⅱ』 |
223 |
12 |
2.4 |
|
会社法 |
神田秀樹 |
『会社法』 |
370 |
19 |
3.8 |
|
民事訴訟法 |
伊藤眞 |
『民事訴訟法』 |
729 |
37 |
7.4 |
|
労働法 |
森戸英幸 |
『プレップ労働法』 |
344 |
18 |
3.6 |
6時間30分・2日 |
労働法 |
浅倉ほか |
『労働法』 |
486 |
25 |
5 |
|
労働法 |
菅野和夫 |
『労働法』 |
800 |
40 |
8 |
読まない。辞書。 |
総日数が春休みの長さを超えています。
欲しい本と読みたい本のリスト
欲しい本
最近、春休み以降の勉強計画を考えるのが楽しくて仕方ないので、とりあえず買いたい本だけでも書き留めておこう。
- 森戸英幸『プレップ労働法』(弘文堂、第2版、2008)
→立ち読みしたら面白かった。たぶんかなりグッドな入門書。割と分厚い。
→買って読書中。やはり面白く読みやすい。春休みの勉強はじめにはもってこいである。
- 内田貴『民法Ⅰ』(東京大学出版会、第4版、2008)
→Ⅱ以降も読みたい。法哲学特殊講義で内田貴の契約法を扱うので。
- 田中開ほか『刑事訴訟法』(有斐閣、第3版、2008)
→あのN先生も名前を並べるアルマ。これを使ってケースブックを解きたいのだよ。
→刑法の復習を兼ねて、気になる山口センセの一冊本を読みたい。全教科これくらいの厚さならいいんやけど。
→ⅠとⅡを。これまた評判が良いよね。要件事実も終わったし、そろそろちゃんと民法の教科書が読みたい。
→良い評判しか聞かないので。
→独学は難しいって聞くけど、どうなのかしら。どんどん京大系のケが…。
- 道垣内弘人『担保物権法』(有斐閣、第3版、2008)
→難しいと聞くけど、近江先生とどっちがいいのかしらね。確か、やまけいのオススメ本。
→労働法選択ならこれしか…ないのかな。将来ちゃんと使えるように。
- 高橋和之『立憲主義と日本国憲法』(有斐閣、2005)
→果たして、芦部以外に読む必要があるのか、という気もするのだが。
→ヤフオクで1600円でゲット。出品から1時間以内という瞬殺ぶりである。
→前者が分かりやすいと評判だったところ、もうすぐ後者が出版されるらしい。
上訴も入ってるらしいので、前者の改訂版の位置づけなら、やっぱり後者の方がいいかなぁ。
とりあえず、読み通せるかどうかの問題である。アマゾンによると560頁とのこと。むー。
→ネット上の噂によると、3月くらいに法学教室の連載が書籍化されるらしい。
加筆修正もあるんやろうし、試験まで使える問題集になりそう。
会社法事例演習みたいに、みんなあちこちでゼミを組んで解いてそうな予感。
以下、追加
- 浅倉むつ子=島田陽一=盛誠吾『労働法』(有斐閣、第3版、2008)
→ヤマタクのおすすめ。アルマやし、二人が早稲田の先生やし、ほどよいページ数やし、通読用はこれでいいかも。
読みたい本
買っただけで読んでない本があるけど、試験までに読みたい本をピックアップ。
- 長沼範良ほか『演習刑事訴訟法』(有斐閣、2005)
→酒巻センセのとこだけチラ見したけど、面白かった。
- 伊藤眞『民事訴訟法』(有斐閣、第3版再訂版、2007)
→試験勉強しながら調べて読んだけど、ニャメカワさんの言ってた通り、やはり良い本のようである。
→つかTは、「択一をやりながら、江頭か神田に書き込んで…」といつも言うので、神田に書き込みたい。
→定期試験前に後半を読んだけど、分かりやすくまとまってたので前半も読みたいところ。
- 大橋洋一『行政法―現代行政過程論』(有斐閣、2004)
→あのK先輩オススメの一冊。ふと気が付くと、この先生は現司法試験委員である。
その他
印刷したりコピーしたり、部屋に資料をそろえるのだ。
→実は平成18年までは全部大学院で印刷できるので、試験が終わったら平成分は全部コピーして家に備置。
→たぶん、同上。節約できるところは節約する方がいいよね。
→現在印刷中。結構時間かかるな…。
→刑法の佐伯センセとか、刑訴の酒巻センセとか。
→以下、CiNiiから酒巻リスト。裁判員関係は除く。
[40015997066]酒巻,匡
刑事手続における任意手段の規律について
法学論叢 162(1-6),91~107,2008/3(ISSN 03872866) (京都大学法学会)
■収録データベース :NDL
■本文: なし
[40005795759]酒巻,匡
令状における条件の付加について
研修 (658),3~18,2003/4(誌友会研修編集部)
■収録データベース :NDL
■本文: なし
[40005443139]酒巻,匡
新しい証拠収集手段--提出命令について (特集 規制緩和社会における制裁の役割) -- (手続上の諸問題)
ジュリスト (1228),125~132,2002/8/1-15(ISSN 04480791) (有斐閣 〔編〕/有斐閣)
■収録データベース :NDL
■本文: なし
[40006402681]酒巻,匡
「捜査」の定義について
研修 (674),3~14,2004/8(誌友会研修編集部)
■収録データベース :NDL
■本文: なし
最終更新:2009年02月16日 02:57