地下妄の手記 「森鷗外原案 東京方眼図」? 秋庭俊発案 盗用方眼図!

「森鷗外原案 東京方眼図」? 秋庭俊発案 盗用方眼図!



   しばらく秋庭俊氏と同類項の捏造屋さん「梅原淳」氏にかまけて、確認を怠っていたら昨平成23年11月に、新刊を御出しに成っておられたんですね。秋庭大先生!
題して

    ──森鷗外の「帝都地図」隠された地下網の秘密(2011年11月洋泉社刊)──

  二年ほど前に、角川書店から出るとか仰っていた、「東京方眼図」ネタ。古巣の洋泉社さんから(笑
  いやもうっ、「小人閑居して不善を為す」どころか、妄想大爆発の一巻。さすがはこれで名を馳せた赤本屋洋泉社さん、よくまぁこんな嘘っぱちだらけの本をシラァっとお出しになること。普通なら、「笑うしかございません(笑 チャンチャン」で済む話かもしれませんが、秋庭さんの場合は

  森鷗外とは何の関係も無い自己の妄説を事象を捏造して「東京方眼圖」に牽強付会し、「森鷗外はこう言っているから」と発言や著述を歪曲、改竄、捏造して、その責任は森鷗外持ちと言うお決まりの秋庭パターン。

  毎度お馴染みの、「俺を犯罪者に仕立てたあげた(当社比)政府はこんな悪いことをしてるんだぞ」と言う、矮小な自己肯定が目的の反吐が出そうな仕儀。

  まぁ、折角お出しになったのだから、チェックして差し上げていこうかなっと。チョッと思ったりしたので、お目汚しかとは存じますが始めさせていただきます。


           

  四六判の本体にこんな「ふろく」がついてきます。折角にクラッシックな色調に外袋を造ったんだから、「特別附録」って書きゃ良いのに。
  「えっ」それを言うなら「東京方眼圖」だよなぁ、と言うツッコミが聞こえてきそうですが。中開けると「森林太郎立案 東京方眼圖」とありますので、「原案」って何だよの秋庭世界ですけどね。

          

  袋の中身はこれ、オリジナルの東京方眼の寸法は 76cm×54cm ですので新聞用紙半紙大(A2判)のこの附録は40%ほど縮小印刷されてます。
  その断り書きがこちら、





          

   「原案」だとか「発表」だとか「掲載」だとか相変わらず適当なことで。
   複写元、図の出典何?どこから?なのだろうか。

   そっくりな「縮小」地図を附けた先行本を見つけた。秋庭さんの巻末参考文献にも有るこれだ………

  一葉からはじめる東京町歩き 坂崎重盛氏著 実業之日本社2004年10月刊

   表紙は引用としては無関係ですので挙げませんが、一枚物の地図はこんな感じです。

          

  こちらも何か断り書きがあります。

          

二つを並べてみました。

          

右が坂崎氏の「一葉からはじめる…」(2004年刊)、左が秋庭さんの「森鷗外の…」(2011年刊)です、大きさと言い、断り書きと言い何から何までそっくりさん、(笑 

   神はディテールに宿ると申しますので、もう少し細かく見ていきますと、
坂崎氏の「一葉からはじめるの…」の一枚図の折畳まれた一番上の部分がこれ、

         


   で秋庭さんの「森鷗外の…」の一枚図の折畳まれた一番上の部分がこれ、

         
 
   一寸見、差異は無い様に見えますね。もう一寸拡大して見ましょうか。

   まず、坂崎氏版の「千駄木町」付近

        
 
   右側のキャプションの色遣いを間違えてしまいましたけれど、坂崎氏版は千駄木町の「町」のところで山折になっています。

   一方秋庭さん版のほぼ同じ部分は、

        

 何か、坂崎氏版の折り目の痕が、インクの抜けた形で、付いてます。
 
  他にも、秋庭さんの一枚物地図には、坂崎氏版の「折り目」部分が白く抜けたり、滲んだりの部分があります。

  どういう事かは言うまでもありませんね。

もう一度言います。

  坂崎氏の「一葉からはじめる…」(2004年刊秋庭さんの「森鷗外の…」(2011年刊)です

  元の「森林太郎発案 東京方眼圖」そのものは、当時の著作権保護期間が30年でしたから1952年に保護が切れていますので、一応複製は自由ですが、完全な一枚物の複製は、元図を個人で所蔵していない限り不可能だと思われます。図書館など公共の機関に保管されているものは、部分複製までしか許されていません。国会図書館などは複製さえ禁止です。別項で出てきますが、日本近代文学館から1971年に復刻された「東京方眼圖」でさえ、通常図書館では部分複写しか認められていません。前記の通り、ましてや、原本のサイズから通常の複写機からの一枚物の複製は困難ですし、専門的な設備か機材を要する写真による複製になるでしょうから、明治42年の「森林太郎発案 東京方眼圖」にしろ日本近代文学館復刻の「森林太郎発案 東京方眼圖」にしろ、個人所蔵のものからしか実質的に複製は困難です。
  さて、坂崎氏の複製元は何かな(笑
  坂崎氏は自称編集者にしては相応しからぬのではないかと思うのですが、「一葉からはじめる…」の一枚物の出典を明らかにされてません。この四割縮小された、坂崎氏版「東京方眼図」は文章と違って、図像の複製ですので、大きさが異なることから、この図に限っては、おかしな話ですが坂崎氏と、実業之日本社にその著作権が生じるのではないかと思われます。

  まぁ、法的な要件については異論はあるでしょうが。秋庭さんと洋泉社の盗用は、彼らに「著作権者が誰か」の複写元が明示できない限り、明らかですね。