ある日孤独なフリプたんが…

居酒屋の隅のとある場所
人目につかないそこに彼女は居た

「誰か来ないかな…」

居民にはフリプたんと呼ばれて親しまれている彼女だったが
実際は不人気対戦スレのマスコット、店に人が居る時は誰かが顔を出してくれるが
大抵は寂れてたった一人うずくまっていることが多い
そのため来客は非常に貴重な遊び相手になる

ガチャ・・・

この時間帯には珍しく誰かがやってきたようだった

「いらっしゃい!」

元気に出迎えたが返事が無い
顔を見てみるが見たことの無い男だった、新規の人間だろうか
ここに来る人間は普通は最初に募集を始める
しかしその男はなにをするわけでもなくじっとこちらを見ている

「あの・・・何か御用でしょうか?」

男はいきなり彼女を突き飛ばした

「えっ」

訳のわからないまま地面に倒れ何をしようとしているのか必死に考えるが到底理解できない
しかし男はそんなことお構い無しにズンズンとこちらへ向かってきた

「ひっ」

と初SS製作とぶっぱをしようと思ったけどここでやめたもう文体とか書き方とか展開とかしらねーずら



別の人が書いた続き...

764の続きを書いてみた、SSなんて書いたことないがなー

床に突き飛ばされ、痛みに呻くフリプたん。
見知らぬ男はそのまま彼女の正面に立つと、突然ひざまずいた。
そして、彼女が身を起こすのをじっと待っている。
ようやく身を起こすフリプたん、その彼女の上目遣いの瞳が男の顔を捉えた、まさにその瞬間のことであった。
男は自分の胸を左右それぞれ指で指すと、いきなり大声で叫ぶ。

「僕の二つのアドレスをクリック!クリック!クリックゥーーッ!!」

言っていることの意味がわからず、困惑せざるをえないフリプたん。
男はひたすらにその言葉を繰り返し続ける。
いーみん達も周囲から黙ってじっと見ている。
ゆどんげは店長になでられている。

小一時間ほどそれを続けてから、男は満足したのか店を出て行った。
店内にいつもの和やかな雰囲気が戻り、平和が訪れる。
和気藹々と語り合ういーみん達に向かって、フリプたんはひっそりと声をかけた。

「あの、誰か…、誰か、私で遊んでくれませんか」

誰も聞いちゃいない。返事も当然のようにない。
フリプたんはふっとため息を吐くと、いつものように自分のお胸をダブルクリックする作業を始めた。
そして、ああなるほど、と悟る。

「あの人も、寂しかったんですね…」

徐々に興奮しつつ、フリプたんは自分と似たような人が世間にいることに、ちょっと嬉しさを感じた。

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最終更新:2009年11月26日 02:37
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