地下妄の手記 不都合な引用

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不都合な引用

【秋庭系東京地下物語2007】を応援する【秋庭系地下ワールド2007】を支援する企画(のはず?)

秋庭氏の「引用」とは、「盗用」あるいは、「省略」、「改竄」による「歪曲」のことと言うのが、
第一作「帝都東京・隠された地下網の秘密」以来の「不都合な真実」なのですが。
天涯氏のブログ、

【秋庭系地下ワールド2007】すべてはここから始まった。


この企画を支援する(はずの)意味で、秋庭氏にとっては「不都合な真実」=「不都合な引用」
を「東京地下鉄道千代田線建設史」から挙げておきます。
秋庭氏は、

地下鉄ルートの公式発表、生のデータとなる「第一次情報」は、線路図というもので表されている。
大ざっぱな地図と線路が上半分にあり、下半分は地下の断面図になっている。
「帝都東京・隠された地下網の秘密」(洋泉社2002年刊)38頁


として、39頁に「国会議事堂前駅付近(『千代田線線路図』より)」とキャプションの付いた図を挙げておられる。
なお、特にどうとは申しませんが、この図のキャプションは文庫版49頁では「国会議事堂前駅付近(「千代田線線路平面図」─『千代田線建設史』より)となっています。
すなわち、天涯氏がブログで再現された図ですね。

さて、何故秋庭氏は「大ざっぱな地図と線路が上半分にあり、下半分は地下の断面図になっている。」と、お書きになっているのに線路図の「ジャンプして細い線路に飛び移っている。」部分だけを「引用」されているのだろうか?
何故、「千代田線線路図」と言ったり、「千代田線線路平面図」などと言っておられるのだろうか。

それは、この図が「別図 千代田線線路平面図及び縦断面図(湯島・明治神宮前間)」で、「国会議事堂前駅」の部分は次の様なものだったからです。



秋庭氏得意の省略による資料の歪曲。最初っからだったんですよ彼の人の盗癖と虚言癖は。
これを見れば、「地下網の秘密」のこれ以降のページでの「ご学友で中堅ゼネコンの設計士中川氏」との会話と言うか、中川氏のご託宣は極めて怪しい。中川氏の専門性、いや、存在そのものが疑わしいと言わざるを得なくなりますね。
念の為、丸ノ内線の「西銀座・新宿間線路平面図及び縦断面図」の対応する部分を挙げておきます。

「東京地下鉄道丸ノ内線建設史 下巻」(帝都高速度交通営団1960年刊)

それぞれの「構築の型式」を見たならば、「頭を抑えられている」だの「ジャンプ」だのって言葉はまず出てこないと思えるのですが、スラッと言っちゃうのが秋庭流なのでしょうか。

もう少し、「別図 千代田線線路平面図及び縦断面図(湯島・明治神宮前間)」と丸ノ内線の「西銀座・新宿間線路平面図及び縦断面図」の「国会議事堂前駅」の縦断面部分を拡大対比してみると、


「別図 千代田線線路平面図及び縦断面図(湯島・明治神宮前間)」より



丸ノ内線「西銀座・新宿間線路平面図及び縦断面図」より

こんな感じです。

さらに東京湾平均海面の線を示して、国会議事堂前駅付近での、千代田線と丸ノ内線の縦断面における位置関係を示しておきます。







丸ノ内線「西銀座・新宿間線路平面図及び縦断面図」より

どうやったら線路が「ジャンプ」できるものか見せてもらいたいものです。

念の為有楽町線の桜田門付近の平面図及び縦断面図もあげて置きます。

「東京地下鉄道有楽町線建設史」 別図 有楽町線線路平面図及び縦断面図(護国寺・新富町間)より桜田門付近

念の為、「国会議事堂前庭」の「通風孔」って何?の参考として、8・9号連絡側線の線路平面図及び縦断面図もサービスしておきます。

「東京地下鉄道有楽町線建設史」 別図 有楽町線線路平面図及び縦断面図(8・9号連絡側線)

実はこの図もカラーで掲載したかったのですが、②と書かれた2号日比谷線、④と書かれた4号丸ノ内線の線路図が青色で表されていて、色の出が薄いため線路位置がハッキリしないので、仕方なくグレースケールでコピーしました。
以上の様に、千代田線、丸ノ内線、有楽町線の線路平面図及び縦断面図では「通風孔」、「換気塔」、「換気室及び立坑」などの記述が当該場所国会議事堂前庭には見えません。

そこで、愛車轟天号を駆って国会議事堂前庭(日本庭園側)に行って現物を拝観して来た。



直前に佇むと、休日の昼下がり4~5分に一度電車のやって来る音が排気とともに聞こえてきます。
この直下はAB線が交叉(爆)している場所の様で、行き違う列車の走行音が連続して聞こえてきます。
過日の霞ヶ関、国会議事堂間の乗車経験から言うと、音の感じは曲線の内側なので、レールの悲鳴度の高かった、勾配を登るA線が通過してその後に、勾配を降るB線が通過しているように聞こえました。
レールの悲鳴と思しき音は、以前から言っているレールと、台車側のタイヤもしくはフランジとの金属同士の摺動音と推測されます。
B線走行側に金属同士では無い擦過音が聞こえたような気がしますが、悲鳴の様な音ではありませんでした。
はっきり言って、私の様な素人には減速音なのか、力行音なのか、摺動音なのか区別がつきませんでした。
これがブレーキの音と断定できる秋庭さんは絶対音感の持ち主?音の(無断)天才ですな。
換気口の蓋を重そうに運ぶスーツ姿の男達には出会えませんでしたが、池で鯉寄せをするお巡りさんに出会いました。
重防地区なんでしょうね、まぁ、議事堂のまん前ですし、桜の代紋からも5分と係らん場所ですので。20分に一度位二人連れのお巡りさんが廻ってます。
此処に佇む秋庭さん、地下妄シリーズ刊行前とは言え、人心地がお付にならなかったのではと、心中如何許りかと、ご案じ申し上げましたな、私この換気口を眺めながらね。


平成19年3月20日初稿掲示
平成19年3月23日図版一部変更追加(若干の記事含)。
平成19年4月17日写真の追加(若干の記事追加)