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CUB

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スーパーカブシリーズ

アンダーボーンと呼ばれる、低い位置でハンドルと車体をつないだフレームを採用した原付。
出現当時は画期的なハイスペックだった。
現行の原付としては見るべき動力性能ではないものの、
頑丈さ、手ごろな軽さ、乗り心地、燃費などの汎用性でカブを選択する人も多い。
また近年ではそのレトロスタイルに惹かれて購入する人も多いようだ。

2007年9月からの排気ガス規制にも、スクーターを除く原付の中ではいち早く対応した。
電子制御燃料噴射式に変更され、マフラーにも触媒が追加されて排気ガス規制に対応。
ただしカタログ上の性能は最大出力、最大トルク、燃費のいずれもダウンした。
更に燃料タンクの部分に燃料ポンプを併設したため、燃料タンク容量も減少してしまった。

カブには様々な派生形があるので、それぞれのスペックを別個に表記した。

カブシリーズ基本スペック(規制後)

最高出力  2.5kW[3.4PS]/7,000rpm
最大トルク 3.8N.m[0.39kg.m]/5,000rpm
燃料タンク 3.4L

基本スペック(規制前)
最高出力  2.9kW[4.0PS]/7,000rpm
最大トルク 4.7N.m[0.48kg.m]/4,500rpm
燃料タンク 4.0L


スーパーカブスタンダード / デラックス

価格 \204,750 / \215,250
乾燥重量 75kg / 76kg
変速機構 3段前踏式リターン(停車時のみ3速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 110.0km/l(30km/h定地走行テスト値)
(参考)旧型スタンダード / ストリート仕様 / デラックス
価格 \168,000 /\173,250 /\178,500
乾燥重量 75kg /75kg /76kg
変速機構 3段前踏式リターン(停車時のみ3速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 130.0km/l(30km/h定地走行テスト値)

基本形。
スタンダードは塗装がメタリックでない。またフロントキャリアが装備されていない。
 塗装を気にしない、あるいは全塗装前提で社外品の安価なキャリアを設置すればお得なモデル。
デラックスはフロントキャリアを標準装備。また塗装がメタリックカラー。

ストリート仕様は旧型に用意されていたカラーバージョンだが、惜しくも廃止された。
ストリート仕様はキャリアがリトルカブに準じた小型のもので、スタンダードとほぼ同等の装備だった。

なお3速ロータリーだが、停車時以外3→Nに入らないためリターン式と表記されている。
※この方式は「ロータリーストップ」「新ロータリー」などとも呼ばれる。

スーパーカブ・カスタム

価格 \236,250
乾燥重量 79kg
変速機構 4段前踏式リターン(停車時のみ4速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 116.0km/l(30km/h定地走行テスト値)
(参考)旧型スーパーカブ・カスタム
価格 \199,500
乾燥重量 79kg
変速機構 4段前踏式リターン(停車時のみ4速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 146.0km/l(30km/h定地走行テスト値)

角目ライトなど外形が異なる。オーバードライブの4速(旧名称エコノミードライブ)をもつ。
そのため3速がややロー気味にセッティングされており、結果的にギアの繋がりが良く実燃費も良い。
セルフスターター、センタースタンド、指針式燃料計、左ミラー、前キャリア装備。
急ブレーキ時にフロントが浮き上がらないアンチリフト機構も装備。
なお、他のカブ用のアクセサリーはカスタムには装着できないものも多い。
アクセサリーパーツを装着する場合は対応しているかどうかに注意が必要。
(荷台、レッグシールド、シート、一部の風防など。例えばプレスカブの大型荷台はカスタムには設置できない)

リトルカブ/セル付き

価格 \210,000 /\231,000
乾燥重量 75kg /77kg
変速機構 3段前踏式リターン/4段前踏式リターン
     (停車時のみ3速/4速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 109.0km/l /113.0km/l(30km/h定地走行テスト値)
(参考)旧型リトルカブ/セル付き
価格 \173,250 /\194,250
乾燥重量 75kg /77kg
変速機構 3段前踏式リターン/4段前踏式リターン
     (停車時のみ3速/4速からNに入る。クラッチレバーなし)
カタログ燃費 125.0km/l /132.0km/l(30km/h定地走行テスト値)

カラーバリエーションが多い。14インチの小型ホイール装備で全体的に小ぶりに見える。
(註:シート高はやや低いが、実際の外寸はほとんど変わらない)
その他は概ねデラックスに準ずる装備。ただし前キャリアはない。
セル付きはカスタム同様4段変速でセルスターター装備。
ただしカスタムとは異なりリトルカブ同様の丸目の外形をしている。

プレスカブ/デラックス

価格 \221,550 /\236,250
乾燥重量 83kg
変速機構 3段前踏式ロータリー(クラッチレバーなし)
カタログ燃費 106.0km/l(30km/h定地走行テスト値)
(参考)旧型プレスカブ/デラックス
価格 \184,800 /\199,500
乾燥重量 83kg
変速機構 3段前踏式ロータリー(クラッチレバーなし)
カタログ燃費 115.0km/l(30km/h定地走行テスト値)

大型リアキャリア、センタースタンド、ヘッドランプ付き大型前カゴ、業務用サイドスタンドを装備。
停車時以外でも3→Nになる完全なロータリー変速。
これはビジネスバイクではプレスカブのみの機構である。
プレスカブデラックスはグリップヒーターを標準装備。


メーカーサイトの紹介ページ



カブの利点 (・∀・)イイ!

大きな積載力。
ホイールの大きさによる安定性、またいで乗れること、燃費の良さ。
安価で豊富な社外アクセサリー。
ホンダ原付Fiの利点、バッテリーが完全に上がっていてもキックで始動できるFi装備。

カブの欠点 (・A・)チョットイクナイ!

加速が悪い、オプションで箱等を装着しなければ収納性が皆無。
ステップスルーでもニーグリップ可能でもない。
4速モデル以外は特に2速と3速のギア比が離れているため登坂時に2速ではオーバーレブ、3速では失速してギアが合わせにくい事がある。
ただし、これらはアンダーボーンスタイルのビジネスバイク全てに共通した欠点である。
(4速モデルでも4速がオーバードライブ気味の設定のため、ベンリィなどの4速車よりはギア比がワイドである)


この車種に対するコメントをどうぞ。
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  • リトルカブ乗ってますが上り坂が続くと結構しんどいです -- (名無しさん) 2011-03-07 19:20:14
  • こめミス(;;) よっぽど急な坂じゃないかぎりそんなにスピードおちないよね -- (曹候補士) 2011-02-09 00:37:55
  • 登坂はよっぽど急じゃないかぎり -- (曹候補士) 2011-02-09 00:34:52
  • 4速モデルでも2と3の間はまだ遠い。坂での快適性ではCDに敵いません。平地での4速の快適さは素晴しいですが。 -- (元カスタム則) 2006-08-24 12:27:24
  • 2速でゆっくり登れば、いいんですよ。 -- (774rrのひとり) 2006-06-16 04:44:07
  • 登坂に難があるカブなど見たこと無い。ステップスルーではないが跨ぐのは簡単。 -- (名無しさん) 2006-06-15 18:43:16

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