儀式魔術/絢爛舞踏祭/レポート/自己組織化２
このレポートは、Wikiの中の人こと十五夜がmixiの日記に書いたものに加筆修正を加えたものです。
儀式魔術絢爛舞踏祭以前から、アルファ・システムにはゲーム毎にいくつかのコミュニティが存在していました。世界の謎ゲームを中心とする謎ハンター、Aの魔法陣を中心とするAマホプレイヤー、そして各ゲームの小規模コミュニティです。コアなファンを中心にライトユーザ層までを緩やかに含むものが、Web掲示板などを中心に構成されていました。
ここでは、私から見たそれらコミュニティの動きを書いてみます。誤解・見落としがあると思われますが、ご勘弁を。
1. 世界の謎ハンター
エース級のみが参加できるチャットがあるらしいですが、一般には所在不明です。アルファ・システムの公式掲示板が主たる交流場所であり、議論の場でもありました。ただし、膨大かつ分散した情報に由来する敷居の高さおよび、前回の儀式魔術GPM23から日が経ち過ぎたために、コミュニティとしてはあまり活発とは言えませんでした。
ゲーム絢爛舞踏祭(および続いて発表されたガンパレード・オーケストラ)をきっかけに幾分か世界の謎への興味が盛り上がり、一部の新規参入者が新たに情報集積を開始しました。そのひとつが原動力を萌えとする、世界の謎萌え追い隊（BBSおよび世界の謎萌え@Wiki)でした。このサイトは2chを起源とするため当初潜伏していましたが、XH-834氏も出没するようになっていました。
儀式魔術絢爛舞踏祭においては、開始のためのBALLS収集時から支援ページを立ち上げ、時系列に情報をまとめていきました。よりライトなユーザへの広報に役立っていたと思われます。途中からは川原雅さんなどによるボランティアによりイベントページが維持されていました。
2. Aの魔法陣コミュニティ
Aの魔法陣掲示板での掲示板ゲームおよび、芝村氏によって月に数回おこなわれるオンラインセッションをきっかけに、「準公式」と呼ばれる風鈴さんのサイトのチャットルームで比較的密なコミュニティが構成されていました。ダンスシックスと呼ばれるAマホのエースも出入りしており、連絡が密に取れる状態になっていました。
儀式魔術/絢爛舞踏祭も開始当初より観察しており、Aの魔法陣コースの提示とともにすばやく行動を開始することができていました。
伯牙さんによるAの魔法陣@Wikiは直前に構築されたため、今回はあまり活用されませんでしたが、今後の儀式魔術やルールブック発売によるAマホプレイヤーの増加に今後活用されていくと思われます。
3. 各ゲームユーザコミュニティ
ゲーム絢爛舞踏祭については、公式掲示板から星野十郎氏がアニメのチャットサイトを再利用してコアコミュニティを形成しつつあり、これが今回の豪華絢爛チャットへとつながりました。なお、攻略データやプレイヤーリンク集を持つ絢爛舞踏祭@Wikiは儀式魔術絢爛舞踏祭自体には大きくコミットはしなかったものの、BALLS収集のためのアナウンスなどで協力していました。
ゲームガンパレード・マーチは時期的に古いため、ゲーム式神の城は攻略が中心であるためか、コアコミュニティと呼べるものが見当たらず、主に2chでの情報交換がおこなわれていた模様です。
儀式魔術絢爛舞踏祭においてはライトユーザがゲームサロン板のアルファ・システムのスレッドでお祭を観戦するというスタンスで参加していたようです。しかし、最後のAの魔法陣コースには直接参加もあったようです。
アルファシステムスレッドは開始前16であったものが、最終日までには一挙に30にまで達し、まとめサイトも作成されました。
なお、儀式魔術/絢爛舞踏祭の最後に、2chから運営管理側へ手作り勲章が贈られ、星野氏、海法氏などから返礼がおこなわれました。
