桜井淳 発言研究まとめ@Wiki

正確2の次 売名第一?

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

正確2の次 売名第一?

 テレビとは、感覚の世界であり、たとえ学術的に厳密であったとしても、多くの視聴者がそっぽを向いてしまうようなおもしろくない話は、視聴率を稼げない。テレビ局の廊下には、視聴率が何パーセント上がったとか、ゼロ点何パーセント上がったとかと書かれたビラが貼ってあり、スタッフはそれを見て一喜一憂している。どんなによい主張をしても、どんなに厳密な議論をしても、視聴率が悪ければ、何の価値もない。テレビの世界では、たとえバカでも、視聴率を稼げるヤツが価値があり、仕事が増えることになっている。この法則が読めないヤツは自身の世界に閉じこもるしかない。

 学者が、月刊誌・週刊誌やテレビのような商業主義の中に入り込み、仕事をするのは、多くの苦痛が伴うものである。相手の要求していることと学者として表現したいこととの間には超えがたい大きなギャップが存在するからだ。私もかなりがまんしている。適当に聞き流す知恵がなければ、とてもとても、テレビの世界とは、お付き合いできない。
参考 実際には、とても我慢してるようには思えないが・・・・

 テレビでは、
(1)たとえまちがってもよいから、意識的に断定的に話すこと
(2) どの局も報じていない問題提起ができること
(3) こむずかしいことを話さないこと
(4)ニュースキャスターと瞬時に話を膨らませることができること
(5) 公平で建設的な議論ができること
(6) よい印象を与えること
(7)あまり歳を取りすぎていないこと、これらが備わっていれば、歓迎されるでしょう。

ただし、それ以前の重要なクリアすべき問題は、論文・著書等で先見性のある問題提起をしており、それがよく当たっていることが重要です。
参考

こちらは、ただ、テレビ局の用意したステージとスポットライトの中で、テレビ局の用意したストーリにそって、自身の感想を簡潔に表現するだけのしがない立場にすぎない。

参考。)


 そのせいか。
 よくURL間違えたり(参考:No393 軍事評論家の江畑謙介と小川和久にはプロの怖さがないの行く先が(2005/09/02現在)間違っている)、

文法がめちゃくちゃだったり

(例)
ただし、それ以前の重要なクリアすべき問題は、論文・著書等で先見性のある問題提起をしており、それがよく当たっていることが重要です。
 

誤字脱字が凄まじかったり(JR福知山線脱線事故の衝撃(III)が2つあったり(参考北側大臣が北川になっていたり、おそらく曽根教授を國學院大に勤務させたり)、論文デフォルトのあとで、日本原子力学会誌の誤記に対し、

私は、人間というのはどのように注意しても、判断ミスや誤記は避けられないと考えております。ですから、そのような問題は寛大に扱う必要があると考えております。

発言してるのは、「間違いでもよいから、断定的に話す」事の実践のなのか。

 その結果が、これなのだが(テレビ朝日系列 TVタックル 2005/09/12放送分)。

IT0002005091307432602921e7d6.jpg

私は、ことがことだけに、真実を曲げず、危ない話に対して、言葉を選びながら、慎重に表現したつもりである。(参考

としたインタビューが、逆に「原子力発電所の多重の防護システムを無視」したあげく「視聴者の皆様、周辺住民の皆様に誤解や不安を与える結果」になってしまい、あげくTV局にお詫び放送をさせる事態にまでなったのは、やはりデマゴーグやミスリードの怖さを知らない所行と言うべきか。


   安全論の著書すらなく、JR出身で金沢工大という地方私立三流大学のN教授は、身内の不祥事を見て、放心状態になり、死んだふりをして、表に出られなかった。とか言っているが(参考)、その永瀬教授が出ない理由は、ここにある。

「鉄道ジャーナル」という鉄道マニア向けの商業誌に執筆している連中は、しょせん、素人にすぎない。厳密な議論をすれば、学会論文誌に掲載された論文にしか真実は記されていないのだ。「鉄道ジャーナル」って、しょせん、広報誌だろう。

とはいうが、

テレビは、世の中との接点を維持するためのサービスタイムに他ならない。

 そのサービスタイムで、ミスリードをやられては、真剣な研究者や技術者への侮辱である。

 曽根教授をおひなさまといったが、その誤った発言の社会的影響を何ら考えずに、TVウケするためだけにニヤニヤと出演を受けて、TVの走狗になっている。あなたこそ、TV画面の「おひなさま」だ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー