帝都における職業
公務員は教会関係者。つまり街の警護や教務員などを指す。
一般魔術師とは魔法を使う普通の魔術師のこと。高位魔術師や大魔道師なども含まれる。
魔法を使いモンスターを討伐したり、その魔法により人の傷を癒したり、
街づくりを手伝ったりすることにより社会貢献や収入を得たりしている。
研究家は魔法について理論的に解明しようとするものたちの総称。
魔法研究者や魔道研究家と呼ばれ学問に深く精通しており、数学や倫理学、魔法学などから
新たな魔法式を書き出すことにより生計を立てている。
発明家は魔法を如何にして日常生活に役立てることが出来るかと日々研究している者のこと。
多くは研究室などを持ち、エンチャンターや研究家と共に発明をすることが多い。
彼らにより街の暮らしが豊かになっているといっても過言ではない。
魔力（魔元素）を物体に宿す技術を有する者。
高位エンチャントは完全に天性によるものだが、学ぶことによってある程度はできる。
一般人は農家、自営業者（パン屋etc）、鍛冶屋などがある。
彼らはその腕で物を作り出すことに誇りを持っている。
そのため魔術師からも尊敬され、地位は同程度である。
マスメディア
近年の帝国圏でメキメキと売上を伸ばしている大衆紙。
偏向報道が甚だしい『インペリアル・タイムズ』を目を敵にしており、
社訓にも『インペリアル・タイムズに屈するべからず』とある。
主に貴族向けに刷られている老舗の高級紙。
論調もそれ向けに傾いており、満足感を煽る為に若干間違った情報を顧客に提供する事も厭わない。
エンパイア・ジャーナルとは犬猿の仲にあり、互いの紙面を使って論争を繰り広げた事も。
悪魔狩り
〔壱〕
悪魔狩りとは、今から五十年前の魔導大戦に端を発して、
一部の貴族や権力者になって設立された、悪魔への対処を専門とする組織連盟である。
要するにエクソシストの傭兵集団であるが、
エクソシストにとっての”教会”や傭兵にとっての“本部”にあたる施設は存在せず、
悪魔狩り達は数十にも及ぶ“スポンサー”の庇護下で自由な活動を行っている。
（単独で動く者、徒党を組む者、師弟関係にある者など、活動様式は様々である）
〔弐〕
悪魔狩りに任命された者の使命は『人間に害を及ぼす悪魔の排除』である。
その為の方法は問われない。
中には魔族であれば問答無用で“狩る”ような過激思想を持つ者も存在する。
そういった者が「魔族の反差別運動家」からの批判の種にされる事例も少なからずあり、
本部が設置されていないのは、そういった声を分散させて無視する為だとも言われている。
〔参〕
“悪魔狩り”の資格はスポンサーの推薦を受けた者にのみ認可される。
全ての悪魔狩りはその体を表す渾名を発行され、真名を潜めて活動する事となる。
（悪魔との契約において、名前と云うものはとても重要とされる。
邪悪な悪魔に名を知られる事は大変に危険である）
年齢による制限と引退の制度は存在しない。あえて言えば死を迎えた時が引退である。
（その死後に判明した事だが、かつてのオルティジアに於ける三魔将の
一人だった男は【星屑】と綽名され、還暦を迎えてなお活動していた）
〔肆〕
悪魔狩りの能力はピンキリである。
しかしそれでも、小悪魔程度に手こずる事はまず無い実力者が揃っている。
（以下、言い訳がましい文章が続くので省略）
〔伍〕
この設定は共有設定であり、個々人が自由に使用する事が出来る。
特にこだわりはないので改変は自由にしてもらって構わない。
不明瞭な点、ご質問があれば避難所で魔法道具屋まで。
